想定を上回る災害が相次いでいます。
そんないまだからこそ知っておきたいのが、
いざと言う時も、知恵と工夫で生活を続けていく方法です!
そこで今朝は、8月に発売された本「自衛隊防災BOOK」を参考に、
ライフラインが止まった中での様々な技をお伝えします。

災害派遣されることも多い自衛隊ならではの技=ライフハックが
100も掲載されたこの本の中から・・・
まずは、停電した時。
「懐中電灯をランタン代わりにする方法」です。
懐中電灯の明かりは、一部をまっすぐ照らすもので、
広い範囲を照らすことはできませんよね。
でも、懐中電灯の先端部分を
敢えてくしゃくしゃにした白いビニール袋で覆うと
一気に光が広がるんです。
これを天井からつりさげたら、ランタンに早変わり!
ただ、ビニール袋が熱くなると
火災の危険があるので注意して下さい。

次に紹介するのは、ガスが止まった時。
「新聞紙を薪代わりにする方法」です。
自分で火を熾す時に新聞紙はとても便利ですが、
そのまま燃やすと火の粉が舞いやすく、
すぐに燃え尽きてしまいます。
そこで、新聞紙を1枚ずつ、
ぞうきんのようにぎゅっと絞って、細長い棒にして下さい。
こうすると、5分ほど燃え続ける薪になるんです!
火の粉も舞いにくくなります。

もうひとつは、断水した時に
「ポリ袋をバケツ代わりにする方法」。
給水拠点などで水をもらう時、バケツやポリタンクが必要ですが
手元にないこともあります。
そんな時は、30リットルや45リットルの大きいポリ袋を
3枚ほど重ねれば、バケツ代わりになります。
袋がパンパンになるまで水を入れてしまうと
重くて運べないので、
水を入れるのは袋の半分くらいまでにするといいでしょう。
持ち運ぶ時は、袋の口をしっかり結んでくださいね。

このように、災害時も知恵と工夫で
足りないものを補うことはできます。
「自衛隊防災BOOK」を参考にしながら、
あなたなりの防災術、身につけてくださいね。

「自衛隊防災BOOK」
https://magazineworld.jp/books/pa


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