今日の東京は、朝からかなりの量の雪!
それでなくとも朝起きたときに、本気でお布団から出るのをやめようか、
と思う瞬間まである毎日、寒さとの戦いは、もうしばらく続いてしまいそうです。
そんな中、このごろCMで、「ダンダン、ダダンダン♪地球人にお知らせです・・・♪」
な〜んて歌を耳にすることが多くなりました。
耳慣れない「エコガラス」なるガラスを歌ったこのCM、
一体、どんなガラスのことを言ってるんでしょうか?
ということで、今日は「エコガラス」についてお話くださる方をお迎えしました。
板硝子協会の、師尾元(もろお はじめ)さんです!


(これが師尾さんが持ってきてくださった、『体験型ミニエコガラス』!ホントに熱くないんです。)

まずはやっぱり、「エコガラス」って何?ってことですよね。

「エコガラスっていうのは、窓ガラスからの熱の出入りを防いで、
暖房や冷房の効率をアップしてくれる、とても優秀なガラスなんです。
今、日本の普通の一戸建てには、90%の確立で『複層ガラス』という、
2枚重ねのガラスがついているんですが、エコガラスはそれによく似ています。
違うのは、内側に特殊な金属の膜があることなんですね。
これによって、冬は室内の暖かい空気を逃がさず、夏は太陽の熱を遮断してくれる機能が、
とても高まるんです。
ですから、冷暖房によって発生するCO2を、とても削減することが出来るんですよ。
もちろん、電気代も安くなりますから、お財布にも地球にも優しい、
とても優れたガラスなんです。」

すごい。どんなお家にも必ずある、窓。
大きければ大きいほど、外が見渡せて気分はいいですが、その分、
冬の寒さも大きく呼び込んでしまいます。
でもこのエコガラスなら、寒さも防いでくれる上に結露もしないんですって。
毎朝、窓の下がびしょびしょになるハチドリ高柳家では、それがすごくうらやましい!
でも、CO2の削減って、一体どれくらい削減できるの・・・?

「一戸の家が、全ての窓ガラスをエコガラスに変えると、1年間に、
庭にぶなの木を25本植えたのと同じくらい、CO2を削減できます。
日本の住宅の窓ガラス、全てをエコガラスに変えると、
CO2の排出量を、1年間で約1,700万トンも削減できる計算になります。
これは、2003年に日本の家庭から排出されたCO2の約10%、
京都議定書で削減が義務づけられた温室効果ガス全体量の、
およそ23%にもなるんです。かなりの量が削減できるでしょう?」

へぇ〜!ハチドリ高柳はビックリしてしまいました。
窓ガラスなんて、お家に当たり前にありすぎて、それを変えようって意識、
正直今まであまりありませんでした。
でも、最初にちょっと投資してしまえば、よっぽどのことがない限り、
もう変える必要もない窓ガラス。
それがずっとエコであり続けるなんて、エコガラスって、スゴイ。

これから、お家を建て替えようかな、なんて考えている方、
ぜひこのエコガラス、検討してみてくださいね!
もし、もっと詳しく知りたい、という方がいらっしゃいましたら、こちらまでどうぞ!

http://www.ecoglass.jp/