2008年01月23日

朝からじゃんじゃん降る雪に、ウキウキしつつも寒さに凍えた今日の東京、
受験生の方は、特に風邪など引かないように気をつけてくださいね!
さて、そんな受験生の方も大学生の方も、今の時期って何かと、
将来のことを考えてしまいますよね。
そんな中、最近「エコ就職」とか「環境就職」なんて言葉がちらほら聞かれるようになったの、
ご存知ですか?
「どうせ働くなら、大切な地球を守る仕事をしたい」と思う若い方が、
増えているのだそうです。
ヤリガイのある仕事をしてお給料をきちんといただきつつ、
それが地球や環境の保護につながったら、それって本当に嬉しいことですよね。
今日は、そんなお話をしてくださる方をお迎えしました。
『愛・地球通信株式会社』の、安在尚人さんです!


(お忙しい合間を縫って、名古屋からわざわざ駆けつけてくださいました!)

実は安在さん、ちょっと変わった経歴をお持ちです。
東京新聞の経済部の記者でいらっしゃったのですが、
環境NGOなどを取材されているうちに、環境問題のほうに興味を持ち、
実際にNGOに参加なさってしまったそうなのです。

「もちろん、新聞記者になったときも環境のことを書きたい、って言うのはありました。
でも、今から14年ほど前ですから、まだちょっと早すぎたのかな。
でもそんな間にも、環境NGOの人たちに取材に行ったりする機会はあったんですが、
そこでの率直な実感は、みんなすごくいいことをやっているのに、
それを伝えるのが上手じゃなくて、もったいないな、ということでした。
それに、こっちのNGOとあっちのNGOで、同じようなことをしてしまっていたりして、
協力すればもっとずっといいことが出来るのに、それをつなげる人がいないんですね。
だからなんとなく、
『みんなの間をつなげたり、伝えたりする仕事がしたい』と思っていました。
で、新聞記者を辞めて、エコ雑誌を出そう、と思ったんです。」

それは当時としては、かなり思い切った転身だったのではないでしょうか?
でも、時代は安在さんに付いてきました。
今は雑誌ではなく、HPを通じて、エコな情報を発信することになさったのです。
それが、ちょうど今日立ち上がったページ、『グッドニュースジャパン』。
日本各地の、「いいニュース」や「エコなニュース」のみを載せていこう、という、
画期的なHPです。

「日本各地で、いいことをしている人はたくさんいるわけですよね。
エコな取り組みも、色々されている。でもそれが、なかなか報道されないんです。
ですから、この『グッドニュースジャパン』では、
そういう小さなニュースもどんどん取り上げていこうと思ってます。
また、それを見た人たちが、「こんなやり方があるなら、参考にしよう」とか、
「この村でやっている取り組みを、自分の村にも生かせないだろうか」とか、
そんな風に思ってくれたら、そこでやっぱり、またつながっていくと思うんですよね。
そんな役割を、このHPが持ってくれたら、と思ってます。」

そうですよね。私自身も、取材や番組を通じて感じることは、
世の中にはものすごくたくさん、素晴らしい取り組みをされている方がいらっしゃるのに、
なかなかそれが表に出てこないから、みんなにも知られないし、参考にされることもない。
それって、とってももったいないこと。
そういう情報が集約されていて、いっぺんに見ることが出来たら、とても有意義ですよね。
しかも、哀しい事件がたくさん起こる世の中で、
いいニュースだけを取り上げてあるHPって、見るだけで気分がアガりそう♪

『グッドニュースジャパン』。ハチドリ高柳も、これから注目していきたいと思います!
アナタも、一度ぜひご覧になってみてくださいね♪ ↓

http://goodnews-japan.net/
投稿者: 高柳恭子
今日の東京は、朝からかなりの量の雪!
それでなくとも朝起きたときに、本気でお布団から出るのをやめようか、
と思う瞬間まである毎日、寒さとの戦いは、もうしばらく続いてしまいそうです。
そんな中、このごろCMで、「ダンダン、ダダンダン♪地球人にお知らせです・・・♪」
な〜んて歌を耳にすることが多くなりました。
耳慣れない「エコガラス」なるガラスを歌ったこのCM、
一体、どんなガラスのことを言ってるんでしょうか?
ということで、今日は「エコガラス」についてお話くださる方をお迎えしました。
板硝子協会の、師尾元(もろお はじめ)さんです!


(これが師尾さんが持ってきてくださった、『体験型ミニエコガラス』!ホントに熱くないんです。)

まずはやっぱり、「エコガラス」って何?ってことですよね。

「エコガラスっていうのは、窓ガラスからの熱の出入りを防いで、
暖房や冷房の効率をアップしてくれる、とても優秀なガラスなんです。
今、日本の普通の一戸建てには、90%の確立で『複層ガラス』という、
2枚重ねのガラスがついているんですが、エコガラスはそれによく似ています。
違うのは、内側に特殊な金属の膜があることなんですね。
これによって、冬は室内の暖かい空気を逃がさず、夏は太陽の熱を遮断してくれる機能が、
とても高まるんです。
ですから、冷暖房によって発生するCO2を、とても削減することが出来るんですよ。
もちろん、電気代も安くなりますから、お財布にも地球にも優しい、
とても優れたガラスなんです。」

すごい。どんなお家にも必ずある、窓。
大きければ大きいほど、外が見渡せて気分はいいですが、その分、
冬の寒さも大きく呼び込んでしまいます。
でもこのエコガラスなら、寒さも防いでくれる上に結露もしないんですって。
毎朝、窓の下がびしょびしょになるハチドリ高柳家では、それがすごくうらやましい!
でも、CO2の削減って、一体どれくらい削減できるの・・・?

「一戸の家が、全ての窓ガラスをエコガラスに変えると、1年間に、
庭にぶなの木を25本植えたのと同じくらい、CO2を削減できます。
日本の住宅の窓ガラス、全てをエコガラスに変えると、
CO2の排出量を、1年間で約1,700万トンも削減できる計算になります。
これは、2003年に日本の家庭から排出されたCO2の約10%、
京都議定書で削減が義務づけられた温室効果ガス全体量の、
およそ23%にもなるんです。かなりの量が削減できるでしょう?」

へぇ〜!ハチドリ高柳はビックリしてしまいました。
窓ガラスなんて、お家に当たり前にありすぎて、それを変えようって意識、
正直今まであまりありませんでした。
でも、最初にちょっと投資してしまえば、よっぽどのことがない限り、
もう変える必要もない窓ガラス。
それがずっとエコであり続けるなんて、エコガラスって、スゴイ。

これから、お家を建て替えようかな、なんて考えている方、
ぜひこのエコガラス、検討してみてくださいね!
もし、もっと詳しく知りたい、という方がいらっしゃいましたら、こちらまでどうぞ!

http://www.ecoglass.jp/
投稿者: 高柳恭子