2007年05月23日

北の国から

今日、スタジオにお迎えしたのは、私の中での永遠の家族、『北の国から』の蛍ちゃん、
中嶋朋子さん!!
小さい頃からテレビで見続けていた蛍ちゃんに、現実にお会いできるなんて!
もうハチドリ高柳の興奮は、ピークに達していたのでした。

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(そしてお目にかかった中嶋さんは、穏やか〜な優し〜いあったかいオーラを出している方でした♪)実は東京生まれで東京育ちの中嶋さん。
でも、あの『北の国から』に21年も携わっていらっしゃるわけですから、
もうほとんど半分は、北海道で育ったようなものだったようです。
でも、それがとってもよかった♪と、ほんわか微笑んでいらっしゃいました。
なんといっても、北海道の素晴らしさはやっぱり景色、とおっしゃる中嶋さん。
中でも、ハイシーズンのラベンダーや雪ではなく、秋の収穫が終わった後の景色が好き、
とおっしゃいます。
なんでも北海道は、ちょっと小高い山の上から見ると、畑がパッチワークのように見えるのだとか。
それが収穫後だと、収穫時期によってちょっと土が乾燥していたり、まだ黒々していたり、
ちょっとずつ違って、茶色のグラデーションになっているのだそうです。
「それが、もう一番きれいで、とても好きですね〜。」と、ちょっと懐かしい顔をなさっていました。


でも、北海道の生活が長いと、東京に帰ってきて窮屈に感じません?とうかがったら、
「逆に、自然のすごさを感じます!」と力強いお答え。
北海道にいらっしゃるときには、もう自然があまりにも大きくて、
「人間なんてちっちゃい!」と思われるそうなのですが、
東京に帰っていらっしゃると、逆に道に咲いている小さな花にも目を留められるようになり、
「やっぱり自然って素晴らしい!」と感じられるのだとか。
「その両方を持つことが出来て幸せ♪」ともおっしゃっていました。


あー、それにしても、なんてナチュラルで素敵な方なんでしょう!
実はハチドリ高柳、中嶋さんって実はあまりにも「蛍ちゃん」の話をされすぎて、
イヤになっちゃってないかな?と、ちょっと不安だったんです。
で、番組が始まる前にうかがってみたら、「いぇ、全然。」と、優しい笑顔。
なんだか、全てを乗り越えて達観されているような、人としてのとてつもない大きさを、
感じてしまいました。
それはもう、スタッフも一緒。
番組が終わってから、スタッフ一同でなんだか「ほぉ〜っ」とため息。
「素敵な人だったね〜。」と、しばし「蛍ちゃん談義」に花が咲いたのでした。
いいなー。私も、あんなナチュラルな空気感を持った人になりたいなー。
ますます、自分磨きに精を出す決心をした、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2007年05月23日

彗星とエコ!

今日スタジオにお招きしたのは、はるばる長野県佐久市から来てくださった、
彗星探索家の木内鶴彦さん!天文界では、もう神様のような方でいらっしゃいます。

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(そして編集長はそんな木内さん相手に、「流れ星を作るんだ!」と張り切ってました。)


彗星探索家って、とっても夢があるご職業に思いますよね。
でも実は、色々な機密事項を知ってしまうことも多いのだとか。
すでに4つも彗星を発見している木内さんを、一躍有名にしたのは、
世界中の天文台が血眼になって探していた「スウィフト・タットル彗星」を再発見したこと。
一度はスウィフトさんとタットルさんによって発見されていた彗星が、
軌道の誤計算によって見失われてしまい、誰が発見するかが注目の的だったということなのです。
実はこの彗星、どうしてそんなに探されていたかというと、京都で行われた国際会議で、
この彗星が2126年に、地球に接触、あるいは、
近距離をかすめ通る可能性があったから、なのです!
そう、あの映画『ディープ・インパクト』は、この事実を元に作られた、実話だったのです!!
あとおよそ120年後に、あの状況が実際に起こるかもしれないと、木内さんはおっしゃるのです!!
もう本番中だというのに、ハチドリ高柳は呆然としてしまいました。
だって、その彗星は直径20km。そんな大きな彗星が地球にぶつかったら、
地球は確実に壊れてしまう!人類は滅亡だ!!
そう慌てふためく私に、木内さんは冷静に一言。
「いや、今のままで行ったら、地球はその前に、人間のエゴによって壊れてしまいますよ。」と。
うーん。そうか。2126年まで、今のままだと地球が持たない可能性もあるのね。。。木内さんが特におっしゃっていたのが、都会の明るさの害、いわゆる光害。
夜でもちっとも暗くならないことによって、植物の生態系のリズムが狂い、
ある研究によると、植物たちが2011年から2014年ごろにかけて、
いっせいに枯れだす、というデータがあるそうなのです。
そうなったときの問題は?と問われてハチドリ高柳、「温暖化。」と答えました。
でも、木内さんは首を横にふります。
そこでの一番の問題は、植物が二酸化炭素を吸収してくれなくなること。
すると大気中に二酸化炭素が増え、酸素より重い二酸化炭素は、
見えない空気の固まりになって下にたまってきます。
特に明け方などで、風がなくなった瞬間、何が起こるかというと・・・人間の窒息。
吸うべき酸素がはるか上空に行ってしまい、二酸化炭素だけに包まれることによって、
人間は呼吸が出来なくなってしまうのだそうです。
それって、ホントに恐ろしい!
話をうかがえばうかがうほど、いろんな情報が出てきて、ちょっと怖くなってしまいました。
でも、それはきっと、私たちが知らなくてはいけないお話。
またぜひ木内さんには番組にお越しいただいて、その対策などをお話いただければ、と思います。
そして、光害で少しでも植物がダメージを受けないように、
夜は出来るだけ電気をつけないようにしなくては、と心に誓った、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2007年05月23日

音楽のひとしずく♪

今日のゲストは、ミュージシャンの東田トモヒロさん!
ハチドリ高柳が、以前スペイン坂スタジオで、
『Hummingbird』をオンエアさせていただいていたときに、
エンディング・テーマの「〜ハミンバード心を ハミンバード連れてって 安らぐまで〜♪」と、
歌ってくださっていた、あのアーティストの方です。
覚えていてくださっている方も、多いのではないでしょうか?
あの歌の、生演奏もしていただけるということで、ハチドリ高柳はもうドキドキでした♪

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(堀内編集長ともすっかり意気投合!とってもナチュラルなオーラを出している方なんです♪)
東田さんが環境を考えるきっかけになったのは、サーフィン。
海に足しげく通い、その波の中に身を投じているうちに、この水を汚してはいけない、
と深く考えるようになったのだとか。
そして気づいてみれば、おうちのキッチンの排水溝も、お風呂の排水溝も、
立派な海への入り口。
そう考えるようになってから、なんと東田さん、一切の洗剤を使うのを止めたんですって!
お皿洗いの洗剤はもちろん、石鹸も、シャンプーも!
ってことは、お風呂ではお湯だけでシャワー??
そううかがうと、
「そうですよ。人間の身体って、それで慣れると自然と脂の分泌とか、
コントロールするみたいですよ。」とさらり。
でも、確かに東田さんを拝見しても、ちょっとクンクンにおっても(失礼!)、
全然脂っこくない&くさくない!!(またまた失礼!!)
結局、「身体を洗うには石鹸、頭を洗うにはシャンプー」って、思い込んじゃってるから、
それを使わざるを得なくなっちゃうだけなんじゃないかな?と、考えさせられちゃいました。
そんな東田さんは、ライブもエコです。
なんと、一人の人がライブに行くと、タイのラノーンというところに、マングローブが1本植わる、
素敵な植樹ライブ。
6月24日(日)にも、そんなライブ『baysidecamp』が渋谷のSpumaで行われます。
チケットは5月24日から予約開始ですので、興味がある方はチェックしてみてくださいね。
足を運ぶだけで、自分のマングローブがタイに植わるなんて、すごく夢がありますよね!
音楽を楽しむだけで協力できるエコ、体験してみてくださいね♪
投稿者: 高柳恭子