最近は、東京の天気予報でも雪マークがちらほらと目に入るようになりましたよね。
今日スタジオにお迎えしたのは、いつでも雪たっぷりの苗場スキー場に出来た、
『ウィスラーカフェ』をプロデュースした、大和田浩さんです!


(実は編集長も、スノボが大好きなんだそうです!
大和田さんと、新作のゴーグルの話なんかで盛り上がっていました♪)

実は、先日お越しいただいた上田ユキエさんと同様、
別の番組の収録で初めてお目にかかった大和田さん。
「大好き!」とおっしゃるウィスラーのお話があまりにも印象的で、
ずっと『Hummingbird』にもお迎えしたいと思っていたのです♪

その大和田さん、本業は雑誌『ブラボースキー』の副編集長でいらっしゃいます。
雑誌の取材で世界中のスキー場を回るうち、カナダはブリティッシュ・コロンビア州にある、
ウィスラーの魅力に取り付かれ、ご自分で、
苗場に『ウィスラーカフェ』までオープンしてしまったほどなんです。
スキー暦は26年。ウィスラー暦は18年という、大ベテランでいらっしゃいます。

「ウィスラーの魅力って、とにかく雪がよくて、ゲレンデがものすごく広い、
と言うことに尽きると思います。何度行っても滑りつくせないんですよね。
また、冬のウィスラーは午後4時くらいに日が暮れてしまうので、
リフトは3時くらいに止まっちゃうんです。
そうすると、スキーヤーやボーダーはスキー場のふもとに下りてきて、
そこにいっぱいある、パブやカフェのようなところで、ビール飲んだりワイン飲んだり、
おつまみを食べたりしながら、ゆっくりとアフタースキーを楽しみます。
そんな風に、余裕を持った滑り方が出来るところも、大きな魅力かもしれません。」

へえーっ!なんだかとっても贅沢な感じ♪
日本だと、どうしても夜中に出発してゲレンデに着いたら、1分1秒を惜しんで滑って、
へとへとになってまた夜中に帰ってくる、と言うイメージがあります。
そんな風に、ゆったりとアフタースキーを楽しむ、って、新しいな♪

「でも、やっぱり最近はちょっと若い方たちが減ってきていますね。
去年が、ものすごく雪不足だったのが尾を引いているのかもしれませんが、
今年はどこのゲレンデも雪はたっぷりですし、雪山で感じる、
頬が引っ張られるくらいのきーんと冷たい空気や、大自然の中をスキーで駆け巡る、
気持ちよさを思い出してもらいたいと思います。
日本って、アジアの中では唯一、大きなスキーリゾートがある、とても贅沢な国なんです。
四季がはっきりしてるって、すごく大切なことなんですよね。
やっぱり、冬は寒くないといけないと思います。
だから、この『アジアでも雪が降る』という環境を、ずっと守っていかなくちゃ、
と思いますね。」

そうですよね。温暖化によってどんどんあったかくなってしまったら、
いずれ日本でもスキーが出来なくなっちゃうかもしれません。それは大変なこと!
編集長と、「最近そういえば、スキーに行ってないね。」と話しつつ、
この雪を守っていかなければ、と改めて感じた、ハチドリ高柳だったのでした。