2021年08月28日
08:25 ペット防災カレンダー
ペットを飼っている方は日ごろからペット防災についての情報に触れていると思いますが、ペット防災に関する知識を盛り込んだカレンダーがあるのをご存じですか?
きょうは「ペット防災カレンダー」について紹介します。
「ペット防災カレンダー」は、犬や猫のかわいいイラストとともに、
『命を守る』カレンダーとして、人と動物が被災したときに安心して
安全な避難生活が送れるような防災知識が載っているカレンダーです。
カレンダーには「チャレンジ週間」と言って
毎月、防災・減災力を高めるテーマが1週間設定されています。
例えば7月には「ポータブル電源購入期間」と書かれていて、
停電時に使う家電の電力を計算し、必要な容量を調べるのを促す週間です。
さて、このポータブル電源ですが、いろいろな種類がありますよね。
購入するのはわかるけど、どれを購入するべきか悩んだりしませんか?
ポータブル電源を購入する際に、最も重要なのが「バッテリー」容量。
バッテリー容量は、ワットアワーという単位で示されています。
これは、100wの電化製品を何時間使用できるかを示しています。
例えば、300ワットアワーのポータブル電源であれば、
100Wの電化製品を3時間使用できます。
300ワットアワーの容量のポータブル電源で使用できる電化製品は、
例えば、スマートフォンおよそ28回充電できたり、LED照明でおよそ22時間、
扇風機はおよそ15時間使用できます。
容量が大きければ、長時間電化製品を使用できますが、サイズや重量が大きくなるため、
用途や人数に合わせて適切なものを購入する事が大切です。
ペットは、子供や高齢者と一緒で、体内の温度調節が上手くできません。
夏に災害が起きて、ライフラインが止まってしまったら
熱中症になってしまう可能性もあります。
私たちの災害時の備えがペット防災の備えにもつながっていきます。
その他に、カレンダーには、子供や家族で防災について考える
きっかけになる様に、「間違い探し」や防災クイズなどで、
楽しく、災害の備えについて学ぶ事ができます。
カレンダーを開発したNPO法人・人と動物の共生センター理事長で
獣医師の奥田順之さんは、生活の中でペット防災の知識や
一般的な防災の知識を再確認するきっかけにして欲しいと話します。
また、こんな思いを話してくれました。
奥田さん:
カレンダーにすることでプレゼントしやすいものになるというのが大きいかなと思います。
例えば、犬の飼い主さんがお散歩バッグの中に入れて、散歩友達に渡してくれたなど
このペット防災の備えをいかにも必要だよってことをいかに広めていくかという意味でも
カレンダーにすることに大きな意味があります。
チラシだと渡しにくいけど、カレンダーだったら渡しやすい、
プレゼントしやすい。
そういった形で人から人に伝わっていく、つなげていくということが
この防災を広めてくために大切なんじゃないかなと思います。
ペット防災カレンダーは2022年版を作成中で
10月ごろから一般向けの予約を受け付ける予定です。
詳しくは、「人と動物の共生センター」のホームページをご覧ください。
http://human-animal.jp/bousai-blog/2053
音声ファイルはこちら
きょうは「ペット防災カレンダー」について紹介します。
「ペット防災カレンダー」は、犬や猫のかわいいイラストとともに、
『命を守る』カレンダーとして、人と動物が被災したときに安心して
安全な避難生活が送れるような防災知識が載っているカレンダーです。
カレンダーには「チャレンジ週間」と言って
毎月、防災・減災力を高めるテーマが1週間設定されています。
例えば7月には「ポータブル電源購入期間」と書かれていて、
停電時に使う家電の電力を計算し、必要な容量を調べるのを促す週間です。
さて、このポータブル電源ですが、いろいろな種類がありますよね。
購入するのはわかるけど、どれを購入するべきか悩んだりしませんか?
ポータブル電源を購入する際に、最も重要なのが「バッテリー」容量。
バッテリー容量は、ワットアワーという単位で示されています。
これは、100wの電化製品を何時間使用できるかを示しています。
例えば、300ワットアワーのポータブル電源であれば、
100Wの電化製品を3時間使用できます。
300ワットアワーの容量のポータブル電源で使用できる電化製品は、
例えば、スマートフォンおよそ28回充電できたり、LED照明でおよそ22時間、
扇風機はおよそ15時間使用できます。
容量が大きければ、長時間電化製品を使用できますが、サイズや重量が大きくなるため、
用途や人数に合わせて適切なものを購入する事が大切です。
ペットは、子供や高齢者と一緒で、体内の温度調節が上手くできません。
夏に災害が起きて、ライフラインが止まってしまったら
熱中症になってしまう可能性もあります。
私たちの災害時の備えがペット防災の備えにもつながっていきます。
その他に、カレンダーには、子供や家族で防災について考える
きっかけになる様に、「間違い探し」や防災クイズなどで、
楽しく、災害の備えについて学ぶ事ができます。
カレンダーを開発したNPO法人・人と動物の共生センター理事長で
獣医師の奥田順之さんは、生活の中でペット防災の知識や
一般的な防災の知識を再確認するきっかけにして欲しいと話します。
また、こんな思いを話してくれました。
奥田さん:
カレンダーにすることでプレゼントしやすいものになるというのが大きいかなと思います。
例えば、犬の飼い主さんがお散歩バッグの中に入れて、散歩友達に渡してくれたなど
このペット防災の備えをいかにも必要だよってことをいかに広めていくかという意味でも
カレンダーにすることに大きな意味があります。
チラシだと渡しにくいけど、カレンダーだったら渡しやすい、
プレゼントしやすい。
そういった形で人から人に伝わっていく、つなげていくということが
この防災を広めてくために大切なんじゃないかなと思います。
ペット防災カレンダーは2022年版を作成中で
10月ごろから一般向けの予約を受け付ける予定です。
詳しくは、「人と動物の共生センター」のホームページをご覧ください。
http://human-animal.jp/bousai-blog/2053
音声ファイルはこちら