2007年07月04日

動物の命のきらめき

今日スタジオにお越しいただいたのは、写真家の岩合光昭さん。
岩合さんの動物写真は、愛情たっぷりでいてどこか客観的な視点が残っていて、
ハチドリ高柳も大好き!
ご本人にお会いできるのを、とても楽しみにしていました♪

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(お会いした岩合さんは、とても気さくな方。肩の力が抜けている感じが素敵でした♪)
そもそも岩合さんがどうして動物写真を撮り始めたのかと言うと、
19歳のときにお父様と訪れたガラパゴス諸島の、自然の驚異に圧倒されたから。
そのときから、地球上のありとあらゆる地域をフィールドに撮影を続けていらっしゃいます。
そんな岩合さんが最近出版されたのが、『Be Happy』という写真集。
表紙はシマリスで・・・・・・・。

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いや〜ん。なんて可愛いの〜♪
シマリスちゃんが、手でお花をつかまえて、お花の香りをかいでるなんて♪・・・と思って、
岩合さんが書かれた説明を読んでみたら、なんとこのシマリスちゃん、お食事のまっ最中。
このキレイなお花を、むしゃむしゃと召し上がっていたのだそうです。。。
でも、それってとっても今の「環境保護」とかを象徴しているように思いました。
つまり、「動物の側から見た自然」と、「人間が自分の立場で考えた自然」って、
結構違っているんじゃないか、と、ハチドリ高柳はちょっと前から思っていたのです。


そうぶつけてみると、岩合さんはニッコリ笑って、「その通りですね」とおっしゃってくださいました。
あの可愛いシマリスちゃんの他にも、岩合さんが以前ニホンザルを撮影されていたとき、
そのサルくんたちは、桜のお花見をしていたのだそうです。
で、岩合さんが「サルも美しいものはわかるんだなぁ」と感心していたところ、
サルくんたちはおもむろにするすると枝を登り、お花に顔を近づけ・・・・・・・・・むしゃむしゃ。
やっぱりお花をもいでは食べちゃったそうなのです。
それを見たとき岩合さんは、
「サルが花を見て楽しいか、シマリスが花のにおいをかいで嬉しいか」と、
考えてしまったのだとか。
人が考えるよりも、動物たちは野生の本能の赴くままに生きているのかもしれませんよね。
私も、大の動物好きは自他共に認めるところですが、
最近は特に、自分の常識や人間の世界観で動物を見ないように、注意しています。
私たちが生活の場所を奪ってしまっては、動物たちは生きられなくなってしまうけれど、
でも野生の動物って、思ったより、強い。
「守ってあげる」と、上から手を差し伸べるのではなく、
同じフィールドで一緒に生活させてもらえますか、という気持ちでいたいな、と思っています。
そのためにはもちろん、地球を汚さないことが大事!
日々の少しずつの積み重ね、ハチドリのひとしずくを忘れずにいきたいな、と、
改めて思った、ハチドリ高柳だったのでした。ちなみに、岩合さんの素晴らしい写真の数々は、TOKYO FMでお持ちのレギュラー番組、
『岩合通信』のHPでご覧になれます。
ぜひ一度、覗いてみてくださいね!http://www.tfm.co.jp/iwago/
投稿者: 高柳恭子
2007年07月04日

ヨガで変わるのは心!

最近、ちまたでブームになっている、ヨガ。
アメリカでは1500万人、日本でも20〜25万人が、すでにヨガを体験されているそうです。
ちなみに、「YOGA]とは、「つなぐ」という意味。
心と身体を「つなぐ」、また、自分自身と大地、宇宙を「つなぐ」という意味もあるのだそうです。
そんなヨガ、一体どうしてそんなにブームなのか?をお伺いしよう、と、
今日はヨガのインストラクターとしてはもう神様のような存在である、という、
ヨガスタジオ「ヨガジャヤ」の、パトリック・オアンシアさんをお迎えしました!


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(今日のお話には、編集長も興味シンシン!ちなみに私のお隣は、通訳のさとこさんです♪)

ヨガを極めている、というと、なんだかとってもストイックなイメージがあって、
ベジタリアンなんじゃないか、とか、コーヒーもお酒もダメなんじゃないか、と、
ハチドリ高柳は妙な先入観を持っていたりしたのですが、
パトリックさんは、
「それは、ヨガの入り口にいる人たちの認識。もっと深くヨガを知れば、
そんなことは問題じゃなくなってくる。」とおっしゃいました。


つまり、ベジタリアンになる、とかカフェインやお酒をやめる、という、形にとらわれるのではなく、
ヨガをやっていくうちに、自分の身体が変化していき、
あまりお肉を欲しなくなったり、コーヒーやお酒を飲むと気分が悪くなってしまったり、
自然にするようになるのだとか。
でも別に、お肉を食べたければ食べてしまっても全然大丈夫だし、
パトリックさんご自身も、たまにコーヒーやお酒も、楽しまれるのだそうです。
ただ、大事なのはそこに「意識」があること。
「自分は今、選んでお肉を食べているんだ」とか、「今、自分はあえてコーヒーを飲んでいる」とか、
そういう意識を持って、何かを食べたり飲んだりすることが、一番大事なのだそうです。
漫然と、身体に悪いものを食べたり飲んだりするってことが、一番よくないのだとか。
何も、「ヨガをやっているからベジタリアンでなければ」とか、そういう必要はまったくない、
とおっしゃっていました。でも、単なるトレーニングやスポーツではなく、
体験するだけでそれほど自分の肉体と精神が変わる、というヨガ。
パトリックさんご自身も、先生から「変わりたくなかったら、ヨガを始めないほうがいいよ。」
といわれてしまった、ということですし、私もちょっぴり変わりたい♪
試してみたい気持ち満々です!
今度、編集長を連れてパトリックさんのスタジオにお邪魔することにしました。
編集長も、ジャンクフードを食べなくなったり、するのかなぁ。。。
投稿者: 高柳恭子