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Athelete News
21.10.30
レジェンドから次の世代へ託す想い
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今週の「Athlete News」は、先週に引き続き、東京オリンピック 卓球・混合ダブルスで金、男子団体で銅メダルを獲得された、水谷隼さんをゲストにお迎えしました。

水谷隼(みずたに・じゅん)さんは、1989年生まれ、静岡県磐田市のご出身。
5歳から卓球をはじめ、青森山田高校2年の時には、当時史上最年少で全日本選手権を制覇。
2008年、北京オリンピックから東京大会まで4大会連続で出場。
リオ大会では、日本卓球界初のシングルス銅メダル、男子では初となる団体銀メダルに輝かれました。
そして今年の東京オリンピックでは、混合ダブルスで、伊藤美誠(いとう・みま)選手とのペアを組み、日本勢初となる金メダル、男子団体では銅メダルを獲得されました。



──今の卓球界は、若い選手が、特に女子は次々と誕生してますけれども、男子も新しい選手が全日本で活躍して優勝していたりしますよね。

男子は、今回のオリンピックでも一緒に闘った張本(智和)選手を筆頭に、張本選手を全日本選手権で破った及川(瑞基)選手とか、二十歳前後の選手で強い選手が4、5人いますね。

──5年前にゲストで来てくださった時に、(日本の)卓球人口は30万人ぐらいいるとおっしゃっていましたが、今、卓球はすごく(日本選手が)活躍していますよね。そしてTリーグもできましたし、競技人口は増えていますか?

卓球人口は年々増えていっていますね。去年はコロナの影響で数年ぶりに低下してしまったんですけども、基本的には年々増加傾向にあります。

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──やはり競技する方が増えれば増えるだけ、新しい才能というのは出てきやすくなる?

やはり人が多ければ強い選手が出てくる可能性も高くなりますし、今はTリーグもできて環境も整ってきているので、昔より世界で戦える舞台というのは整ってきていると思います。

──以前だと、水谷さんは早くから海外に行って海外のリーグで戦っていらっしゃった。そうじゃないと強豪選手と戦う機会ってあまりなかったと思うんですけど、今はTリーグに行けば、それこそ海外選手もいるわけですよね。若手にとっては相当恵まれた環境になりつつあるんじゃないでしょうか。

僕から見ると、ちょっと恵まれすぎてるかなとも思うんですよね。今だと、日本でTリーグに所属すれば(環境が整っている)。Tリーグって、4チームしかないんですよ。でも1チームに10人ぐらい選手がいて、余ってしまってるんですよね。試合に出ない若手がたくさんいるので、そういう若手とかは海外リーグに行ってもっと経験を積んでほしいなと思います。

──海外に行くことで得られるものって、技術だけじゃないですよね。

メンタルもすごく鍛えられますし、プロの集団に入ることによって、食事の部分だったり、卓球以外の部分でもっと人間的に成長できるとは思っています。
最近は、若い選手は、昔の選手みたいにガツガツしていないというか、“輪の中”に入ってしまっている選手が多いので、もっと一匹狼で「俺は他の選手とは違うんだ!」っていう選手を見たいですね(笑)。

──そして、今後の卓球男子を引っ張っていく存在。水谷さんから見た張本選手のすごさというのはどういうところですか?

いろんな技術ができますね。弱点がものすごく少ない選手なんですよ。昔は若い分、体格もそんなに良くなかったんですけど、今は身長も175cm以上あって、すごく体もしっかりしてきて、このまま練習を積んでいけば間違いなく世界のトップに上り詰めるんじゃないかなと思ってます。

──他に、水谷さんが期待している男子若手選手はいらっしゃいますか?

同じチームでプレーしている、及川(瑞基)選手という方で、今Tリーグで開幕から10連勝ぐらいしている無敗の選手ですね。(※10月24日時点で13連勝)

──それで若い選手が出てきて、水谷さんが築いてきたことを引き継いでいってほしいですよね。

今まで僕が、世界卓球やオリンピックでずっと日本を引っ張ってきたんですけど、今度の世界卓球もそうですし、パリ(オリンピック)でも、もう僕はいないので、僕の意志を継いでくれる若い選手が見たいなと思ってます。

──あと、やっぱり中国と言うと国を挙げて組織的に選手を鍛えるわけじゃないですか。そういう強さみたいなものもある?

2008年の北京オリンピックから、卓球では全種目でずっと中国が独占してきていますし、国が(競技を)バックアップして、今回も“オリンピックで優勝したらマンションがもらえる”とか、“車がもらえる”とか、中国がスポーツにすごく力を入れてるなというのは感じますね。

──その中国のプライドをへし折ったというだけで、気持ち良いですよね。

気持ちいいです(笑)。ずっと負けてきていたので。

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──そうですよね(笑)。あの中国ペアに勝って金メダルって、僕らが思う以上に、ずっと戦い続けてきた水谷さんの方が、その金メダルの価値を一番わかってらっしゃるのかもしれませんね。

今まで、変な話、鬱憤がたまるじゃないですか。毎回毎回負けて、今回も東京オリンピックまで0勝4敗だったので、その今までの負けを帳消しにできるのはもうオリンピックの決勝しかないなと思っていたので、今回勝てて本当にスッキリしました。

──(中国ペアの)許気販詩雯のお2人が、(決勝で)ちょっと焦ってたじゃないですか。“精神的に押されている、こんなのは見たことがないな”と思いました。あれはちょっと不思議というか、異様な感じがしましたね。

許気箸は、ずっと天を見上げてるというか、何か目つきがおぼつかなくて動揺してるなっていうのはずっと感じてましたね。

──逆に、その中国のプライドで“負けたらどうしよう”っていう、そういうことも色々影響があったのかもしれませんね。

ありますね。中国の卓球って機械みたいに正確なので、僕らはよく「マシーン」って言うんですよ。でも、オリンピックだけは(中国選手が)唯一人間に戻ってくれるんですよ(笑)。

──(笑)。毎回そういう、“隙”があるということですか?

そうです。それこそリオのオリンピックの(男子団体)決勝で許気鯒砲辰浸も、それまで0勝13敗だったんですけど、唯一オリンピックの決勝で初めて勝って(※チームでは中国に敗北して銀メダル)、結局それ以降も許気砲呂困辰班蕕韻討い襪里如◆陛豕オリンピックまで)勝ったのはその1回だけなんですよね。
だから、オリンピックの決勝だけは中国選手も人間界に下りてくれるので(笑)。

──中国にもオリンピックの魔物って住んでるんですね(笑)。

いますね。それはやっぱりすごいプレッシャーだと思いますよ。それこそ、今まで勝ち続けてるからこそ、まさかこの大舞台で負けちゃダメだっていう。勝ち続けているからこそ、大きなプレッシャーだったと思います。

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──ちなみに、東京オリンピックの活躍で、「水谷準カレー」の売れ行きも良いんじゃないですか?

今回、絶好調です(笑)。

──すごい笑顔ですね(笑)。今後は、卓球界に携わっていく? それとも卓球以外にも“こんなことをやりたい”といった目標はあるんですか?

「指導者にはならないんですか?」ってよく言われるんですけど、指導者は考えてないですね。

──全く考えていない?

全くというわけじゃないんですけど、今のところは。指導者が一番ありそうだと思われるんですが、僕の中では、一番、今のところはないかなと思ってます。

──それはなぜですか?

今のタイミングだと、(自分は)やっぱりオリンピックのチャンピオンとして見られるので、選手はみんな僕の意見を聞いたり指導を受けたいと思うと思うんですね。でもそうすると、今いる指導者やプロの講師の方の立場がなくなってしまうというか。

──でも、若くして海外に飛び出して行って、さらにオリンピックの舞台を経験されて、中国ペアを破って金メダルを獲得した経験がある。誰よりも経験値を持ってるわけだから、より多くのことを教えられそうな気もするんですけれども。

教えたい気持ちもあるんですけど、でも実際のところ、誰からもコーチになってほしいと言われてないんですよね(笑)。 ちょっと強がったかもしれません(笑)。

──オファーが来てから考えようかなと(笑)。

来てから考えますね(笑)。

──では、今のお気持ちとしては、今後はどういうことをされるのか、ご自身の中でイメージはあったりするんですか?

「今の自分の立場は何ですか?」って言われるんですけど、「エセタレント」って答えてるんです(笑)。
そういうお仕事をやりつつ、何か卓球のことにも関わっていけたらなと思っています。

──また新しいカレーをまた開発するなり。ひょっとしたら、一歩進んでカレー屋さんをやり始めるとか(笑)。

カレーも今3種類出てるんですよ。カレー2種類と、もう1種類は「ハンバーグハヤシ」。3月に「ハンバーグハヤシ」が出ました(笑)。

──さて、この番組ではゲストの方にcheer up songを伺っています。今週も水谷隼さんの心の支えになってる曲を教えてください。

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEで、「次の時代へ」です。

──この曲は5年前にもcheer up songで選んでくださいましたね。

好きなんですよ(笑)。リオのオリンピック時にもめちゃくちゃ聴いていて、試合の前には必ず聴いていましたし、この5年間もずっと聴いているんですよね。

──今回の東京オリンピックでも、あいみょんさんの曲も聴くし、この「次の時代へ」も聴いていたということですか?

はい。女性アーティストだったらあいみょんさん、男性だったら三代目 J SOUL BROTHERSで、この曲は一番聴いていました。自分が“勝負だな”と思った時には、大体この2組の曲(を聴いていること)が多いですね。


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今週のゲスト、水谷隼さんのサイン入り色紙を1名様にプレゼントします!
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