あけましておめでとうございます。
今年も、防災FRONTLINEでは、地震などの災害が起きた時に
皆さんに役立つ情報を分かりやすくお届けしていきます。

2021年、1回目の放送は、お正月、家族で挑戦してもらいたい
“パッククッキング”についてお伝えします。

パッククッキングとは?どんな調理方法なのでしょうか?
主婦の視点で防災の知識を教えている、
防災アドバイザーの
岡部梨恵子さんに教えていただきました。


被災した時も、
カセットコンロとお鍋、お水、ポリ袋の備えがあれば
温かい料理を簡単に作る事ができます。

まずは、パッククッキングの基本、
“ごはんの炊き方”について岡部さん教えてもらいましょう。



ごはんと、おかずが同時に作れるんですね!
改めてお米の炊き方を確認しましょう!

まず、お米、0.5合とお水120ミリリットルをポリ袋に入れて、
30分ほど浸水させます。
30分経ったら、水の入ったラインを指で押さえて、空気を抜きます。
空気が抜けたら、
お鍋のお湯がポリ袋に入ってこない様にするため、袋の一番上を固く結びます。
結び終わったら、お鍋に6分目ぐらいまで張ったお水を沸騰させて、弱火にします。
そして、お鍋にポリ袋を入れて30分ほどボイルします。
30分経ったら、お鍋からポリ袋を取り出して火を止めます。
最後に、器にポリ袋を入れて結び目を切ると、ふっくらごはんの完成です!

その他にもパッククッキングは、蒸しパンや蒸し焼きそばなど、
いろいろな料理を作る事ができます。
インターネットで“ポリ袋調理”または“パッククッキング”と検索してみてください。

岡部さんは、日頃から家族で作る習慣をつけて欲しいと話します。


日頃から取り組むことが大切ですよね。
お正月を使って家族で
パッククッキングに挑戦してみてください。


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