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さて、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、
外出の自粛やリモートワークなど家で過ごす時間が長くなっていますよね。
緊急事態宣言が出てから、
生活がガラリと変わったという人も多いのではないでしょうか。
この、長く続く自粛生活で、あなたの心は疲れていたり、
乱れていたりしていませんか?

今日は、「心を整えるポイント」をお伝えします。

東京歯科大学准教授で精神科医の宗・未来先生は
なれない環境で、
生活のリズムか崩れると感情が不安定になり、
感情の不安定さが増すと、眠れなくなるなど
生活リズムが崩れるといった悪循環になる人が多いと話します。

そうならない為に、
まずは、“同じリズムで過ごす事”を心がけて欲しいと言います。

宗先生
「私達の身体は、体内時計といって、生物学的なリズムを刻む時計が入っているんです。
この時計は、時計という名前がついているのに毎日必ず狂う時計です。
時刻調節をしないと直ぐに狂ってしまうんです。
時計が狂うと、心身の不調や病気をうんでしまう事が分かっています。
心身の衛生を保つ上でとても大切な時計なのです。

これが上手く働くと、心地の良い心身のバランスがとれるという事が分かっています。
寝る時間、起きる時間、食事、日課や趣味などを始める時間、
コミュニケーションを取る時間これを日々揃える事で、バランスが保たれます


睡眠、食事、仕事や家事の時間など、
生活の中でポイントとなる時間を決めることが大切なんですね。
「なかなかできなそうだな〜」という人は、
事前に一日の予定を考えて、
予定通り出来ていたかをノートに記録するのも
生活リズムを整える為の一つの方法として有効だそうですよ。

それでは、感情が不安定になったらどうしたら良いのでしょうか?
宗先生は“3つのポイントがあると話します。

宗先生
「1つ目は、「行動
行動は、生活リズム・社会リズムをしっかりする事で感情の土台が作られます。

2つ目は、「感じ方・考え方
起きているストレスをありのままに感じる、認めていくことが大事。
一時的に、辛いなと思ったりするのですが、その時は、
話したり、話す人がいなければ、紙に書きましょう。
Twitterやブログに本音を書くとスッキリする感覚分かりますか?
感情を表に出す事が大切です。

3つ目は、「コミュニケーション
大事な家族と話し合いを持ちましょう。
又は友人とコミュニケーションを取ってガス抜きをしてください。

生活リズムが整うと、体内時計が整い、心が整います。
そして、社会距離は保ちつつ、人とのこころの距離は“蜜”にしましょう。
辛くなってしまったら、友人や医師に相談してくださいね。



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