今日スタジオにお迎えしたのは、「どうぶつ奇想天外」など、テレビでも大活躍でいらっしゃる、
昆虫写真家の海野和男さん!
「虫」と聞くと若干腰が引けるハチドリ高柳、お話が弾むかしら・・・と、少し心配でした。
でも、スタジオにいらっしゃった海野さんは、とても優しくてお話が面白く、
編集長も私も、すっかり話しに引き込まれてしまいました。

unno.jpg
(そして海野さんの写真は、さすが!の素晴らしさ。この蝶の乱舞の写真は、まさに秀逸です!)
お話をうかがうと海野さん、物心ついたころから昆虫の魅力に取り付かれ、
少年時代は、蝶の採集や観察に明け暮れていらっしゃったのだとか。
一体どうして、そんなに昆虫に強く魅かれたんでしょうか?
「最初はまず、蝶でしたね。とても美しいと思ったんです。
そして興味を持ってみると、他の昆虫にも色々な性格があって、個性があることがわかってきた。
そうしたら、より一層オモシロくなってしまってね。」と、嬉しそう。
え、昆虫にも性格があるんですか??
ハチドリ高柳は、初耳の話にビックリしてしまいました。
なんでも、大雑把に分けると昆虫は、オスは機敏で、メスはおっとりしているのだそう。
オスは、メスを獲得するのに日々必死なので、俊敏になるのだとか。
それに引き換えメスは、あまりガツガツする必要がないから鷹揚に構えていられるってわけ。
人間の世界も、そんな風になれたらいいですねー、と感想を漏らした私に海野さんは、
「それが、人間の世界だけ逆なんですよー。」と。
人間の世界は、女性がきらびやかに着飾っていることが多いですよね。
しかも、おっとりしてるかどうかは・・・?
すると海野さん、「昆虫の世界ではね、色鮮やかな虫っていうのは毒があるんですよ。」と、
微妙なひと言。
何でも、普通の虫の色というのは、擬態、いわば鳥などの目から自らの身を守るためにあるもの。
それが、自然界に全くない赤や黄色、青緑などに輝いているということは、
虫から自らの身を守る必要がないから、ということになります。
つまり、毒があるので自分は安全だということを、知っているんですよね。
ってことは、人間で着飾っている女性は・・・?
あらららら。
もしかして、毒があるってことかしらん?
海野さん、「人間と昆虫って、ホントにおんなじようなもんですよー。」とおっしゃっていましたが、
ってことは、キレイな女性には毒が・・・?
男性の皆さま、お気をつけあそばせ♪