東京の桜の花が風に舞いはじめた春の日、日比谷公園に一人のフランス人の女性がいました。

小さなケルティックハープを携えた彼女の名前は、セシル・コルベル。ジブリのこの夏公開の新作「借りぐらしのアリエッティ」の主題歌をうたう女性です。


「私はずっと昔からジブリ映画の大ファンで、私の音楽のすべてはジブリ映画から大きな影響を受けています。」

1年前、去年の四月に、鈴木さんに、こんな手紙とCDを送った、フランスのほとんど無名の女性ミュージシャンは、なぜアリエッティの主題歌を歌うようになったのか?

まるで、桜の花の精が見せる夢のような物語がはじまりました。

ジブリ汗まみれ、今週と来週は、来日したセシルコルベルさんのインタビューの模様をお届けしたいとおもいます。