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22.02.26
河村勇輝
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史上最強と呼ばれたバスケットボールの男子日本代表は、東京オリンピックで3連敗に終わった。
世界との差を縮める為には、若手の発掘と台頭が必須となる中、その候補として挙げられるのが、二十歳の河村勇輝(ゆうき)。
将来の日本代表の司令塔として期待されている。

身長172センチのポイントガードで、緩急をつけたドリブルと、広い視野を生かした巧みなパス、さらに、外からでも中でも決められる得点力を併せ持つ。
中でも、一番の武器とするノールックパスは、敵味方問わず、多くの観客を魅了する。

河村が幼稚園生の頃、父親が、自宅の庭にバスケットボールのゴールを設置。
そこを遊び場とした少年は、バスケの魅力にのめり込んでいく。

バスケの強豪、福岡第一高校では、1年からレギュラーを務め、2、3年では、ウインターカップ連覇を達成。
さらに、高校3年の2020年1月には、学校に所属しながらBリーグでプレーできる「特別指定選手制度」を利用して三遠(さんえん)ネオフェニックスと契約、18歳で史上最年少Bリーガーとなった。
11試合に出場し、1試合平均で12・6得点、3・1アシストをマークし、「新人賞ベスト5」に輝いた。

高校卒業後は、東海大学に進学。
1年生から主力として活躍し、インカレで優勝。
Bリーグ2年目となる、2020年から21年のシーズンは、横浜ビー・コルセアーズで特別指定選手としてプレー。
16試合に出場し、96得点、55アシストをマークしたが、自らが思い描いた活躍が出来ず「とにかく苦しくて悔しいシーズン」と振り返った。
目標は、世界。
日本バスケ界の至宝、河村勇輝は、Bリーグで着実にレベルアップしている。


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