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About毎週月曜日は「プロフェッショナルの素顔」をテーマに、 住吉美紀がゲストのライフストーリーを伺います。

“コロナの女王” 岡田晴恵「楽観視するのはまだまだ早い」感染拡大するオミクロン株に警鐘…第6波はどうなっていく?

2022.3.11

住吉美紀、岡田晴恵さん


住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。“頑張るプロフェッショナルの女性の素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な女性をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」。

3月7日(月)のゲストは、昨年末に書籍「秘闘ー私の『コロナ戦争』全記録ー」(新潮社)を上梓した、白鴎大学教授・岡田晴恵さん。今回の放送では、感染症のエキスパートという立場から、新型コロナウイルスの第6波を分析しました。


昨年12月、新潮社から出版された岡田晴恵さんの「秘闘ー私の『コロナ戦争』全記録ー」


岡田さんは共立薬科大学大学院を修了後、順天堂大学大学院にて医学博士を取得。国立感染症研究所、ドイツ・マールブルク大学医学部ウイルス学研究所、日本経済団体連合会21世紀政策研究所を経て、現在は感染症のエキスパートとして活躍しています。

感染症対策の第一人者としてコロナ禍のニュースのコメンテーターとして多数のメディアに出演し、“コロナの女王”という異名までつけられたほど。2021年12月には、岡田さんがコロナ禍で目の当たりにした問題点を鋭く指摘した著書「秘闘ー私の『コロナ戦争』全記録ー」(新潮社)を発売して話題を呼びました。


岡田晴恵さん


◆新型コロナ第6波…感染症のエキスパートはどう見る?

住吉:岡田さんのご専門が感染症学、公衆衛生学ということで、この2年はいろんなところで新型コロナウイルスについての解説を続けてこられました。今はどれぐらいのペースでメディアにご出演されているのでしょうか?

岡田:(ピーク時と比べると)テレビ、ラジオの数は半分ぐらいですね。ただ、他にも大学のことや感染症対策の文章をいろいろ書いたりしているので、忙しい日々であることは変わらないですね。

住吉:今は第6波、収束もまだまだ見えないなかでご出演いただいているのですが、まずは「今の状況をどうご覧になっているのか」「今の私たちはどう過ごすべきなのか」を伺いたいです。

岡田:現在、オミクロン株という感染力の強い株が出ています。肺で増えるウイルス量は少ないと言われていますが、そんななかでも肺炎になられる方はいらっしゃいます。感染者数が増加した分、第6波では、第5波を大きく上回るペースで(感染した方々が)亡くなっています。

今は少しだけ感染者数が減ってはきましたが、それでもまだまだ多いです。私が今、非常に心配をしているのは高齢者施設です。現在、高齢者施設ではワクチンを一生懸命打ってはいますが、2月に施設内でクラスター感染が起こり、たくさんの方が新型コロナウイルスで亡くなりました。

私は高齢者施設の感染症対策もおこなっているのですが、悪化して救急車を呼んでも、なかなか来てくれない現状があります。ようやく来たとしても受け入れ先がなく、結局、高齢者施設に戻ることになって、そのまま亡くなってしまうケースもありました。こういう現場が今もあるんですよ。

住吉:感染者の数字が減ったとしても、そういう現状が今なお続いているということですね。

岡田:そうですね。今は「BA.2株」(ステルスオミクロン)という、従来のオミクロン株よりもさらに感染力が強く、肺でもウイルスが増えやすいのでは? と言われる(新たな派生)株が今後広がっていくだろうと予想されています。

住吉:なるほど。第6波の感染者数を見ていますと、収まりそうで収まらない状態が続いていますよね。

岡田:第5波のときのように、感染者数が急速に落ちてくるものではない上に、今後「BA.2株」によって、さらに増える可能性が考えられます。3月は人が移動する時期なので、移動によって感染リスクも上がりますし、3回目のワクチン接種率は現在20パーセント半ばぐらいです。欧米の接種率は7、8割ですので、比較すると日本を楽観視するのはまだまだ早いと思いますね。

住吉:オミクロン株では、多くのお子さんが罹患していますよね。これは、変異のなかで子どもに感染しやすくなったということなんでしょうか?

岡田:(これまでは、子どもは流行の中心にはならないとみなされてきましたが、)これだけ広がっているということと、ワクチンを打っていないお子さんがまだまだいるのも理由としては考えられます。

住吉:なるほど。

岡田:そんななか、新型コロナウイルスで重症化するのは、やはり高齢者の方なんです。先日、私の友人である白鴎大の先生から急にLINEが来て、お母さんが亡くなったという連絡をもらいました。(感染が発覚してから亡くなるまで)たった3日だったそうで、死に目にも会えなかったそうです。病院から火葬場に行って、家に帰ってきたときは骨壺でしたと。「骨壺が温かかったんです。そのとき初めて、先生が言っていた『コロナが怖かった』ってことが僕はわかった」というLINEが来ました。

住吉:この2年間、(新型コロナウイルスを)どう自分事として捉えるかが大事というのを、お話を伺うことで改めて感じました。

岡田:自分の身に降りかからないと実感が湧かないんですよね。ただ、降りかかったときには非常に厳しくて、つらいのが新型コロナウイルスです。一方で、外出自粛やリモートで学校の授業を受けたり、仕事をする生活によって大変な思いをした人、傷ついた人、乗り越えようとした人がいる状況が2年以上続いているということも(強く)感じています。

◆コロナ禍の2年間を検証した書籍を出版


著書「秘闘ー私の『コロナ戦争』全記録ー」を持つ岡田晴恵さん


住吉:岡田さんにとってもこの2年間は、人生の大きなターニングポイントだったんだろうなと想像します。その2年間を緻密に記録した書籍「秘闘ー私の『コロナ戦争』全記録ー」を昨年末に出版されました。

岡田:この2年間、私が見たものをノンフィクションでありのままに書きました。自粛、検査、医療がない状況、緊急事態宣言……いろんなことがありましたが、「実際には裏でこういうことがあったんだ」と、後世の人に残すために書いた本です。同じ失敗を二度と繰り返してほしくないから、「どうしてこうなっちゃったのか振り返ろうよ」という思いを込めました。

住吉:岡田さんはすごくメモを取られる方で、お電話のあとは、やり取りを必ずメモに書かれているそうですね。「秘闘ー私の『コロナ戦争』全記録ー」を拝読しましたが、どんなやりとりがあったのかが克明に記録されているので、私は小説のように読みふけってしまいました。日常のなかで交わしてきた「どうして、これはこうなんだろう?」の裏側がたくさん書かれていましたね。

岡田:(当時の)田村厚生労働大臣とは、ほぼ毎日電話をして、いろんな対策を考えました。2人で「検査の拡充と大規模施設を作ろう」ってことをテレビ番組で伝えていましたし、(政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会・会長の)尾身茂先生にも、私自身の要望を直接申し上げたことがありました。そうしたことを克明に記録して、「私たちの人生・生活のここに降りかかってきたんだ」ってことを検証し、同じ失敗を繰り返さないようにする。それが重要だと思いました。

住吉:私の場合、2020年4月に新型コロナウイルスに罹患して入院しているので、新型コロナが蔓延する初期にかかっていたんですね。当時は、37度5分以上の熱が4日間続かないと受診ができない状況で、(自分も)我慢して苦しんだ1人なのですが、「その裏にはこんなことがあったのか」ってことも本に書かれていました。国の方針が自身の健康にも関わってくるんだってことを改めて感じることができました。

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聴取期限 2022年3月15日(火)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:https://www.tfm.co.jp/bo/aky/
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