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Athelete News
19.07.06
レジェンドと呼ばれるまで
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今週の「Athlete News」ゲストは、元読売巨人軍 村田真一さんです。

村田真一さんは1963年12月5日生まれ。現在55歳。兵庫県のご出身。
1981年、滝川高校からドラフト5位で巨人に入団。
「チュウ」さんという愛称でファンから愛され、1990年に正捕手の座を掴み
連覇に貢献。ベストナインに選ばれました。
その後も1994年、1996年、2000年とリーグ優勝し、
1994年、2000年は日本一に。2000年の日本シリーズでは優秀選手にも
選出されました。そして、2001年に引退。    
引退後はコーチとして巨人を長きに渡り支えてこられ、
昨シーズン終了後、1軍ヘッド兼バッテリーコーチを退任されました。
今シーズンからは解説者、評論家としてご活躍されています。


──2001年に現役を引退され、2年間バッテリーコーチを務めた後、2006年からずっとユニホームを着ていらっしゃいましたが、やはり巨人は特別な球団なんですか?

僕はどこも一緒だと思ってますけどね。どのチームも優勝を目指してやってるわけですし。

──テレビ中継などもあり、注目されること多かったと思います。良いところも悪いところもありそうだな、と思うんですが……

自分たちが現役のとき、90年代っていうのは視聴率が約15%から20%で、そういう中で10年くらいやらせてもらえましたけども、非常にありがたかったですね。
やっている意義と言いますか、有名になったなと思えましたし、幸せな人生やったと思ってます。
エラーをしたら叩かれることもありますけど、みんなに見られてなんぼの世界だと思っていますし、日本一になって何回か銀座でパレードをやらせてもらいましたけど、50万人くらいの人が見にきてくれるんですよ。鳥肌が立ったのを今でも思い出しますね。

──巨人のレジェンド、村田真一さんの現役生活を振り返るうえで、欠かせない出来事がいくつもあります。
当時のことを振り返っていただきたいんですけど、読売巨人軍初の規定打席に到達しない1億円プレイヤーは村田真一さんだった、と


良いような悪いようなところですけどね。負けてる試合は全部ピンチヒッターですから(笑)。
吉村もいましたし、福王っていうのもいましたし、負けてて7、8、9いくってないですよね。ご苦労さん、って感じで一声で交代ですから。試合にずっと出ていても規定打数から離れていくみたいなときもありましたね。

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──捕手としての出場試合数「1087」は森祇晶さん、阿部慎之助選手、山倉和博さんに続く歴代4位の球団記録。
キャッチャーとしてどんな生きがいを持ち、どんな信念でチームを引っ張ってこられたんでしょうか?


どうやったら勝てるのかな、っていうだけですけどね。僕たちは藤田元司さんが監督で、よく可愛がってもらいましたし、怒られもしましたけど、
「キャッチャーというのは指一本でピッチャーの思考を変えるんだから、指一本に責任を持たなあかん。そのためにもバッターの癖や長所を知るのが大事」と、よく言われました。
よく野村さんがIDと言われますけど、藤田さんもそれに近いものがありましたね。

──現在の危険球退場ルールは、1994年5月11日神宮球場での
ヤクルト戦、ヤクルトの西村龍次さんから受けたデッドボールから始まったとも言われていて。
さらに1999年には、開幕直後の横浜スタジアムでの横浜戦。
齋藤隆さんが投げた真っ直ぐが顔面にデッドボールを受け顔面骨折。大変な手術をされたとか


そうですね。人生で1番痛かった手術ですね。病院に行ったんですけど先生がすごく良い先生で。
3ヶ月後か4ヶ月後に復帰したかったら、すっごい痛いけど局部麻酔けど…って言われて。でも、顔がちょっと顔面がちょっと変形するかもしれないよって。
顔を切ってパットを入れてもいいけど、そしたら今シーズン絶望的だけどどうする? 局部麻酔だったら今から手術するからって言われて、
1年間かぁ、給料下がるのかなぁとか考えて、「先生、試合に出たいんで局部麻酔で」って言ったんですけど、手術が始まって口にタオル突っ込まれて、顔を押さえつけられながら麻酔を打たれてドリルで穴を開けるんですけど、マスクされている隙間から血が2、3メートル近く飛んだのが見えたんですよね。
すごく痛くて、「先生、麻酔効いてない!」って言ったらもう1本打ってくれたんですけど、これが限度の麻酔の量なので、今度痛くてももう続行します。耐えてくださいって言われて。
舌を噛まないようにタオルをもう1枚突っ込まれて、痙攣しそうになったのを覚えていますね。

──途中でやっぱり違う手術で…とは言えないですもんね。

できないです(笑)。手術が終わったときに、今度ボールが当たったら全身麻酔だなって決めましたね。

──1994年5月18日福岡ドームでの広島戦。
槙原寛己さんの完全試合を達成した時マスクを被っていたのは、村田真一さん!
槇原さん以降、完全試合は未だ達成されていません。
完全試合は野手もエラーができないわけですよね。完全試合が近づくにあたって、ベンチの空気が重くなっていた中、あと1イニングというところで、村田さんが
「完全試合か、ホンマかい。マキよ、マキよここまできたらやってみいや!」と発言した。
ピッチングコーチの堀内恒夫さんが仰天したというエピソードがありますが……


6回が終わって7回にいく頃から槇原の周りに人がいなかったんですよ。槇原とは同級生で、彼がドラフト1位で僕は5位やったんですけど、とはいえ、どこかで完全試合なんて絶対無理だよとは思っていたんです。

──でも、そういう風に言ったら逆にプレッシャーから解き放たれますよね。

そうですね。僕はそう思ったので「ここまできたら完全試合やってみい!」って言ったら、周りが何いらんこと言ってんだっていう感じになって(笑)。
あれでもし完全試合できていなかったら、全員にお前のせいだって言われていたと思います。

──完全試合は野手もプレッシャーがハンパないんじゃないですか?

8回が終わって、9回に行く時に「こいつ、ほんまに完全試合するのかなあ」って思いましたね。

──達成した瞬間は、喜びでいっぱいだったんじゃないですか?

嬉しかったですよ! ただ、抱きつこうとしたらなぜか長嶋一茂の方が早くて(笑)。
最後、落合さんが巨人に来てから一番ダッシュしたのはあの瞬間だと思っているんですけど、ファーストフライを落合さんが猛ダッシュして取ってゲームセットやったんです。

──そこは落合さんの男気ってことなんですかね?

そうだと思います。あとで「村田! あれお前のボールだろ」って言われて、「落合さんビデオを見てください。ファーストの横ですよ!」っていう話をしたのを覚えてますね(笑)。

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──そして、去年の日本シリーズでは「甲斐キャノン」という言葉が流行りましたけども……

僕も見てましたけど、6回全部ストライクですもんね。

──やっぱり、甲斐選手は肩が強いんですか?

肩は小林君が強いと思いますよ。
甲斐拓也捕手はフットワークですよね。足の運びがいいですよね。耐えず準備できているというのは立派ですし、準備=予測してるんでしょうけどね。

──バッテリーで盗塁は防ぐものなんでしょうね

そうですね。どんないいキャッチャーでも、クイックで1.35以上だと刺せないですよね。ベンチでコーチとかがタイム測ってますから、どのチームもトップランナーを一人は置いてますね。

──一番速いクイックって何秒くらいなんですか?

ロッテから阪神に行った久保くんっていたでしょう。めちゃくちゃ速いんです!1.05秒とかの世界なので、もう年間盗塁ゼロです。
いいピッチャーっていうのは、セットでも普通で足上げて投げたりとか、急にクイックして投げるピッチャーもいるわけですよね。大きく足を上げてタイミングを取るバッターっていうのは、それでタイミングずらされたりしますよね。

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──村田真一さんの心の支えになっている曲を教えて下さい

中学校3年生の冬にアルバイトして、一番最初にレコード買ったのが、ビートルズの「LET IT BE」なんですよね。
ちょうどうちの親父が事業にちょっと失敗した時だったので、高校野球をやるべきやめないべきかすごい悩んでたときなんです。
たまたま、兄貴が聴いていたんですよ。いい曲だなって思っていて、友達の家に集まった時にこれが流れてきたんですけど、そいつがビートルズファンで初めて歌詞カードを見たんですけど、その時の自分の心境のような歌詞だったんです。
それで、アルバイトしたお金でレコードを買ったんです。結局、親父も俺も仕事頑張るから、お前も野球やってほしいって言うので野球を続けたんですけどね。

──最後に、番組を聴いてくださってるプロ野球ファン、プロ野球選手を目指している次世代の選手にメッセージをお願いします!

今でも僕は野球をよく観るんですけど、何が起こるかわからないスポーツだと思いますし、非常に面白いスポーツだと思いますので、一人でも多くの方に野球を観て一喜一憂してもらいたいなという思いはあります。
野球少年には、勝った時の喜びを知ってほしいですね。みんなで喜べますし、野球は楽しいスポーツでもあるので、好きになってもらいたいなと思います。
野球やっている子たちでも、打てない、守れないっていう壁にぶち当たる時もあると思うんですよ。でも、その向こうには必ずいいことがあると思いますので、なんとか続けていってもらいたいなと思ってます。
プロ野球選手になる人もいれば、やめる人もいるでしょうし、自分の子供に教えるかもしれませんし、地域の少年野球の監督になるかもしれません。
草野球でもいいですし、野球を続けてもらって汗かいて語り合って終わってからビール飲むもよし。映画見るもよし。そういう風に楽しんでもらえればな、という風に思います!


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今週のゲスト、村田真一さんの“サイン色紙”をプレゼントします!
ご希望の方は、番組WEBサイトのメッセージフォームからお送りいただくか、Facebookのアカウントをフォローしてコメントをしてください。
当選者には番組スタッフからダイレクトメッセージを差し上げます


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