今週の「ATHLETE NEWS」は、「オグシオ」の愛称でバドミントン選手として北京オリンピックに出場した小椋久美子さんをお迎えしました。
小椋さんは2010年に現役を引退。現在は、スポーツインストラクターとしてご活躍されています。
ー小椋さんは、現在スポーツインストラクターとしてご活躍されているそうですが、具体的にはどのような活動をされているんですか?
「全国を回って、子供達にバドミントンの指導をすることが多いですね。ラケットを握ったことの無い子もいるので、当たって返った瞬間とかは喜んでくれるので、初めての子の方は分かりやすく喜んでくれますね」
ー小椋さんに教えていだただいたら、貴重な経験になるし、「オリンピックを目指したい」という子もいっぱいいるんじゃないですか?
「そう思ってもらえると、一番嬉しいですね。私が中学生の時に陣内貴美子さんが地元に来てくれて、対戦もしたんですよ。それをすごい覚えていて、その感動があって、こういう選手になりたいと思い描いた所がありました。今教えてる子達に、そうやって思えてもらえたら嬉しいなって」
ー子供達の前では、速いスマッシュなども披露したりするんですか?
「しますね。初心者の子達って、体験したことないじゃないですか。だから、スピード感を体験してほしいなと思って、コートを挟んで向こう側に立ってもらって、私のスマッシュを受けてもらうっていうのをやっています」
ー毎回、ゲストの方のお気に入りの一曲を伺っています。小椋さんが現役時代によく聴いていた曲、心の支えになっていた曲などはありますか?
「Mr. Childrenさんの「 終わりなき旅 」です。私がすごい落ち込んだり、試合に負けた時によく聴いていたんです。海外の大会って続けて行くんですよ。一週目の大会で負けても、落ち込んでる暇もなく次の週に違う国で大会がある。
気持ちを切り替えないといけないんだけど、自分のせいで負けたりすると、コーチに怒られたときは、ひとりぼっちな感じがしちゃう時があって…。そう思ってたとしても、それを引きずって次の大会で負けてしまったら駄目だし…、という時によく聴いていました」
ー特に好きなフレーズはありますか?
「『高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな』という歌詞、負けて壁にぶつかったりしてる状況で、次の大会では、またいい結果が出せると思わせてもらえたり。『誰の真似もすんな 君は君でいい 生きる為のレシピなんてないさ』怒られて、ひとりぼっちになった時に、自分らしくいこうかなと思って、そのフレーズにも励まされましたね」
ー逃げ場のない海外ですもんね
「逃げ場がないけど、逃げるわけにいかない状況の時に聴いてましたね。
ーそう考えると、「また現役に戻りますか?」なんて言っても、なかなかそこに帰るのは大変ですよね
「センターコートで戦ってる選手を見てると、カッコいいなと思って(笑)。”あそこに立ってたんだもんな〜”とかって思うと、良いなとたまに思うけど、そう思ったとしても、”でも、練習がな…”って、現実に戻るんですよ(笑)」
ー去年の日本バドミントン界はすごい年でしたね?
「今年も世界の最高峰の大会の、男女混合の団体戦があるんですけど、その大会でも2位になって。個人でも頑張っていて、女子ダブルスで世界で1位の�盒供�松友ペアがいますね」
ーどうしてこんなに強くなったんですか?
「急に強くなったというわけではないと思うんですけど。一番は、私たちが北京を目指すときの4年に来てくださった、韓国の、バドミントン界では神様と言われてるくらいすごい方が総監督になられて、世界で戦っていけるんだよという自信をつけさせてくれました。
世界で戦って来た方なので、その方の言葉が大きくて、そこから徐々に世界で戦っていく上で、結果を残せるようになっていって、今の世界ランキング1位にいけるくらい、今の子達のレベルが上がって来てるんですよ」
ー17歳にして全日本選手権大会で、最年少優勝を果たすなど大活躍した山口茜選手。すごいですよね
「去年、初優勝なんですけど、それまでも実力がある選手でした。何がすごいって、メンタルですね。普通、高校生とかって、相手に点数を離されたり、とられたりしてるとき、そこから崩れていったりするんですよ。
メンタルの部分でもしっかりしてるので、立て続けに点数をとられるっていう事がほとんどない、表情が変わらない。ポーカーフェイスなので、”何を考えてるんだろうな?”っていうような、相手からしたら嫌だなと思わせる表情もしますね」
ー来年のリオオリンピック、期待できますね?
「メダルもそうなんですけど、メダルの色もこだわれるんじゃないかと思います」
ー最後に、リスナーのみなさんに改めてバドミントンの魅力をお願いします。
「一番はスピード感だったり、音がすごく良いんですよ。生で試合を見てほしいなって思う、会場に足を運んでくださったら、その迫力が伝わると思うので試合を観に来てほしいですね。
来年がオリンピックなので、今年一番勝負の年なんですね。日本の選手も頑張ると思うので、応援に来ていただけると嬉しいです」