あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で美しいライフスタイルを!

5000年以上の歴史を持ち、クレオパトラも愛した植物との暮らし。植物と向き合い、植物の声を聞くライフスタイルや、ボタニカル・フードのとっておきレシピ。植物の世界からあなたに届く「美しい贈り物」です。

―この番組は、2021年3月で終了しました。―

2019.05.03

Monthly Flower6
5月の花 カーネーション

  • MonthlyFlower
5月の第二日曜日は母の日。カーネーションは母の日に贈る花としておなじみです。赤やピンクが親しまれてきましたが、最近は花の色も豊富で、花びらの模様も多彩。5月の花として楽しんでみてはいかがでしょうか。

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毎月の花をご紹介する「マンスリーフラワー」。今月は、バラやチューリップと並んで古くから世界中で愛されてきたカーネーションの魅力をご紹介します。



母の日のシンボル カーネーション
地中海沿岸のヨーロッパや西アジアにそのルーツを持つ、カーネーション。17世紀にはすでに300種類以上の品種があるほど人気の花だったそうです。日本には江戸時代初期に一度は持ち込まれましたが、当時はそれほど定着せず、本格的に日本での栽培が始まったのは昭和になってから。

ちなみに、母の日にカーネーションを贈るようになったのは20世紀初頭。アメリカで社会活動に身を捧げた亡き母を偲んで、その娘が教会に飾った白いカーネーションがきっかけと言われています。その後「母の日」はアメリカの記念日になり、5月の第二日曜日に定められました。



カーネーションの魅力を生かす2つのアレンジ
大きく咲いたカーネーションの花や、細くカールした葉の緑をより鮮やかに見せてくれるのが白い花器です。白い花器に、薄い黄色がピンクの花びらに混じった「ギオイア」、花びら1枚1枚の白と赤のグラデーションが印象的な「チェリオ」、そして独特の赤が鮮やかな「ノビオシーラン」など、母の日らしい赤とピンク系の花をアレンジしてみました。茎を長く切った花と短く切った花を組み合わせて立体的に広がるようにアレンジすると、カーネーションの花の柔らかい愛らしさがより引き立ちます。

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白い花瓶に赤とピンクのエレガントアレンジ


また、青や緑など色のついたガラスの花瓶に、色系統の異なるカーネーションをアレンジするとモダンな雰囲気に。いくつかの花瓶をトレイの上に並べると、しゃれた小世界が出来上がります。明るい黄色の「ミモザ」をはじめ、ラズベリーレッドの深い赤が印象的な「ノビオドルチェネロ」、黄色と赤のグラデーションが美しい「ギムレット」のアレンジは、知らなかったカーネーションの魅力と出会うことができます。

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色付きガラス花瓶の個性派アレンジ


カーネーションの茎は折れやすく、傷みやすいので取り扱いは丁寧に。5月は気温も上がりますので、涼しくて風通しの良い場所を選んで飾ると長持ちします。カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛情」。5月は特にカーネーションの色や種類が豊富で値段もお手ごろですので、母の日にはもちろん、自由に贅沢にカーネーションアレンジを楽しんでみてはいかがでしょう。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。5月4日は、ファッション・エッセイスト、ライフスタイルプロデューサーのフランソワーズ・モレシャンさんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


アレンジ 市村美佳子(緑の居場所デザイン)
http://www.midorinoibasho.jp/

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