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About毎週月曜日は「プロフェッショナルの素顔」をテーマに、 住吉美紀がゲストのライフストーリーを伺います。

渡辺えり「コロナ禍で思い返すことのできた自分の原点、それがお芝居」

2022.6.21
住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。“プロフェッショナルの素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な方をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」。

6月20日(月)のゲストは、女優の渡辺えりさん。今回の放送では、人生のターニングポイントについて語ってくれました。


(左から)住吉美紀、渡辺えりさん


舞台芸術学院、劇団青俳演出部を経て、1978年に「劇団3○○」を旗揚げ。小劇場ブームを牽引します。現在は「オフィス3◯◯(さんじゅうまる)」主宰をつとめ、劇作家・演出家・俳優として活動中。数多くの話題作を発表しています。舞台のみならず、ドラマや映画、執筆活動など、さまざま分野で活躍。映画「Shall we ダンス?」では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しました。

2021年4月には、12年間所属した芸能事務所「シス・カンパニー」から独立し、個人事務所「渡辺えり事務所」を設立して活動しています。


渡辺えりさん


◆小学生の頃から自作の芝居を披露…!?

住吉:いつもエネルギッシュで、ずっと「自分で全部やる」スタイルですよね?

渡辺:そうですね。小学校の学芸会からですね(笑)。67歳になったのに、「7歳くらいから同じことをやっているな」って思いますよ。手作りでやって、いろんな人を誘って、自分で脚本を書いて演出をするようなことをずっとやっています。

住吉:ちなみに、小学生のときの出し物は、どんなものだったか覚えていますか?

渡辺:友だちのお誕生日会で必ず(芝居を)発表するのですが、5、6人ぐらいにしか見せないのに、泣きながら稽古をしていました(笑)。

住吉:お誕生日会でお芝居を披露していたのですか?

渡辺:そうなんですよ。(当時、私たちの間では)芝居を作って披露するのが流行っていたのかな?

住吉:本当に!?

渡辺:人それぞれでオリジナルの芝居をやっていましたね。

住吉:お誕生日の人が主役ですか?

渡辺:そうです。

住吉:面白そう(笑)!

渡辺:「あのとき泣きながら演出していたよ」って言っていた同級生は、私が劇団を旗揚げしたときに全然驚かなかったです。小学生のときは自分で演出したり、出たりしていました。中学のときに作・演出した作品の評判がすごく良くて、たしか再演したんですよね。

住吉:中学で再演!? すごい!

◆12年所属していた事務所から独立

住吉:劇作家、女優として歩んでこられていますが、人生の転機はありましたか?

渡辺:コロナ禍です。家でずっと考える時間ができましたよね。舞台が上演できなくなって、「延期だ」「中止だ」っていうのが多かったでしょう? でもそこで「劇場を空けるのはもったいないから何かやってくれ」って言われたんですよ。それで急きょ2人芝居を書きました。

劇団やオリジナル作品の場合、いつもは30人ぐらい出ます。でも、コロナ禍でそれはできないので、2、3人ぐらいで距離を取った芝居を作らなくてはならなくなったんです。

住吉:なるほど。

渡辺:急きょ1週間で新作を書くこともありました。

住吉:ええ!?

渡辺:コロナ禍で4本やったんですよ。朝の11時から夜の11時まで、毎日4本の稽古をしていました。

住吉:ひゃ~!

渡辺:記憶にないぐらい芝居漬けだったの。そうしたらね、「こういうことがしたくて東京に出たんだった」っていう原点を思い返せたというか。

今までがあまりにも忙しすぎて、「原点を忘れていたな」って気付きました。それで、今まで所属させていただいていた事務所を辞めて、現在は個人事務所をやっているんです。いろんなことを整理しながら、自分のやりたいことをやっていこうと動いています。

住吉:「エネルギーをお芝居に集中させるぞ」と決意されたのですか?

渡辺:そうなんですよ。ところが、決意したけども、先立つものがないとなかなかできないこともわかりましたね。もう少し考えなくてはならないことはありますが、とにかく大変でも自分が作りたいものをやっていこうと思っています。

住吉:実は、私もコロナ禍で考えて自分で事務所を立ち上げたんですよ。

渡辺:そうなんですか!?

住吉:もちろんやられていることは全然違いますが、共感する点があります。コロナ禍で「私って何をやりたいんだっけ……?」と考えた方は多いんでしょうね。

渡辺:そうそうそう。だって、(初めて芝居をしたときは)7歳だったのが、あっというまに67歳ですよ?

住吉:やっぱり、「いつかやりたい」ってことは、今やらないとですね。

渡辺:そうなんですよ。

◆“笑える”シーンへのこだわり
住吉:渡辺えりさん主宰「オフィス3◯◯」の公演「私の恋人beyond」は、6月30日 (木)から再演が決定しています。2019年初演の舞台「私の恋人」がバージョンアップされて、タイトルも新たに変わりました。

「私の恋人beyond」の共演者は、小日向文世さんと、のんさん。出演者は3人ですが、“30人分の役”を演じられるそうですね?


2019年の舞台「私の恋人」から


渡辺:はい。1人で10役を演じます。小日向さんのおばさん役も面白いし、おじさん、少年など、いろんな役をやります。稽古場でも笑っちゃって集中できなくなっちゃう。

住吉:こちらの作品は原作があるんですよね?

渡辺:あるのですが、私がほとんど変えちゃいました。原作(上田岳弘「私の恋人」(新潮社))は難解な話なのですが、それをわかりやすく書き直せたと思います。

住吉:舞台で楽しめるようにしたんですね。テーマもしっかりしていらっしゃる?

渡辺:はい。これまで、弱者が強者によって絶滅させられるような歴史が繰り返されていますよね。今も(ロシアの)ウクライナへの侵攻が止まりません。「なぜそういった歴史が繰り返されるのか。みんなが1つの意識で、大きな1人の体になったような平和な感覚にならないものだろうか」っていうようなことを書いたのが、原作の小説です。

住吉:へええ!

渡辺:そのテーマに共感したので、舞台化したくって書き直しました。エピソードでは、全部小説にないものを使っています。

住吉:じゃあ、上田岳弘さんの「私の恋人」は、原作っていうよりかは原案に近いですね。「殺戮はなぜ繰り返されるのか」がテーマということですが、お話の感じだと、かなり笑いもありそうですね?

渡辺:ユーモアはあります。お芝居は笑えないと嫌ですね、私は。どんなにシリアスな芝居でも、笑う箇所がないのは嫌です。

住吉:その気持ち、わかるような気がします。笑った瞬間に心が柔らかくなるんですよね。きっと、そのあとにメッセージが素直に入ってきたりするんでしょうね。

渡辺:そうだと思いますよ。説教されるのが嫌だしね。お芝居は、娯楽性が強くてユーモアがあって、泣けて笑えて、というのが好きですね。


2019年の舞台「私の恋人」から


■「オフィス3〇〇」の公演「私の恋人beyond」の詳細はコチラ:
http://office300.co.jp/watashinokoibitobeyond.html


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聴取期限 2022年6月28日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:https://www.tfm.co.jp/bo/aky/
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