地震などの災害は日頃からの備えが大切ですが、
防災について考える機会は
なかなかないなぁ・・・という方が
多いのではないでしょうか?
そこで、今回ご紹介したいアイテムが、
手帳と防災を組み合わせた
「防災プラス手帳」というものです。

これは東日本大震災をきっかけに作られたもので、
防災ノウハウをまとめた100ページの「本」と、
手帳型「防災ダイアリー」が1つのセットになっています。
本の監修は、災害情報が専門の京都大学名誉教授、
河田 惠昭さんが務めました。

この「防災プラス手帳」は
毎年、内容が更新されるのが特徴。
2019年版、防災ノウハウ本の方には
南海トラフ巨大地震に関連する臨時情報や、
去年の西日本豪雨で得た教訓も書き加えられています。
「3.11で実際に役立った防災グッズ」として、
毛布、タオル、カセットコンロや自転車、
使い捨ての皿、紙コップ、
食品用のラップなども紹介されています。

一方、手帳型「防災ダイアリー」の方ですが、
こちらには、1日1つ防災の豆知識が載っている
月別カレンダーに加えて、
災害カレンダー、
自分や家族の情報を書き込むメモの欄がついています。
月別カレンダーの豆知識は例えば、
「寒いときは新聞紙を服の下に入れると温かくなる。」
「重い物はできるだけ下に収納するようにする」など。
手帳として使いながら、自然と目に入るのがいいですね。
災害カレンダーのページには、
何月にどんな大災害が起きたかに加えて、
ここにも災害から学べる教訓が。
1月の阪神大震災の項目では
「耐震対策・家具の転倒防止が重要」など書かれています。

防災の知識を持ち歩いて、
いつでも見ることができるように作られた
「防災プラス手帳」。
災害への備えを進める上で、とても参考になります!

https://bcp.official.ec/


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