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梨の産地で始まった“花粉”を生産する動き

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TIME 2024.04.11

thumb今回は、こちらに注目します。

「梨の産地で始まった“花粉”を生産する動き」


今回のイノベーターは、JAいちかわ 市川経済センターの武藤健司さんです。


梨の産地として有名な千葉県市川市で、梨の花粉を生産する取り組みが始まりました。
これにはどのような背景があるのでしょう?

「去年、中国で火傷病という病気の発生が報告されました。
感染力が強くて、最終的には木全体が枯れてしまうといった危険性がありまして、
花粉の輸入が停止となりました」

「中国産の花粉が使用できなくなったことを受け、
梨の生産者の支援のために花粉の生産といった計画を、現在、進めております」

これまでは中国産の花粉を使っていたのでしょうか?

「花粉を自分で取る作業は生産者が行っているんですけれども、
コスト的な背景であるとか、日本らしい適合した品種というところで、徐々に輸入するようになりました」


中国の花粉を使用できなくなった今年は、どのような状況なのでしょうか?

「生産者が梨の花をとって、花粉を採取するといった作業に移れるように準備しています」

「以前は、全て自分たちで取っていたというところもありますので、
生産者としてノウハウが全くないわけではないんです」


花粉を取るために、梨の生産者や果樹園を新たに揃えるということなのでしょうか?

「生産者は今、梨の実を取るための園で並行して花粉を取っているというのが現状です」

「将来的には、JAとして花粉採取の専用園を育成して、生産者の支援にあたりたいなと。
国内で5年先10年先、安定して生産できるような花粉の生産計画を実現させたいなと思っています」


農家さんに梨の花粉を販売できるようになるのは、いつ頃になりそうですか?

「現在、畑の整備をしておりまして、今年の秋に苗木を植える予定です」

「植えてから花粉が安定して取れるまでは5年後ぐらいの期間が必要と言われておりますので、
そういった中期的な計画を立てております」

「例えば、その間は枝を早いうちに切って、早い時期に花粉を採取するとか、
そういった技術の研究も、日々、進んでおります」


中国で発生した火傷病がきっかけで始まった、今回の動き。
武藤さんのお話を伺って、
不測の事態に備えて輸入に頼っているものを点検し、国内での生産体制を整えることが大切だと感じました。

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