今年2015年は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」が描かれた年!

「僕は大木さんと年が近いので、見ている映画も近いんだと思います(笑)。パート1の何が素晴らしいかというと、冒頭でスケートボードで街を進むシーン、あれが重要なんですよ。そのシーンを観る事によって、街の構造が刷り込まれるんです。
時計台があって、その周りには何があってみたいな。タイムスリップをした時に、80年代はこうだけど、50年代はこうと、いちいち説明をしていないので、観客の記憶力を信頼して作ってるんですよ。見ただけでわかるというのは、観客と作り手の信頼関係のもと出来ているんですよ。

パート1の時点では続編は考えてないし、もともとは低予算で作るという事だったんですよね。タイムマシンは冷蔵庫にしようかとか、主役が変わったりしたんです。最初はエリック・ストルツという役者だったのですが、合わないからという事で6週間で降ろされたんです。
そこで選ばれたのがマイケル・J・フォックスなんです。当時の彼は昼はドラマの撮影で多忙でした。それで何が起こったかというと、タイムマシンが光ってタイムスリップするシーンがあるじゃないですか。マイケルが夜しか撮影出来ないから、ああいう映像になったんですよ。昼にやっていたらああなってなかったですね、限られた時間で撮影をしたからこそですね。

タイムマシンの燃料はプルトニウムで、1955年当時、どこに行けばプルトニウムが手に入るのかというと、核施設。でも、お金がないから、核施設なんか作れないんですよね。だから、雷というアイデアに行き着いたわけです。お金がない事が、色々味方についた映画ですね」

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