

楢��智亜、野口啓代、野中生萌ら、いまや世界トップクラスの実力を誇る日本のスポーツクライマー。
その3人と共に東京オリンピック代表に選ばれたのが、22歳の若きクライマー・原田海。
2018年、オーストリアで開催された世界選手権。
ボルダリングは、日本の楢��や海外の有力選手が、決勝を前に姿を消すというハイレベルな戦いとなった。
複数の課題に挑み、完登した数を競うボルダリングは、原田が最も得意とする種目。
原田は、第3課題まで全てを完登し、最終の第4課題を暫定1位で迎えた。
プレッシャーがかかる場面だったが、1トライ目で完登し、見事優勝。
壁から降りるとうずくまり、嬉しさのあまり涙を流した。
決勝で4つの課題全てを完投したのは原田ただ一人。
世界選手権初出場にして、表彰台の真ん中に立った。
その強みは、ホールドをつかんで体勢を維持する「キープ力」にある。
原田は、大阪・岸和田市で、自宅近くのボルダリングのジムに、小学5年の時から高校卒業まで毎日通い、その腕を磨いた。
ジムは老朽化しており、ホールドの表面が滑りやすくなっていたため、そこで練習しているうちに、重心移動で登る技術と体を支えるキープ力が自然と身についたという。
2019年の世界選手権は、オリンピック種目である複合で、日本人2番手となる4位入賞を果たし、東京オリンピック内定を勝ち取った。
また、去年のボルダリングジャパンカップでは、国内初優勝と勢いに乗る。
伸び盛りのクライマー・原田海、持ち前のキープ力を武器に、この夏の大舞台で、表彰台を目指す。
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