2018年10月20日
08:55 耐震フォーラムから考える防災
先日、東京都が「耐震フォーラム〜首都直下地震への備え」を開催しました。
このフォーラムでは、
名古屋大学・減災連携研究センター長の福和 伸夫(ふくわ・のぶお)教授が、
「次の震災について本当のことを話してみよう」をテーマに講演しました。
首都直下地震は、
「今後30年以内に70%の確率で起きる」と想定されていますが、
福和教授は、国や都などの「公(おおやけ)」に頼るのではなく、
自分の身は自分で守ることが、何よりも大切だと話していました。
例えば、東京都で考えると、都の人口1,375万人に対して、
東京消防庁の職員は、およそ1万8400人。
そのため、福和教授は、
「地震が起きた際、消防が救助してくれるだろうと
期待を寄せるのではなく、救助される事態にならないよう、
日頃から備えておく必要がある。
できる備えは、『家具の固定と住宅の耐震』」
だと強調していました。
また、今回のシンポジウムでは
2016年4月の熊本地震の際に現場で救助活動に当たった
熊本消防局の消防士 吉本直樹さんも講演を行いました。
吉本さんはご自身も被災された中、
「災害時に最も必要なもの」についてこう語っています。
水です。
水を備蓄してそのまま置いていたら
腐っちゃうんじゃないかなという所もありますが、
やっぱり飲み水・ペットボトルを常に備蓄しおく。
期限間際になったらそれを消費して、
またストックを繰り返す。
もしかしたら無駄になるかもしれない。
けれども、災害がおきた時に
これをしておいて良かった!と言うことが
絶対にあると思います。
備えは自分なりにやっておいた方がいいと思います。
やはり「水」ということでしたね。
飲料水の備蓄は1人1日3リットルを目安に、
3日分用意しておくことがオススメです。
今年は、大阪や北海道で大きな地震が起きましたが、
首都直下地震への備えを、今から進めていきましょう!
音声ファイルはこちら
このフォーラムでは、
名古屋大学・減災連携研究センター長の福和 伸夫(ふくわ・のぶお)教授が、
「次の震災について本当のことを話してみよう」をテーマに講演しました。
首都直下地震は、
「今後30年以内に70%の確率で起きる」と想定されていますが、
福和教授は、国や都などの「公(おおやけ)」に頼るのではなく、
自分の身は自分で守ることが、何よりも大切だと話していました。
例えば、東京都で考えると、都の人口1,375万人に対して、
東京消防庁の職員は、およそ1万8400人。
そのため、福和教授は、
「地震が起きた際、消防が救助してくれるだろうと
期待を寄せるのではなく、救助される事態にならないよう、
日頃から備えておく必要がある。
できる備えは、『家具の固定と住宅の耐震』」
だと強調していました。
また、今回のシンポジウムでは
2016年4月の熊本地震の際に現場で救助活動に当たった
熊本消防局の消防士 吉本直樹さんも講演を行いました。
吉本さんはご自身も被災された中、
「災害時に最も必要なもの」についてこう語っています。
水です。
水を備蓄してそのまま置いていたら
腐っちゃうんじゃないかなという所もありますが、
やっぱり飲み水・ペットボトルを常に備蓄しおく。
期限間際になったらそれを消費して、
またストックを繰り返す。
もしかしたら無駄になるかもしれない。
けれども、災害がおきた時に
これをしておいて良かった!と言うことが
絶対にあると思います。
備えは自分なりにやっておいた方がいいと思います。
やはり「水」ということでしたね。
飲料水の備蓄は1人1日3リットルを目安に、
3日分用意しておくことがオススメです。
今年は、大阪や北海道で大きな地震が起きましたが、
首都直下地震への備えを、今から進めていきましょう!
音声ファイルはこちら