三寒四温、これからますますあったかくなると
行楽で外での活動も増えてきますね。
コガは子供の頃、よく父がテントを持って
魚釣りを兼ねた日帰りキャンプに連れて行ってくれました。
お日様の下で食べるご飯って
何気ないおにぎりだったとしても
どうしてあんなに美味しかったんだろうなぁ・・・
そんな『キャンプ愛好家』の方、結構多いと思うんですが、
このほど、キャンピングカーの愛好家でつくるNPOが
なんと災害にまつわる『あったかくて美味しい料理冊子』を
発行することになりました!
 
実はこれ、キャンプでのアウトドア調理のノウハウを生かして、
災害が起きたときにも温かく美味しいご飯を
被災者の方にに食べてもらえるよう、
大量調理のメニューや調理法を
NPO『キャンパー』がまとめたものなんです。
 
大量調理・・・
コガの乏しい知識では
『豚汁』『カレー』くらいしか思い浮かばないんですが、
え?こんなに美味しそうなものまで
大人数分を一度に作れてしまうの?と
この冊子を読むと、びっくりしてしまいます。
 
災害時の2週間分の大量調理のメニューと手順を
網羅しているということで・・・
例えば、ある日は五目鶏飯とかき玉汁とポテトサラダ。
例えばある日は、肉と豆腐のすき焼き風ととろろ昆布汁と白菜のゆず浸し。
ええー!普段から食べたい!
そんなメニューが、災害に遭遇して心身ともに疲労しているときに
炊き出しで出てきたら、やはり少し元気が出ますよね。
 
実はこの冊子、これまでキャンパーが
災害時のボランティアに関わる場所に限定して配布していました。
でも、一般の方にもニーズも高かったので、
内容も濃く、新たに一般販売に向けて作成した、ということなんです。
冊子の名前は『僕たちの使い方マニュアル』。
キャンパーの代表理事・飯田芳幸(いいだ・よしゆき)を中心に
中越地震のときに炊き出しのボランティアを行なったところ
被災地の方に美味しい美味しいと本当に喜ばれて、
自分達の知識や経験がいざというときにこんなに役に立つなら!と、
いわゆる『キャンプ愛好家グループ』から
一歩、足を踏み出したということです。
飯田さんは
『これからの行楽の季節、まずは試してみてください。
 体験したことがあれば、いざと言うときにも
 スムーズに行なうことができます。』とお話していらっしゃいます。
まずは楽しみながら、肩肘張らずに!
これからの行楽の季節だからこそ、
野外での大量調理、是非仲間と試してみてくださいね。
冊子のお問い合わせはキャンパーのHP www.camper.ne.jp 
または電話 048−557−3266まで!