これからの時期は、地震だけでなく、
大雨による災害への備えも必要になってきます。
しばらく家から出られないことも想定されるほか、
流通がストップして、
お店にものが入って来なくなることも考えられます。
特に食べ物と水・・・
東日本大震災の時は、食料を満足に調達できたのが、
震災から3日目以降という地域もありました。

そんな中、農林水産省が、災害に備えた
「家庭用食料品備蓄ガイド」をホームページで公開しています。
ここには、備蓄する食料品のリストや、備蓄の方法、
そして、災害から1週間の献立の例なども載っています。
具体的にご紹介しましょう。

まず、災害への備えとして最低限用意するものは、
水、米、缶詰、そしてカセットコンロ。
水は、飲み水として1日ひとり1リットル、
調理用の水を含めると3リットルほどあると安心です。
お米は、2キロが1袋あると、およそ27食分に。
缶詰は、肉や魚、豆などがあると、たんぱく質を確保できます。
そして、重要なのがカセットコンロ!
災害時は、電気やガスがストップすることもあるので、
食品を温めたり、簡単な料理をする時にとても役立ちます。
予備のガスボンベも是非、用意しておきましょう。

そして、備蓄の基本として、
普段使う食料品を多めに買い置きして、使ったら買い足し、
最低3日分を確保しておくよう、アドバイスも載っています。
いわゆるローリングストックですね。

更に、是非見て欲しいのが、災害から1週間の献立例です。
例えば、1日目は、朝食が、パン・野菜ジュース・バナナ、
昼食が、ご飯・インスタントみそ汁・缶詰のイワシの煮付け、
夕食は、アルファ米の五目ご飯・缶詰の焼き鳥という献立に。
災害の時の食事をイメージする上で参考になりますね。

この農林水産省の「家庭用食料品備蓄ガイド」、
備蓄すべきもののチェックリストもありますので、
是非、活用してください!

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