実はハチドリ高柳、絵が大好きです。
学生の頃から、いろんな絵画展が海外から来るたびに、あちこち見に行ってました。
最近、とても楽しみにしていたのが、渋谷のBunkamuraで行われている、
『ルノワール+ルノワール展』♪
この間、取材の合間にちょっと時間が出来たので、さっそく見に行ってきました!

印象派の画家としてあまりにも有名な、ピエール=オーギュスト・ルノワールと、
その次男で『大いなる幻影』や『フレンチ・カンカン』などの名作で知られる、
映画監督のジャン・ルノワール。
その2人の作品を同時に見られる、超豪華な展覧会なんです!



会場内には、ルノワール(父)の絵画およそ50点が展示され、それを見ているだけでも、
あのやわらかくて明るくて、透明感のある色彩美に癒されてしまうんですが、
同時にそこここで、ジャン・ルノワールの映画の一部も上映されていて、
その色彩や光のとらえ方などの類似点に、驚かされることがいっぱいでした♪

やっぱり、親子ってとても影響を与え合うものなんですねー。
そして、ルノワール(父)が、このジャンを始め、
家族をこれほどモデルとして描いていたとは知らず、
そこにも驚きました。

画家であるルノワールにとっては、家族こそが創造の源であり、
息子はその父の影響を多大に受けて、
尊敬する父の良さをたっぷり吸収した映画監督になったんですね。

なんだか見ているうちに、家族の絆とか愛とかを深く感じて、感銘を受けてしまいました。
また、忙しい日常をちょっとだけ抜け出して、短時間でも芸術の世界にどっぷりと身を浸し、
すっかり心が満たされました。

たまには、心に栄養。大事、だいじ♪