パティスリーショップの『ピエール・エルメ・パリ』と聞くと、
スウィーツ好きの方なら、
色とりどりのお洒落なマカロンなどが目に浮かぶと思います。
その『ピエール・エルメ』が先日、
災害を見据えた缶詰の販売をスタートしました。
しかも、中身はスウィーツ・・・ではなく
カツオや地鶏のおかず! 詳しくご紹介します。

11月8日、丸の内の商業施設「二重橋スクエア」の中に
新ブランド『made in ピエール・エルメ』の1号店がオープンしました。
コンセプトは『日本の素晴らしいものを丸の内から世界へ発信する』。
各地の生産者とコラボした食材や、雑貨などを販売しています。
そこに登場したのが、高知県にある黒潮町缶詰製作所と一緒に作った
4種類のおかずの缶詰!
災害の時でも誰もが食べられるよう、
小麦や卵、ミルクなどの7大アレルゲンを使用していません。
黒潮町缶詰製作所は元々、「普段から美味しく食べられる」
「毎日食べたくなる」と言うことをコンセプトに、
地元の食材を使った備蓄用缶詰を作っています。
ピエール・エルメも、美味しさと喜びを日々届けることを
大切にしている中、今回コラボすることになったそうです。



さて、肝心の缶詰の中身ですが、
『黒潮オイルのごろっとカツオ』
『カツオdeオリーブ』
『土佐はちきん地鶏 バルサミコ仕立て』
『土佐はちきん地鶏 ゆず塩仕立て』



正直、買ったらすぐに食べてしまいたくなる缶詰です!
カツオの缶詰はそれぞれ500円、地鶏は650円。
丸の内の『made in ピエール・エルメ 丸の内』と
ピエール・エルメ・パリ青山で購入できます。
いわゆる高級缶詰ではありますが、
いざと言うときに美味しいものは、心を元気にしてくれます。
それは決して贅沢ではないと、私は被災地を取材する中で感じてきました。
非常食として、ピエール・エルメの缶詰。
そんな選択肢も考えてみてはいかがでしょうか?


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