夏休みの自由研究をどうしようと考えている
お子さんと親御さん、
楽しく学べて役に立つ防災を研究してみませんか?
今回は
『100円ショップで揃える!わが家の非常持ち出し袋づくり』を
ご提案します。

まずは、家族について気をつけておきたいことを
ノートに書きだしてみましょう。
例えばこんな感じです。

お父さん 眼鏡 暑がり
お母さん コンタクトレンズ 寒がり
わたし  虫に刺されやすい
おばあちゃん 薬を飲んでいる 歯が悪い

・・・など、できるだけ詳しく書いて下さいね。

では、次です。
どんなグッズがあれば良いかを4つのキーワード
『逃げる』『清潔』『食事』『暑さ寒さ』でそれぞれ考えて、
ノートに書いてみます。

『逃げる』は、まさに逃げる途中で必要になるモノです。
・軍手
・マスク
・懐中電灯
・ホイッスル
・ラジオ
・メモ帳
・ペン
・ロープ
・ルミカライト
・けむりフード など


『清潔』は、避難先でも体を清潔に保つためのものです。
・ウェットティッシュ
・消毒ジェル
・携帯トイレ
・ティッシュ
・使い捨ての下着
・歯ブラシ
・食品ラップ など


『食事』は、非常食やお水のことです。
・レトルトのお粥(上記ケースでおばあちゃん用)
・栄養補助食品
・缶詰
・アルファ米の炊き込みご飯
・キャンディーなどのお菓子
・ペットボトルの水

そして、『暑さ寒さ』。
・濡らして首に巻くとひんやりするネッククーラー
・寒い時の使い捨てカイロ、
・アルミの毛布(エマージェンシーブランケット)
・防水マッチ など


これらは、季節も考えながら書きだしてみて下さい。

ここまでできたら、いざ100円ショップへ!
書きだしたもの以外に、
こんなものが実はこう使えるかも!と言う発見も
きっとあるはずです。
3000円までなど、使うお金を決めておくことも大切です。

揃えたものは大きなリュックに詰めます。

ノートに、苦労した点や、気付いたこと、
近くの避難所はどこかの地図なども
書き加えるといいですね。

世界にひとつだけの、わが家の非常持ち出し袋づくり。
あなたも是非、チャレンジしてみて下さい。

なお、千代田区平河町にある防災専門図書館では
防災に関する、夏休みの課題の相談にも乗ってくれます。
テーマ選びに困ったなとか、
もっと資料が欲しいなと言う時は是非、
司書さんに声をかけてみて下さい。
オススメの図書館です!

防災専門図書館


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