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オンエアレポート

ネギが太くなる“菌根菌”

オンエアレポート

TIME 2022.11.24

thumb今回、注目するのはこちらです。

「ネギが太くなる“菌根菌”」


今回のイノベーターは、「松本微生物研究所」の忠地真吾さんです。


忠地さん、「菌根菌」というのは、一体、何なのでしょうか?

「菌根菌は、植物の根に共生して生育するカビの仲間です。
植物の根に共生した菌根菌は、土の中の養分や水分を植物に供給し、
代わりに植物からは菌根菌のエサをもらって、
互いに共生関係(=winwinの関係)を築き、結ばれています」


では、松本微生物研究所が開発した菌根菌「育苗用G2」を使うと、
なぜ、ネギが太くなるのでしょうか?

「簡単にメカニズムを説明しますと、
菌根菌が植物の根に住み着いて、土の中に菌糸を張りめぐらせます。
菌糸は、根では届かない養水分(特にリン酸)を植物に供給できる働きがありますので、
ネギが太るなどの効果が期待できるというわけです」


この菌根菌を使った、ネギ農家さんからは
「太い苗がつくれる、ネギが太って秀品率が上がる、乾燥に強くなる」などの声が
寄せられているということです。

ネギ農家さんから重宝されている、この菌根菌。

微生物メーカーである「松本微生物研究所」が、
なぜ、どのような思いがあって、開発したのでしょうか?

「これまで、様々な微生物を扱ってきましたが、
菌根菌は、大量培養(=大量生産)が難しいんです。
その反面、日本の農業に役立つ、素晴らしい機能を持った微生物なので、
だからこそ、会社の強みになるのではないかという思いで、
20年程前から研究開発を続けてきました」

「目に見えない微生物ですが、
菌根菌という農業生産を支える微生物が存在することを知っていただきたいなと思います」


忠地さん、「菌根菌」が日本の農家さんを陰で支えていること、
ちゃんと覚えておきます。

皆さんも、野菜を食べるとき、食べたとき、
菌根菌のことをほんの少しでも思い出してあげてください。

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