Legend Story
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18.12.22
川崎フロンターレ

1993年にスタートしたJリーグ。
連覇を成し遂げたチームは、ヴェルディ川崎、鹿島アントラーズ、
横浜マリノス、サンフレッチェ広島、そして今年、
5つ目のクラブとして名を連ねたのが、川崎フロンターレ。
   
昨シーズン王者の川崎だったが、
今シーズンの序盤は苦しい展開が続いた。
5月には、およそ3年ぶりとなる連敗を喫し4敗目。
この時点で、昨シーズンの負けの総数と並び
首位のサンフレッチェ広島とは、勝ち点差13、
連覇への道は険しくなったかに思われた。
しかし、ここから王者が真の実力を発揮する。
    
シーズン前半、鬼木監督は、
あえて先発を頻繁に入れ替え、新戦力を試していたが、
ワールドカップによる中断期間をはさんで後半戦に入ると、
先発を昨シーズンの優勝を経験した主力メンバーで固定。
前任の風間監督時代に確立された圧倒的な攻撃力に加えて、
鬼木監督が力を入れてきた組織的な守備は、
試合を重ねるごとに力を増した。

9月半ばの26節、コンサドーレ札幌戦では、
クラブ史上最多となる7ゴールをあげて勝利。
29節、アウェーでの鹿島アントラーズ戦では、
後半途中、退場者を出し、10人での戦いを強いられたものの、
試合終了間際に2対2の同点に追いつき、勝ち点1をもぎ取った。

そして、連覇へ王手を掛けて臨んだ32節のセレッソ大阪戦。
合は、1対2で敗れはしたものの、
2位の広島が負けたため、J1連覇達成。新たな歴史を刻んだ。
   
今シーズン、J1最少の26失点で、
攻守ともに隙きの無いチームとなった川崎フロンターレ、
「常勝軍団」は、
かつて鹿島しか成し遂げていない3連覇を見据えている。


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