GW真っ只中!ですね。
コガは通常営業なので、
ガラガラの局内をいつもよりカジュアルな服で闊歩してます・・・
ふと見回すと、同じように普段よりカジュアルな服の
女性スタッフがいっぱい。
うんうん、みんな同じ考えですよね。

さて、きょうはそんな女性にまつわる話題です。
 
災害が起きたとき、復興支援の現場ではやはり
体力のある男性の姿が目立ちます。
でも!実はそこには女性の存在が欠かせません。
というのも、悲しいお話なんですが
大きな災害が起きたあとは家庭内暴力や
第三者からの性的暴行など
女性がトラブルに会うことが非常に多くて、
そのケアがとても重要になるからなんです。
 
例えば、苛立つ配偶者にささいなことで暴力を振るわれた。
例えば帰宅困難となって家に向かう途中、
倒壊した建物に無理やり引きずり込まれて暴行された。
でも、ただでさえ人も警察も救急も混乱している中、
身に受けた犯罪をなかなか相談できずに
傷と痛みを抱えたままになる女性もいるんです。
本当に酷い!
私も同じ女性として、心から怒りと悲しみを覚えます。
でも、もちろん東京に大地震が起きたら、
それは自分自身に降りかかるかもしれないこと。
では、どうしたらいいんでしょう?
実際、大災害が起きたとき弱者となってしまう女性には
どんな問題が起こると考えられたり、
何に気をつけるべきなんでしょう?
 
そんな事例をまとめたサイトが、先日オープンしました。
『災害と女性 情報ネットワーク』。
 http://homepage2.nifty.com/bousai/index.html
 
これは阪神・淡路大震災を体験した女性グループ
『ウィメンズネットこうべ』が、その経験などを元に作った
女性のためのサイトです。
 
代表の正井さんにお話を伺いました。
すると、阪神大震災のあとに電話相談室を設けたとき
本当に沢山の女性が、
夫や恋人に暴力を振るわれるようになったと
相談の電話をかけてきたそうです。
でも、殆どの女性が、その大変な状況を話した後に
こう言うそうです。
 
 『大地震でみなさんが本当に大変な中、
  こんな家庭内の状況を話す私はわがままでしょうか?』
 
わがままじゃない、と正井さんははっきり仰います。
これも、確実に『被災』の被害のひとつなんですよね。
家が倒壊した、大切な人を失った・・・
被災とは、それだけじゃないということを
今回、私自身深く考えました。
だからこそ、女性としてどんな心構えを
平時にしておかなければいけないのか。
女性のみなさんは、どうかこのサイトでしっかりと
学んで頂ければと思います。
 
いざというとき、信じていた人が変わってしまうことだって
悲しいですが、ありえます。
自分の住んでいる街が突然、犯罪の蔓延る場所になることも。
自分の身と心を守れるのは、自分だけです。