いよいよ、最大10連休のGWが始まりました。
そこで今回は改めて、運転中に地震が起きたら
どうすればいいかを考えます。

ハンドルを取られるほど大きく揺れた、
またはラジオなどで緊急地震速報が流れてきたら、
一般道・高速道路問わず、
すぐにハザードランプをつけて、
ゆっくりスピードを落とし、車を道路の左側に寄せましょう。
そして揺れが収まるまでは原則、
その場で待機してラジオなどで情報収集します。

揺れが収まった後は、
可能であれば駐車場や空き地などに移動して下さい。
大通りは救急車や消防車などの緊急車両が通行するために
空けておく必要があるからです。

ただし、地震が起きた時にトンネルの中や橋の上、
高架式の道路の上にいたら
そのまま走り抜けたほうがいいケースもあります。
トンネルは崩落すると閉じ込められる可能性があるほか、
火災が発生すると逃げ場がなくなります。
また橋や高架も、倒壊したり
振り落とされたりすることが考えられます。
状況に応じて判断することが必要なんですね。
トンネルや橋の出口がまだ随分先だったり
渋滞によって走り抜けるのが難しい場合は、
決して無理をせず、車を左側に停めたら、
すぐに近くの非常口などから避難しましょう。

なお、地震の後、車を置いて避難する場合は、
鍵は付けたまま、ドアはロックせず、
車の中に自分の連絡先のメモを残し、
必ず貴重品や車検証を持って
車から離れるようにしてください。
鍵を付けたままでドアをロックしないのは、
緊急車両が通行できるよう、
車を移動させることがあるためです。
そのとき車に連絡先が残っていれば、
よりスムーズに車を返してもらえるそうです。

車に乗っている時の地震・・・
あらかじめイメージしておかないと、
なかなかその瞬間の行動につながりません。
もしこの瞬間に地震が起きたらどうしたらいいのか、
運転するときは、いつも頭の片隅で考えて下さいね。


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