2020年02月15日
08:25 「災害支援プログラム」に注目!
相次ぐ自然災害で、今もボランティアの力が必要とされています。
そんな中、自治体で働いていたり、
ボランティア団体に携わっている方などにとっては、次の災害で、
自分たちがボランティアを募集する立場になるかもしれません。
でも、実際にどう募集したり、情報発信したりすればいいのか、
どう運営していけばいいのかなど、課題は多いと思います。
仮にマニュアルがあったとしても、被災すると、
想定通りにいかない可能性もありますよね。
そんな中、ボランティアを募集する側を支援する
民間の取り組みが始まりました。
今朝は、こちらを詳しくご紹介します。
様々な企業の作業効率を改善するクラウドサービスを手がける会社
「サイボウズ」では、今年1月から、社員の有志によって
『災害支援プログラム』というものがスタートしました。
具体的にどんな支援をしてくれるのか。
例えば、サイボウズはIT企業なので、ボランティア募集のHPや
アプリの作成、情報収集、データ入力などを行うことができます。
また、パソコンやプリンターなどが壊れたり足りない場合には、
会社で使用していない機器を活用して、可能な限り提供してくれる
そうです。返却の必要はありません。
さらに、現場で、実際にそれらの機器をケーブルで繋げる作業や、
Wi-Fiへの接続も行ってくれるとのこと。これら全てが無償です。
なお、支援の対象は、災害の復旧・復興に関わる中央省庁や
地方自治体、行政機関、公的医療機関やボランティア団体などです。
でも、なぜここまでの支援を企業の社員が無償で行うことができるのか?
そもそもは、東日本大震災をきっかけに、社員のひとり柴田哲史さんが、
個人でボランティア活動を続けて来たことにありました。
柴田さんは、これまで十を超える被災地で継続的な支援を行っていて、
そんな柴田さんの姿に、他の社員も心を動かされたそうです。
今では、色々な部署から30人を超える社員が集まり、
サイボウズの会社としても、このチームに対して、
普通の有給休暇に加えて年40日の有給休暇を認めることになりました。
ただ、柴田さんをはじめチームでは、自治体やボランティア団体に対し、
何か起きる前から顔が見える関係を作っておくことの大切さを
呼びかけています。
いざという時に、ぜひ力を貸して欲しいと言う自治体や、
ボランティア団体の方は、災害が起きていない平時だからこそ、
コンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。
サイボウズの災害支援プログラムについては、
「防災フロントライン」のHPにリンクを貼っておきます。
何か起きた時、復旧のスピードが更に加速できるはずです。
音声ファイルはこちら
そんな中、自治体で働いていたり、
ボランティア団体に携わっている方などにとっては、次の災害で、
自分たちがボランティアを募集する立場になるかもしれません。
でも、実際にどう募集したり、情報発信したりすればいいのか、
どう運営していけばいいのかなど、課題は多いと思います。
仮にマニュアルがあったとしても、被災すると、
想定通りにいかない可能性もありますよね。
そんな中、ボランティアを募集する側を支援する
民間の取り組みが始まりました。
今朝は、こちらを詳しくご紹介します。
様々な企業の作業効率を改善するクラウドサービスを手がける会社
「サイボウズ」では、今年1月から、社員の有志によって
『災害支援プログラム』というものがスタートしました。
具体的にどんな支援をしてくれるのか。
例えば、サイボウズはIT企業なので、ボランティア募集のHPや
アプリの作成、情報収集、データ入力などを行うことができます。
また、パソコンやプリンターなどが壊れたり足りない場合には、
会社で使用していない機器を活用して、可能な限り提供してくれる
そうです。返却の必要はありません。
さらに、現場で、実際にそれらの機器をケーブルで繋げる作業や、
Wi-Fiへの接続も行ってくれるとのこと。これら全てが無償です。
なお、支援の対象は、災害の復旧・復興に関わる中央省庁や
地方自治体、行政機関、公的医療機関やボランティア団体などです。
でも、なぜここまでの支援を企業の社員が無償で行うことができるのか?
そもそもは、東日本大震災をきっかけに、社員のひとり柴田哲史さんが、
個人でボランティア活動を続けて来たことにありました。
柴田さんは、これまで十を超える被災地で継続的な支援を行っていて、
そんな柴田さんの姿に、他の社員も心を動かされたそうです。
今では、色々な部署から30人を超える社員が集まり、
サイボウズの会社としても、このチームに対して、
普通の有給休暇に加えて年40日の有給休暇を認めることになりました。
ただ、柴田さんをはじめチームでは、自治体やボランティア団体に対し、
何か起きる前から顔が見える関係を作っておくことの大切さを
呼びかけています。
いざという時に、ぜひ力を貸して欲しいと言う自治体や、
ボランティア団体の方は、災害が起きていない平時だからこそ、
コンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。
サイボウズの災害支援プログラムについては、
「防災フロントライン」のHPにリンクを貼っておきます。
何か起きた時、復旧のスピードが更に加速できるはずです。
音声ファイルはこちら