今日スタジオにお迎えしたのは、アートディレクターで「Cafe Eight」プロデューサーの、
清野玲子さんです!
アートディレクターの方、とお聞きして、どちらかというとエッジな感じの方かと思っていたのですが、
いらっしゃった清野さんはとってもナチュラル&キュート!
お伺いしたら、海のそばで暮らし、時間が出来るとサーフィンに興じていらっしゃるのだそうです。


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(でも、なさっていることはとってもクリエイティブ♪最近は、ご本も出版されました。)

昨日のオーガニック・コンシェルジュ、岡村貴子さんに引き続き、今日も食べ物のお話。
しかも、「ビーガン」という、ちょっと耳慣れない食生活のお話でした。
「Cafe Eight」は、この「ビーガン・フード」を提供してくれるカフェ。
ではまず、この「ビーガン」って、何?とうかがってみました。
清野さんによれば、この「ビーガン」というのは、純粋な菜食主義のこと。
ベジタリアンよりもさらに厳格に、食べないものが多く定められています。
通常のベジタリアンであれば、例えば牛乳は飲んだり、チーズは食べたり、
中には、たまに魚を食べたりする方もいらっしゃるのですが、
ビーガンはそのような動物性の食品や副産物さえ、一切とらないのです!でも、それって結構大変そう・・・と思っていたら、清野さんはなんと、
「だって、私生まれながらのビーガンですから。」とニッコリ。
生まれながらって?と思ったら、なんと清野さん、
赤ちゃんの時には、お母様の母乳を拒み、粉ミルクまで拒み、困り果てたお母様が与えた、
豆乳をごくごく飲んで育ったのだとか。
「もともと、お肉を消化する酵素を持っていないみたいで、食べちゃうとちょっと、
消化器的にエライことになりますね。」とおっしゃっていました。
すごーい!生まれながらに、今流行のビーガンでいらしたとは!!
そんな清野さんがプロデュースしたカフェなら、
ホントにきっちりとしたビーガン・フードが食べられるはず!
でも、ビーガン・フードって、どんなお料理なんだろう?と思っていたら、
こんな素敵な本を見せてくださいました。

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これも、清野さんがプロデュースなさった、『Vege Book1&2』。
中の写真を見ると、どれももう、よだれが出そうにおいしそう!
お肉やお魚が大好きな人でも、これはおいしくいただけそうです♪
しかも、お会いした清野さんの健康的なこと!
昨日の岡本さん同様、ピカピカのお肌にさらさらツヤツヤの髪。
清野さんは、お野菜だけ召し上がっている方は、血液がサラサラで末端まで行き届くので、
髪にも十分な栄養が届き、サラサラになるのでは?とおっしゃっていました。
しかも、例えば無農薬のお野菜をきちんと調理して食べる、ということは、
地球の土壌も汚さないし、添加物などを取らないので身体にもいいし、
ホントに、いいことずくめなのです。


ハチドリ高柳も、主にお野菜ばかりをいただくようになってから結構たって、
体調もとてもいいのですが、
でもやっぱり感じるのは、全部の食事をお野菜のみにするのは、
普通に働いている社会人としてはとても難しい、ということ。
そううかがうと、清野さんは力強く答えてくださいました。
「だとしたら、完璧なのは納豆です!とにかく、納豆を食べていれば大丈夫!!」と。


・・・・・・・・・納豆か・・・・・・・・・・・・・・・・。
清野さん、ホントにごめんなさい。
今日のお話、とてもためになりました。
お野菜だけであんなに健康的な清野さんを拝見して、
ベジタリアンもどきを続けることにも、自信が持てました。
で・も・・・・・・・・・・!!
ハチドリ高柳、納豆は食べられないのです〜!!!
こうなったら、豆乳やお豆腐で、せっせとお豆を食べようと思った、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2007年07月11日

オーガニックの効用

今日のスタジオにお迎えしたのは、オーガニック・コンシェルジュ、という、
ちょっと耳慣れないご職業の、岡村貴子さん!
南の島から帰国以来、ほとんどお野菜しかいただかない生活になってしまったハチドリ高柳、
やっぱりそのお野菜の出どころや栽培方法が、ちょっぴり気になっていました。
今日はそんなお話がうかがえるとあって、オンエア前からウキウキ♪
楽しみに、岡村さんのご到着をお待ちしておりました。
いらっしゃった岡村さんは・・・。
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(可愛い〜♪編集長なんかもうメロメロです!恥ずかしがってこんなに隠れちゃいました。。。)
そんな素敵な岡村さんのチャームポイントは、ピカピカのお肌につやつやの髪。
身体にいいものを召し上がっている方は、こんなに美しくなるんだ、ということを、
ご自身の外見で、説得力を持って証明なさっていらっしゃるようでした。

まずそんな岡村さんにお伺いしたのは、「そもそもオーガニックって、何?」という素朴な質問。
だって、最近よく「オーガニック」「有機栽培」って耳にしますけど、
その定義って、実はよく知らなくありませんか?
すると岡村さん、わかりやすく説明してくださいました。
そもそも「オーガニック」という言葉には、「本質的な」とか「本来の」という意味があるのだそうです。
そして、それがお野菜に使われるときには、「有機栽培」という意味になる、というわけ。
この「有機栽培」にも、日本では『有機JAS法』という、きちんとした基準があって、
その基準を満たしたお野菜が、初めて「有機栽培」と認められるのだそうです。
例えばその基準とは、過去3年以上にわたり無農薬で作物を栽培していて、
化学肥料や土壌改良剤などを使用せず、有機的な手法で栽培されていること、など。
つまり、昨日今日に無農薬を始めても、その作物は「有機栽培」とは認定されない、
というわけなんですね。

そして、注目の岡村さんのご職業、「オーガニック・コンシェルジュ」とは、
その「オーガニックや有機栽培などについてのルールを認識した、案内人」のこと。
「オーガニック」とは、単なる農法を指すわけではなく、ずっと健康で豊かに生活していくための、
生き方の選択、という位置づけにもなっているので、それを教えてくれる人、というわけ。
岡村さんは、その「オーガニック・コンシェルジュ」の、日本認定第一号!
オーガニックを通じて、新しい価値観や暮らしをビジネスに導く、いわば「案内人」として、
活躍なさっています。
するとそこで、編集長がひと言。
「でも、オーガニックの野菜って、高いんだもんなー。」
すると岡村さん、ニッコリ笑ってこう答えてくださいました。
「確かに、いいものは高いです。でも、全部それに変えようとするのではなく、
自分に無理のない範囲で、たまにそういういい食材に変えていけばいいんだと思います。
そして、たくさんの方が買うようになってくれれば、値段は下がっていきますから。」
そっか!
いきなり全部を変えなくってもいいんですね!
そう、自分に出来ることから少しずつ。それが「ハチドリのひとしずく」でもあるんですもの。
そして岡村さん、もうひと言。
「だって私だって、今日着ているシャツは普通のコットンですけど、
肌に一番近い下着だけ、オーガニック・コットンですもの。」
すると・・・・・・・・・・・・・・・・・・!
編集長、ガン見しすぎです。
まったく!いいお話うかがってるのに、そんなことにばっかり反応して!!
でも、あの健康そのもので超チャーミングな岡村さんを見ていたら、
それも無理もないな、と思ってしまった、ハチドリ高柳だったのでした。
やっぱり、有機のお野菜って、いいのだわ。
投稿者: 高柳恭子