──記憶をテーマにした小説「記憶の渚にて」

もともと、人間の意識がどこにあるのかっていうのを考え続けているんですよね。
単純に言うと、死んだらどうなっちゃうのかな?って。
生まれる前にどこにいたのかなというのを、いつも考えていますね。死ぬのは怖いというのもあるんですけど。
僕は物書きを始める前から、そうなんですけど。インスピレーションとかアイデアとか、そういうものが、自分の中から内発的に出てくるっていうのが薄くて。
肝心なことは、全部外側から突然やってくるんですよ。自分でそう感じてるだけで、自分の頭の中にあるものは、ある種一つの映像みたいな形になって投影されているのかなと思いますけど。
”こんなこと、考えたこともなかった!”ということが、わりと頭の中にひらめくんですよね。その時に、自分の外側に、ある種、知恵のプール、意識のプールがあって。
電極を繋ぐようにして、それをもらっているんじゃないかと思うんですよね。

○書籍情報
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