『UMA』という言葉、ご存知ですか?
ユーマ、と読むんですが、これ、
『Unidentified Mysterious Animal(=未確認神秘動物)』の略なんだそうです。
今日はこの、『UMA』の研究に生涯をささげていらっしゃる方をお招きしました。
『UMA』研究家でいらっしゃいます、天野ミチヒロさんです!


(天野さん、なんとツチノコの模型を持ってきてくださいました。
もう編集長の、はしゃぐことはしゃぐこと!)

『UMA』。
見つかっていないからこそ、「Unidentified=未確認」なのですが、
それって、実際のところ本当にいるんですか?いるとしたらどれくらい??
矢継ぎ早の質問にも、天野さんはゆったりと答えてくださいます。

「うーん。僕が認識しているだけでも200種類以上はいると思いますね。
でも、本当に残念ながら、僕はまだひとつも見たことないんですよ。
UMAってやっぱり、野生のカンがとても鋭いんですよね。
だから僕みたいなのが、『絶対見つけてやる!』っと思って近づくと、
その想いの電波みたいなのを感じて、逃げてしまうんですよ。
だから、これまでのUMAの発見情報なんかを見ていると、
ほぼ全部が普通のおじさんやおばさんで、『たまたま見てしまった』という人ばかりなんです。」

200種類って、結構ですよね。。。
じゃぁ、とりあえず日本で一番有名なUMA,『ツチノコ』って、本当にいるんですか??

「僕は絶対にいると思いますね。目撃情報が、同時多発的にとても一致しているんですよ。
ただ、ひょっとするともう絶滅してしまったかもしれないな、という危惧は持っています。
1990年代以降、目撃情報が全くなくなってしまったからなんです。
ツチノコは、キレイな水辺が生息場所なんですが、もう日本には、
キレイな水辺がなかなか残っていませんからね・・・。」

天野さんは、とても寂しそうにおっしゃいました。
でも、私もショックです!ツチノコが、ホントはいたのにもう絶滅してしまったかもしれないなんて!
しかもそれが、水辺がキレイでなくなった、という環境破壊が原因だからだなんて!!
こんなところにも、人間の生活が影響を及ぼしていたんですね・・・。

でも、少し前まではオカピやゴリラも、『UMA』といわれていたわけですし、
発見してみたら、単に「絶滅に瀕している、珍しい野生動物」かもしれないわけですよね。
だからこそ、私たちが環境などを守っていかなければ、本当にUMAのまま、
人知れず絶滅してしまうかもしれないのです。
そのことを肝に銘じて、UMAをUMAのまま終わらせない、
という姿勢が必要なのではないかな、と感じた、ハチドリ高柳だったのでした。
あー、それにしてもツチノコ、見てみたいなー。。。