2020年11月07日
08:25 11月5日は津波防災の日
防災フロントライン、
TOKYO FM・手島千尋です。
この番組では、
毎週、防災や災害に関する情報をお伝えしています。
11月5日.この日がなんの日かご存じですか?
答えは・・・「津波防災の日」です。
これは、
東日本大震災での大きな津波被害を踏まえて
震災が起きた2011年に法律で制定されたもので、
「津波対策についての理解と関心を深める日」とされています。
そこで今朝は改めて、津波について考えます。
そもそも、
なぜ11月5日は「津波防災の日」となったのか・・・
それは「稲むらの火」という逸話に由来しています。
江戸時代末期
1854年11月5日、安政南海地震が起きました。
この時、
迫りくる津波に気が付いた和歌山の庄屋さんが、
収穫したばかりの自分の田んぼの稲の束に火をつけて、
村人を高台に避難させたそうです。
この話にちなんで、
11月5日が「津波防災の日」となりました。
この津波。
30年以内に70%の確立で
「首都直下地震」「南海トラフ地震」が起きるとされていて、
関東に住む私たちも津波の脅威にさらされる可能性があります。
日本の津波は、発生から到達時間が早いというのが特徴です。
東北大学
災害科学国際研究所 所長の 今村文彦先生はこの様に話します。
今村文彦先生:
首都直下とか南海トラフの東京湾はですね、
時間の猶予はあるんですけれども、1時間程度でくる。
場合によっては、
もう少し近い所で起きると
それより短い間で沿岸部に来ると考えられます。
1時間と聞くと、
安全な場所に逃げられる時間がるじゃないか?
と思いませんか?
今村先生はこの様に話しています。
今村文彦先生:
津波の場合は、
短いと数分 長くて1時間程度と猶予はあるんですが、
1時間という時間も長くはないんですね。
避難の準備をしたり、移動方法を考えたり、
どこに安全な場所があるかを確認したりしていると。
実は、猶予的には非常に厳しいんです。
その為、
あらかじめ複数避難できる所を確認しないと
逃げ遅れてしまったり、津波に巻き込まれる可能性があります。
東日本大震災の時も、津波到達まで1時間あった地域でも
多くの方が命を落としました。
1時間という時間は決して長くありません。
最後に、
今村先生に、津波から命を守る為のポイントを伺いました。
今村文彦先生:
,泙困蓮⇒匹譴箸、警報の情報を得る事。
△修両霾鵑鯊圓舛垢ない事。
次に大切なのは、安全な場所を確認して移動を始める。
移動をするのに、原則的は徒歩で避難するわけですが
きちんと事前に確認すれば、自動車という手段もあります。
どういう方法で移動できるのか、これも重要な項目になります
ぐ汰瓦聞眤罎鉾鯑颪垢襦2次、3次避難場所まで考えておく。
津波防災の日が制定されている11月に
地震の備えだけでなく、
津波についても家族で考えてみてくださいね。
音声ファイルはこちら
TOKYO FM・手島千尋です。
この番組では、
毎週、防災や災害に関する情報をお伝えしています。
11月5日.この日がなんの日かご存じですか?
答えは・・・「津波防災の日」です。
これは、
東日本大震災での大きな津波被害を踏まえて
震災が起きた2011年に法律で制定されたもので、
「津波対策についての理解と関心を深める日」とされています。
そこで今朝は改めて、津波について考えます。
そもそも、
なぜ11月5日は「津波防災の日」となったのか・・・
それは「稲むらの火」という逸話に由来しています。
江戸時代末期
1854年11月5日、安政南海地震が起きました。
この時、
迫りくる津波に気が付いた和歌山の庄屋さんが、
収穫したばかりの自分の田んぼの稲の束に火をつけて、
村人を高台に避難させたそうです。
この話にちなんで、
11月5日が「津波防災の日」となりました。
この津波。
30年以内に70%の確立で
「首都直下地震」「南海トラフ地震」が起きるとされていて、
関東に住む私たちも津波の脅威にさらされる可能性があります。
日本の津波は、発生から到達時間が早いというのが特徴です。
東北大学
災害科学国際研究所 所長の 今村文彦先生はこの様に話します。
今村文彦先生:
首都直下とか南海トラフの東京湾はですね、
時間の猶予はあるんですけれども、1時間程度でくる。
場合によっては、
もう少し近い所で起きると
それより短い間で沿岸部に来ると考えられます。
1時間と聞くと、
安全な場所に逃げられる時間がるじゃないか?
と思いませんか?
今村先生はこの様に話しています。
今村文彦先生:
津波の場合は、
短いと数分 長くて1時間程度と猶予はあるんですが、
1時間という時間も長くはないんですね。
避難の準備をしたり、移動方法を考えたり、
どこに安全な場所があるかを確認したりしていると。
実は、猶予的には非常に厳しいんです。
その為、
あらかじめ複数避難できる所を確認しないと
逃げ遅れてしまったり、津波に巻き込まれる可能性があります。
東日本大震災の時も、津波到達まで1時間あった地域でも
多くの方が命を落としました。
1時間という時間は決して長くありません。
最後に、
今村先生に、津波から命を守る為のポイントを伺いました。
今村文彦先生:
,泙困蓮⇒匹譴箸、警報の情報を得る事。
△修両霾鵑鯊圓舛垢ない事。
次に大切なのは、安全な場所を確認して移動を始める。
移動をするのに、原則的は徒歩で避難するわけですが
きちんと事前に確認すれば、自動車という手段もあります。
どういう方法で移動できるのか、これも重要な項目になります
ぐ汰瓦聞眤罎鉾鯑颪垢襦2次、3次避難場所まで考えておく。
津波防災の日が制定されている11月に
地震の備えだけでなく、
津波についても家族で考えてみてくださいね。
音声ファイルはこちら