今年も残すところ5日となりましたね。
新年を迎える準備は進んでいますか?

今朝は、「
年末年始に考えたい防災備蓄」についてお伝えします。
防災アドバイザーの岡部梨恵子さんに
主婦の視点で防災備蓄について教えてもらいましょう♪

岡部さんは、
家庭備蓄の基本は“掃除と整理”が大切だと話します。

岡部さん
一年間で一回も使わなかった物、
見つけて処分出来たらそこでさよならしてください。
家の中の6割くらい物が減ったりするんです。
皆さんのお宅で起きている事って使っているものを足元に出しっぱなしだったりとか・・・・。
そうすると、
やっぱり地震とかが来ました時に、足元のものとかがつまづいて転んでしまうとか
棚の上とかに使わないものを置いておくと揺れた時に落下して怪我をしてしまいます。
本当に必要なものだけしか持っていない生活っていうのは、
安全な家という事になるのでそういった所を意識していただいて
物を減らしていただきたいと思います。

使ってないと分かっていても、なかなか捨てられないんですよね。
また、物を捨てる事によって、備蓄のスペースが生まれます。
2リットルのペットボトル6本入った段ボールに備蓄品を入れてみると、
1人3日分でも4箱くらい必要です。家族4人で計算すると3日分で段ボール箱12箱。
首都直下や南海トラフ地震が起きた際の食料や水などの家庭備蓄は1週間分と
されていますから、備蓄スペースは思ったよりも必要になります。
年末のこの機会に大掃除をして備蓄スペースを生み出しましょう。

次に、備蓄食品についてです。
備蓄といっても、必ずしも非常食だけを1週間分備える必要はないという事です。
ご自宅のキッチンや冷蔵庫には、
普段の食品だけでも意外と数日分の買い置きがあるのではないでしょうか?
そういう場合は、
今のストックを少しだけ増やして、災害時に役立つ非常食や水を
付け足せば、1週間分程度の備蓄量を確保できるかもしれません。

非常食と日常食を合わせてバランスよく1週間分を備える事が大切です。

防災アドバイザーの岡部さんは、
防災グッズを再点検すると共に、
家電量販店で最新の防災グッズを見る事もおすすめだと話します。

岡部さん
電気系統のものっていうのは、やっぱり進化しますね。
特にね、すごい便利な機能がついたりする事があるので、
そういった物というのは、2、3年に1回は見ていただくとよりいい物が買えると思います。
備蓄電源もすごくいいものがありまして、
小型家電とかも扇風機あったりとかも使える様なものがあって、
1回に4台フル充電できるっていう様なポータブルの小さいタイプの電源があるます。
そういった物を買っていただくと、
やっぱり充電がない事によって不安感って増しますので、
しっかりそういった充電ができる電源として用意しておいて貰うといいと思います。


確かに、防災グッズは年々進化していますよね。
携帯電話の充電など備蓄電源は大切です。
古くなっている防災グッズは新しい製品に買い替えましょう。

新年を迎える前に、ご家庭の備蓄スペースの確保、備蓄品を見直しましょう。




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