2019.2.15

元プロ野球・高橋尚成、メジャー行きの理由は上原浩治!?

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE」。1月27日(日)の放送は、元プロ野球選手で野球解説者の高橋尚成さんが登場。丸山が高橋さんの野球人生に迫りました。

高橋尚成さん(右)とパーソナリティの丸山茂樹



高橋さんは、1999年にドラフト1位(逆指名)で読売巨人軍に入団。2000年~2009年のシーズンで通算79勝を挙げ、チームに貢献。2010年にMLBのニューヨーク・メッツとマイナー契約を結び、1年目に10勝を挙げる活躍を見せました。その後、ロサンゼルス・エンゼルス、シカゴ・カブスなど数球団を渡り歩き、2014年シーズンより横浜DeNAベイスターズに移籍し、日本球界に復帰。そして、2015年シーズン後に引退を表明しました。

◆プライベートで親交のある2人

丸山:いつもはヒサちゃんと呼ばせてもらっているので、いつもの感じでいかせていただきます。

高橋:いいですか、パイセンで。

丸山:いいですよ~。少年時代はどんな生い立ちだったの?

高橋:少年時代は野球が大好きすぎて……でも練習が嫌いだったんです。上手くなりたい気持ちはあるけど、一番じゃなくてもいいかなという感じでしたね。

丸山:付き合っていると、今でも節々でそういうところがあるよね。

高橋:一番の人は行っていいからって。俺はその後ろを「付いていくから!」みたいな。

丸山:逆にギラギラした欲もなくて、みんなとうまく対応できる能力があるような気がする。俺が、俺がって感じじゃなくて。

高橋:自分の立ち位置を理解して付き合っているのはあります。「ドラえもん」で言ったらジャイアンじゃなくてスネ夫ですね。僕が巨人に入団したときは、スーパースターの集まりのような状態だったので、立ち位置とか、その人たちにないものは何かといつも見ていたような気がします。

丸山:高校のときに甲子園でベスト8まで進んだときは、プロからオファー的なものはあったの?

高橋:そうですね。

丸山:でも駒澤大学に進んで、社会人までプロ入りを待った理由は?

高橋:世間の皆さんに実力が認められていなかったということもあると思います。

◆大舞台でも“心は熱く、頭は冷静に”

丸山:そして、2000年のプロ野球デビューは初登板で初勝利と。やっぱりドキドキしたの?

高橋:もちろんいい緊張はしたんですけど、ガチガチになるような緊張ではなかったです。心は熱く、頭は冷静になっていた自分がいましたね。

丸山:デビュー戦で冷静でいられたのは、高校でポンとプロに進まず、大学、社会人と場数をいろいろ踏んだことが良かったのはある?

高橋:社会人を経験できたのはすごく大きかったです。

丸山:1年目に日本シリーズで初登板初完封と度胸のあるところを見せているよね。

高橋:大舞台は「はい、いらっしゃい!」みたいな、楽しめた感じはありました。

丸山:根拠のないB型のね。

高橋:そうそう。「ここで目立たなかったら、俺はいつ目立つんだ!?」みたいな。スターにはなれないけど、脇役で二番手、三番手でいれば居心地いいんじゃないかって。

◆メジャーリーグに興味を持った上原投手の存在

丸山:尚ちゃんが「メジャーに行きたい!」と思ったスイッチって何かきっかけがあったの?

高橋:すごい選手が挑戦するものだと思っていたので、もともとメジャーに行きたいという気持ちはほとんどなかったんです。当時は松井(秀喜)さんや松坂(大輔)くん、イチローさんとかすごい選手ばかり行くな~と思いながら見ていたんです。

丸山:うんうん。

高橋:きっかけは、上原(浩治)ですね。僕の1年前に巨人に入団して、誕生日が1日違いの同級生でずっと仲良くしていて。彼はずっとメジャー志向があったので、ポンとメジャーに行ったんです。それで、アメリカでやっているときの表情がもうニッコニコで。今まで見たことがなかったんですよ。それで「アメリカに何があるんだろう?」って。

丸山:ちょっと興味を持ち始めて。

高橋:そうです。行ってみたら面白いのかなって。

丸山:不安は?

高橋:メジャーに行くと決めたときは、不安ばかりでした。こんなに野球のことで悩んで眠れなくなったのは初めてでした、34歳で。

丸山:かわいいところがあるね(笑)。

高橋:悩んだ挙句、アメリカに行って得るものは多かったです。

丸山:そうだよね。僕も結果とか記録とか大して残していないけど、(海外で)得たものは大きかった気がする。

高橋:いやいや、パイセンすごい成績残していますって!

2月17日(日)の放送は、タレントの関根勤さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!

【番組概要】
番組名:五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/backnine/
番組Instagram:@sundaybacknine_tfm/
2019.2.14

BEGIN上地等にとってゴルフは「音楽をがんばる」ために欠かせないもの

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE」。1月20日(日)の放送は、前回に引き続き、BEGINの上地等さん(Pf&Vo)が登場。海外での活動やゴルフについて話を伺いました。

BEGINの上地等さん(右)とパーソナリティの丸山茂樹



◆海外でも愛されるBEGINのサウンド

丸山:最近はブラジルやハワイで公演をしたり、島の会があるという話を聞きました。

上地:呼んでいただいて初めて知ったんですけど、日系の方が全世界にいらして。なかでも沖縄県出身の方は、100年ぐらい前にいろんな国に行っているんですよね。

丸山:はい。

上地:100年経ってどうなっているかというと、みんながんばっていて、地元の方から尊敬されている方もすごく多くて。お会いしたおじさんが言っていた「自分は何10年と故郷に帰っていない。でも、孫が日本を好きで帰っている。でも自分は(ブラジルの)赤土の下で眠るんだ」という言葉がとても印象に残っています。

丸山:僕は、2016年リオデジャネイロオリンピックのときに初めてブラジルに行ったんですけど、上地さんが行かれたのはサンパウロですか?

上地:そうです。

丸山:サンパウロのほうが日系の人が多いですよね。いろんな地でのエピソードもあると思いますけど、「涙そうそう」はハワイでも愛されていると聞きました。

上地:そうですね。

丸山:僕のなかでBEGINといえば「恋しくて」なんですけどね(笑)。

上地:ありがとうございます。ハワイでは、ケアリイ・レイシェルさんというハワイアンたちに尊敬されている歌手が、「涙そうそう」を歌ってくれた影響もあって、フラダンスでも「涙そうそう」を使ってくれるんです。

丸山:「涙そうそう」は夏川りみさんも歌っていますよね。

上地:ヒットしてくれたのは夏川りみさんでしたけど、もともとは森山良子さんのオリジナル曲として僕らがメロディーを書いて、森山良子さんの歌詞で出した歌なんですよ。

丸山:森山良子さんって何で島の心とかがわかるんですかね。

上地:ねぇ、「さとうきび畑」とか。森山良子さんの声は、本当に誰にでも染み込むというか。

丸山:森山家の声は素晴らしいですよね~。

上地:森山直太朗くんも素晴らしいです。

◆BEGINで行ってみたい国は?

丸山:ブラジルやハワイのほか、上地さんが行ってみたい場所はありますか?

上地:日系の方がたくさんいらっしゃる場所がまだまだあるんです。BIGINで行くなら、それこそロサンゼルスとか、ペルーやチリ、ボリビア、アルゼンチンなどにはぜひ行きたい。あと、個人的には、マスターズ・トーナメントの地を1度でいいから踏んでみたい。

丸山:ジョージア州ですか。15年ぐらい前に知り合っていたら「ぜひ!」って言えたんですけどね~(笑)。

上地:あの雰囲気を味わってみたいです。

丸山:上地さんはゴルフが大好きとのことで。全英オープンと全米オープンでしたら、いつでもいらしてくれたら、サッとチケットを渡せますけど(笑)。今年の全米オープンはペブルビーチですよ!

上地:おぉ!

丸山:僕がラウンドリポーターをやっている横を歩いてもらおうかな。目の前で見られますから。

上地:アハハハハ(笑)。

◆BEGIN上地等にとってゴルフの魅力は?

丸山:上地さん、ぶっちゃけ、スコアを聞いていいですか?

上地:ベストは83です。

丸山:上手いじゃないですか! ゴルフ歴は?

上地:2013年からです。

丸山:まだホットじゃないですか。考えようによってはまだ伸びますよ。

上地:ちょっと道具を変えてからどんどん下がっちゃって……。

丸山:何でですか?

上地:自分ができると錯覚しちゃったんでしょうね。

丸山:ちょっと難しいハードスペックにいったんですか?

上地:そうかもしれないです。

丸山:今の時代はハードスペックではなく、より一層振りやすくてやさしいほうにいかなきゃ駄目です。

上地:そうですよね。

丸山:年齢を重ねたら3番アイアンを打ちたいという夢と希望は捨ててください。ハイブリッドとかショートウッドとかたくさんありますから。見栄じゃないんです。上がってなんぼです。

上地:上手に見せたいという意識があるんでしょうね。

丸山:ノーチャンスです(笑)。ゴルフはやっぱり上がってなんぼですから。この心がある人のほうが逆に上手くなるんですよ。

上地:わかりました!

丸山:見栄を張ると、かっこいいパターを使いたいとか、高いアイアンを使いたいとか……これはNGです。それなりに合ったものを使っていって、ちゃんと自分のものにして、もっとクラブの機能性とかをわかってからがステップアップです。

上地:肝に銘じます(笑)。

丸山:上地さんが思うゴルフの最大の魅力は何ですか?

上地:ゴルフをやっていると、いろんなことをがんばれるんですよ。僕らは音楽をやっていますけど、いつゴルフをやると決めた瞬間から、音楽もがんばれるんです。「よし、これに向けてがんばるぞ!」って。

丸山:ミュージシャンの方はリズム感がすごくいいので、ゴルフを覚えたらすごく良くなると思いますよ。

2月17日(日)の放送は、タレントの関根勤さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!

【番組概要】
番組名:五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/backnine/
番組Instagram:@sundaybacknine_tfm/
2019.2.2

BEGINの“運命”を変えたきっかけとは?

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE」。1月13日(日)の放送は、BEGINの上地等さん(Pf&Vo)が登場。故郷・石垣島のことやデビュー当時の話などを伺いました。

BEGINの上地等さん(右)とパーソナリティの丸山茂樹



BEGINは、メンバー全員が沖縄県石垣島出身。1990年にシングル「恋しくて」でデビュー。「島人ぬ宝」、「涙そうそう」など老若男女に歌い継がれる代表曲の数々、さらにはブルースから島唄まで多彩な音楽性と温かいサウンドで多くのファンを魅了しています。

◆丸山と上地さんに共通の友人がいた!?

丸山:僕もBEGINの曲は大好きで、「恋しくて」とかカラオケで絶対に歌います。「涙そうそう」も素敵な歌ですよね。

上地:ありがとうございます!

丸山:島唄はちょっと演歌っぽくも聴こえるけど、独特のこぶし回しがたまらなく好きでよく聴いています。石垣島といえばこの間、自転車ロードレーサーの新城幸也選手(石垣島出身)に来ていただいて、とても面白い話をしてくれて。独特の世界観でした。ギャラリーの数を聞いたらゴルフの比じゃないという(苦笑)。石垣島からたくさんのスーパースターが輩出されていますけど、島根性みたいなものがあるんですか?

上地:あるでしょうね。例えば東京に来て、沖縄出身ってわかった瞬間に「おぉ、そうか!」みたいな同士になる感じがあります。さらにそれが石垣島出身だともっと強いです。

丸山:へぇ~。ぶっちゃけ、島々での派閥ってあるんですか?

上地:ありますね。沖縄本島、宮古島、石垣島と大きい3つの島を、本土の方は一緒に見ますけど、僕らにとっては全然違うんです。言葉も人の感じも違うし。

丸山:やっぱり、沖縄本島の人から見ると、島の人たちのことは石垣島なのみたいな?

上地:そうそう。ちょっと上から目線です(笑)。

丸山:沖縄はこの時期も暖かいんですか?

上地:そうですね。そろそろ桜が咲きますので。

丸山:そんな感じですか!?

上地:桜の種類が違うんですけど、3月になると石垣島の桜は青々とした緑色になるんですよ。

丸山:僕、宮古島には行ったことがあるんです。体操の森末慎二さんが住んでいるので一緒に宮古島でゴルフをしたり。

上地:僕も森末さんとはつながっているんですよ。

丸山:えっ! じゃあ、今度森末さん、上地さん、丸山で行きましょうよ。

上地:ぜひ! その情報は森末さんからずっと聞いていたんですよ。

丸山:森末さんも音楽が大好きで楽器も弾くし。よくカラオケも行くんですよ。

上地:森末さんとつながっていたから、(丸山に)そのことを言いたくて言いたくて(笑)。

◆BEGINの運命を変えたきっかけ

丸山:言ってくださいよ! BEGINといえば伝説の番組“イカ天”(TBS系音楽番組「三宅裕司のいかすバンド天国」)で2代目グランドイカ天キングになられて。

上地:実は3人とも音楽をやるのを目的に上京したわけじゃなくて、進学が目的だったんですよ。高校時代でバンドは終わったという思いで。

丸山:じゃあ、ちゃんと就職するつもりで?

上地:そう。進学して、普通の人生を歩むつもりで。でも、やっぱり田舎育ちなので都会に馴染めなくて……週末になるとギターの島袋優の家に何するわけでもなく集まるわけですよ。

丸山:心が痛くなってきた……。

上地:ボーカルの比嘉栄昇のひと言が、また音楽を始めるきっかけになって。上京して3年目ぐらいのときに、栄昇が「俺、来月石垣島に帰る!」と。「最後の記念に“イカ天”がブームだし、ちょっと応募してみるか」って軽い気持ちで応募したら、連絡がきまして。

丸山:それでチャンピオンになっちゃうんだ!?

上地:僕ら、そのとき持ち歌3曲ぐらいしかなかったですからね。

丸山:でもそれが響いたわけですもんね。

上地:本当に人生ってどう転ぶかわからない。

丸山:そんなBEGINは、バンドを組んでかれこれ何年ですか?

上地:組んだのはぼんやりしていますけど、デビューして今年で29年目になります。

丸山:すごい。じゃあ、僕が20歳のときにデビューされたんだ。

上地:そう、僕らは21歳のときにデビューしました。

丸山:BEGINは、4月4日(木)の東京・中野サンプラザ公演まで、「第23回 BEGINコンサートツアー 2019」を開催と。

上地:2月の中野サンプラザ公演がソールドアウトで、4月4日(木)の追加公演が決まりました!

丸山:丸山、行きます! スペース空けておいてください、立ち見でいいですから!

2月3日(日)の放送は、元プロ野球選手で野球解説者の高橋尚成さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!

【番組概要】
番組名:五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/backnine/
番組Instagram:@sundaybacknine_tfm/

Message & Present

プレゼント

番組の感想、メッセージをお待ちしています。送っていただいた方には、月替わりでプレゼントをご用意しています。

今月は「パターゴルフセット」です。
こちらを2名様にプレゼントします。
※応募締切:2019年3月31日(日)

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