11月1日は語呂合わせでワンワンワン、
犬の日なんだそうです!
いま、医療の進歩でペットの寿命も延びて、
より長い時間を一緒に過ごせるようになりました。
そんな家族のペット。
では、災害への備えはしてあげていますか?
けさは、ペットと災害について
必要な情報がぎゅっと詰まった、
環境省が発表したばかりの冊子をご紹介します。
タイトルは「災害、あなたとペットは大丈夫?」と言うもの。
都道府県の動物愛護センターや保健所でもらえるほか、
環境省のHPからダウンロードもできます。

中を見てみると、まずはこれまでの災害で
ペットにどんな問題が起きたか、実例が書かれています。
例えば・・・

・家屋の倒壊や倒れた家具によりペットが逃げられず死亡した
・他人や他の場所、他の動物に慣れてないため、
 どこにも預けることが出来ず苦労した

など。
これが自分のペットだったらと思うと、胸が苦しくなりますね。

では、具体的に何をどうしたらいいのか?
冊子では、災害発生から1週間の流れをフローチャートで
分かりやすく示しています。
まずは「災害が起きた時、ペットがどこにいるか」からスタート。
自宅で一緒に被災したと言う場合は、
次に「在宅避難」か「同行避難」かを選びます。
ここでは同行避難を選ぶと・・・
次に選ぶのは、避難所がペット受け入れ可か不可か。
「不可」を選ぶと、取るべき行動の選択肢が4つ現れます。

1、ペットは自宅、飼い主は避難所へ。

2、車やテントを活用して生活

3、知人や施設などに預ける

4、ペット受け入れ可の避難所へ行く

・・・と、このように
取るべき行動を状況ごとに辿っていけるので
災害が起きて気が動転している時にも役に立ちそうです。

このほか冊子では、
どんな対策を取っていないとどんな問題が起きてしまうのか。
そこから考える、必要な準備とは何か。
犬の場合、ネコの場合、それぞれまとめられています。
チェックボックスもついていて、
自分が出来ていないことも見える化できます。

飼い主さん、ペットを守れるのは自分だけです。
ぜひ確認して下さいね!

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