今週の「Athlete News」は、2017年の総集編をお送りしました。
ゲストにお迎えしたのは、リオ・オリンピックのメダリストや高校野球界の名将、パラアスリート、ボクシングのチャンピオンなどなど……その数、50人以上!
2017年最後の放送は、ゲストの方たちの言葉で振り返りました。
●今年、プロスポーツ大賞を受賞したボクシングの村田諒太選手
5月20日、ミドル級のタイトルに初挑戦する直前、番組に出演して頂いて、プロのリングにかける思いを語って下さいました。
──プロの厳しい大海原はどうですか?
自分が思ってるほど大それたことってしてないと思うんです。物事って、過ぎ去ったことって全部大したことじゃないじゃないですか?
金メダルとったことも、過去のことになってしまったら”そんなこともあったな”くらいのもんですし、プロに転向する時も、僕は大学の職員だったので、一か八かの世界に行くのも悩みましたけど。過ぎてみたら、”なんであんなに悩んでいたんだろう?”と思うんですよ。
──でも、過去の栄光にすがりたいという人も多いですよね?
それはあまりカッコよくないですよね。
僕は高校が京都だったんですけど、進学するときに東京に行くか、関西に残るか迷っていたんですけど、高校の先生に「お前、こんな小さな街でインターハイ優勝したんだって自慢して生きていくんか?一回外に飛び出してみろ」って言ってくれた先生がいて、昔の事にすがりつくっていう感覚はない方が良いかなって。
一歩を踏み出す勇気とか、背中を押してくれる人だったり、そういうのがあるかどうかっていうのが重要なことですよね。
●リオ・パラリンピック陸上女子400メートルで銅メダルに輝いた辻 沙絵選手
──辻選手が思うパラスポーツの魅力は何ですか?
パラスポーツは人間と道具の融合なので、そこって難しいんですね。
義足だったり、義手だったりとか、コントロールしようと思ってもできない部分だったりとか、自分の努力次第で物をコントロールして、いい記録を出せたり。普通のスポーツではなかなか見られないスポーツなので、そこが一番の魅力かなって思います。
──ご自身のアスリート人生を通じて伝えたい事があったら教えてください
何事も挑戦する事です。やらないで後悔するより、やって、そこからダメでも、”次はどうしよう”とか、学びが起きると思うので。
”とりあえずやってみる”という事が大事だと思います。
●リオ・パラリンピックの競泳日本代表、一ノ瀬メイ選手
──一ノ瀬選手にとって、水泳ってどんな存在ですか?
一言で言うと「軸」です。生活の真ん中にあるのも水泳で、自分が普段いろんな選択をして生活してると思うんですけど。
その選択をするにあたっての物差しも水泳で、考え方の軸もすべて「水泳」で培ってきたと思うので、「軸」だと思います。
私は片腕が無いんですけど、普段、そういう人を見る機会とかって無いと思うんですけど。
9歳からパラリンピックを目指し始めたんですけど、当時はパラリンピックという言葉を知らない人が周りにたくさんいて。
自分がメディアに出ることで、パラリンピックというものをもっと知ってほしいと思います。
●中西麻耶選手。21歳の時に仕事中の事故で右足を失った中西選手ですが、プロ宣言をして、スポンサーを集めながら競技を続けていくことは、決して簡単な道では無かったといいます。
障害を持った人はアクティブに挑戦していくとか夢を追い求めて、ボロボロになりながら夢を掴むということが、受け入れられていなかった時代だったんですよね。
でも、私は元々スポーツ選手で、ある日突然足を失ってしまうわけですけど。
私の感覚の中では、足の切断はスポーツをしているうえでの一案件でしかない感覚だったんですよ。
1人のアスリートとして復帰をして最大パフォーマンスをあげていくということに務めたかったんですけど、それがあまり受け入れられなかったところはありました。
はっきりと言えるのは個性を得たと思います。
足の無い自分が努力をして、跳躍することで心を惹かれる人は沢山いると思うし。
それまではテニスをしていましたけど、テニスをしているだけで個性があったのかなと思うと、なんとなく中西麻耶らしさって無かったと思うんですよ。
競技だけではなく、人生に対して、中西麻耶らしい人生の送り方を教えてくれたのが切断をするという出来事だったので。
私にとっては、この事故があったからこそ強くなれたし、色々な体験をしたけれども、足を失わなければこの人生は無かったと思っています。
●女子の活躍が目覚ましい昨今のスポーツ界から、オーストラリアで活躍する、日本人唯一のプロラクロスプレーヤー、山田幸代選手です。
山田選手のオーストラリアで戦うメンタルについてのお話しが印象的でした
──オーストラリア代表に選ばれてしまうと、日本代表には戻れないんですよね
そうですね。その前に移籍してオーストラリアの代表としてカードをもらうんですけど、その時点でどこの国にも移籍はできないので、人生一度きり。
だから、代表になれなくても戻れない。でも、それは日本代表の監督として、その経験を持って帰って来たいからっていうのがあったので。移籍をすると決めた時は、自分だけじゃなくて未来の日本のために、と思って行きました。
──オーストラリアは強豪ですが、日本との違いを感じましたか?
やっぱり感じました。ファンダメンタルっていう基礎が上手くて。
日本ってサッカーでもよく言われますけど、チームで勝っていって、素早さで勝っていくってなるんですけど、でも海外の人達っていうのは、大半の人たちは日本選手よりは遅いですが、トップの人たちはやっぱり速くて、技術があって。その人達と戦わないと分からない事がたくさんあって。
なので、そういう所を持って帰りたいなって思ってるんですけど。
日本は日本の中で素晴らしいラクロスをしていて、でもそれで世界で戦うってなった時には気持ちの面で落ちた部分から始めて。
「戦えるのかな?」とか。やっぱり他の国の人たちの精神面は全然違いますね。
オン・オフもはっきりしていますし、そういう所が学ぶべきところかなと。
●腹筋女子、筋トレ女子が憧れるカリスマトレーナー、AYAさんです
──AYAさんは、その体型からは想像できないんですけど、甘いものが好きなんですよね?
大好きなんです。スイーツとかスナック菓子とかホントに好きなんです。
平日は絶対食べないんですけど、お酒も口にしないですし、土日は自分を甘やかす日「チートデイ」として決めてるので、そこで好きなだけ食べます。
──食事で気を付けている点はありますか?
炭水化物を食べないと思われているんですけど、朝には食べますね。
午前中にトレーニングしているので、朝におにぎりとか卵とかサラダを食べて、炭水化物でエネルギーを補給しておいて、トレーニングでエネルギーを使いきりますよね。
お昼には、野菜メインなんですけど、魚だったり、チキンを食べることもありますし。
手づかみ程度のナッツを食べるとお肌にもいいので、1日に必要な脂肪が摂れるので。
脂質は摂ったほうがいいいですね、お肌がカサカサになっちゃうので。
夜には寝るために体を温めないといけないので、あったかめの温野菜と、お肉だったりとかが多いかな。
●今年からスタートした「名将シリーズ」、第一回は、かつてPL学園の野球部を率いた高校野球界の名将・中村順司さんに伺いました。野球で学んだことをいかにその後の人生に活かすか、人間育成が印象的でした