取材日記

TOKYO FMが誇る報道スポーツチームが総力を挙げて取材します。
ラジオならではのハートフルなスポーツ報道をお送りします。

「Countdown to PyeongChang 2018」スタート!

4年に1度の冬のオリンピック。
韓国での平昌オリンピックの開幕まで、あと65日です!!

今日からTOKYO FM「Skyrocket Company」では、
毎週水曜日に平昌オリンピックの情報をお届け!
「Cheer Up Station〜Countdown to PyeongChang 2018」
(18時10分頃〜)
選手たちへのインタビューや競技の紹介、
ピョンチャンに関する情報などを通して、
チームJAPANを盛り上げていきます!

平昌オリンピックは、
韓国・南東部の平昌で開かれる 冬のオリンピック。
2018年2月9日から25日まで、
スキーをはじめ、スケート、カーリングなど、
7競技102種目が行われます。

今日は、注目競技の一つ、
フィギュアスケートをピックアップしました!

オリエンタルラジオの中田敦彦本部長代理と
浜崎秘書がいるスタジオには、
スポーツコメンテーター、フィギュアスケート解説の
第一人者として活躍されている
八木沼純子さんをお迎えしました!!


平昌オリンピックでのフィギュアスケートは、
いま日本代表を決める選考の真っただ中です。
八木沼さん
「(代表争いは)非常に緊迫している。女子は7人で
 (代表の)2枠争う」、
「男子の3枠目は誰にでもチャンスがある」

そして、選手の演技曲の話にも。
八木沼さん
「曲から入ってファンになってくださる人も多い。
 クラシックだけでなく、ジャズとかロックとか、
 ラテンとか、いろいろな曲を使うことも」

中田本部長代理
「選曲スゴイなという選手と、よくわからない選手がいる???」
八木沼さん
「あんまり大きな声では言えないけど実はいるんです」
中田本部長代理・浜崎秘書「えー(笑)」
八木沼さん
「その曲でこういう振り付けなんだとか!? 斬新とか。
 意外とその選手のカラーを出していたりとか。
 そういう目線で見ても面白いです!」


フィギュアの日本代表は、
今月21日からの全日本選手権を経て最終的に決まりますが、
まずは、明日7日から名古屋で開かれる
グランプリファイナルに注目です!!
  • 20:00

あのスターもリオに到着!

開幕が近づく中、選手や関係者が続々とリオ入り。
陸上界のスターの一人、ジャマイカのウサイン・ボルト選手も
リオに到着しました。
陸上男子100メートル、200メートルの世界記録保持者で、
リオではこの種目で3連覇を狙うスターが姿を現すと、
ファンからは大きな歓声が上がり、
到着ロビーは一時騒然となったそうです。

一方で、日本のホッケー女子とセーリングの選手は、
乗ろうとしていた飛行機が飛ばないという事態になり、
急きょ別便を手配したというバタバタも。


さて、多くの選手が
オリンピックは「独特の雰囲気がある」と口にします。
初めて出場する選手は、すでに何回も出ている先輩選手に
どんな雰囲気なのか、聞くことが多いようです。

そこで、
オリンピックに何回も出場した経験をもつリオ代表選手に、
初出場の後輩にはどういったアドバイスを贈っているか、
聞いてみました!
競泳の入江陵介選手、バレーの木村沙織選手、
ウェイトリフティングの三宅宏実選手です。

「≪入江選手≫
  そうですね、やはり今回競泳に関しては中学3年生が一番下で、
  若い世代がすごく多いんですけども、
  すごく見ていて楽しそうだなと思うんですけども、
  やっぱりオリンピックが終わった後にやっぱり自分自身の結果、
  いい結果が出ないと、
  なかなか心から楽しかったといえないと思うので、
  しっかりと自分の結果を出すことに
  集中してもらえればいいかなと思っています。

 ≪木村選手≫
  オリンピックは特別な舞台だと思うんですけれども、
  特別な大会と思わずにホントにいつも通り
  のびのびとやってほしいなと思います。

 ≪三宅選手≫
  オリンピックはホントに特別な、
  なんか想いであったり、雰囲気も全然違うので、
  その雰囲気をちょっと楽しみつつ、
  でも、しっかりいいパフォーマンスが、
  最高のパフォーマンスが出るように
  みんなでがんばりたいなと思います」


また、この3人は、
入江選手は「自分の持てる力を100%出すだけ」、
木村選手は「前回のオリピックよりもいい色のメダルをとりたい」、
三宅選手は「本番に最高のピークを持って行きたい」
と決意を示してくれましたよ!


現地・リオでの取材の際は、
それぞれの選手が本番に向けて
どうコンディションを調整していったのかにも
着目したいと思います!!


■鈴木晶久
  • 19:40

露のリオ五輪締め出しは見送り

IOC=国際オリンピック委員会は、
このほど、緊急の会議を開き、
国ぐるみのドーピング問題が発覚したロシアについて、
リオオリンピックから全面的に締め出す処分を
見送ることを決めました。

そして、出場できるかどうかは、
それぞれの国際競技連盟に判断を任せるとしました。
陸上は原則として参加認めないものの、
すべての競技で参加できない最悪の事態は免れたかたちです。

ただ、アメリカの反ドーピング機関のトップは
「IOCは指導力を発揮することを避けた」と批判するなど、
今回の判断には各国から批判。

IOCの今回の判断について、
ブラジル・サンパウロで調整している体操の内村航平選手は、
「違反してない選手が出られないのは
 絶対におかしい。今回の決定になってよかった」
と歓迎のコメント。

内村選手は、このドーピング問題をめぐり、
「体操はほとんど関係ないと思っている。
 興奮剤でつり輪の技術が上がることはないですし、
 以前の講習会で体操のドーピングは
 全世界で1件しかなかったと言われたことがある」
とも話していました。

リオオリンピックは、
特にロシアのドーピング対策が注目される大会となります。


さて、開幕が間近になる中、7月24日には
選手村が正式にオープン!
リオ市の西部のバーラ地区にあり、31棟のマンションに
およそ3600戸の住宅が用意されています。

建物の壁には国旗をあしらったカラフルな飾り付けがされていて、
日本の選手たちが泊まる建物には日の丸も。

この選手村には、日本でまず入ったのは、カヌーチーム!!
矢沢一輝選手は、
「いよいよという感じ」と話していましたが、
その後、床が汚いらしく、「足の裏が汚れた」と言って、
さっそく床を雑巾がけしたそう…

選手村のマンションは、9月のパラリンピックのあとは
高級マンションとして分譲されるということです。


■鈴木晶久
  • 20:00

初戦は母の誕生日−卓球・石川佳純選手

今回は、山口県出身のリオオリンピック代表、
卓球女子の石川佳純選手をピックアップ!

石川選手のお父さんの公久さんは元卓球選手で、
山口市で広告代理店に勤務。
お母さんの久美さんも、元卓球選手で
国体にも出たことがあり、山口市ではジュニアに卓球を指導。
妹の梨良さんも大学生の卓球選手という卓球一家。

ある日、練習場への移動時間がもったいないと、
家に卓球台を置くことを決意。
1階は、2台の卓球台を置くために
柱のない40畳の卓球場になりました。

その環境で練習を積み、メキメキ強くなった石川選手は、
シングルス世界ランク4位。
日本の卓球界を引っ張る存在となりましたが、
その卓球人生はお母さんと二人三脚で
歩んできたものなんです。

石川選手が、お母さんに卓球を教えてといったのは
小学校1年生のとき。
そのとき、国体選手のお母さんは
「遊び半分やすぐ飽きてしまうなら、やめておきなさい」と返事。
それに石川選手は「必ず、やり続ける」と答え、
2人での日々の練習が始まったそう。

練習3カ月で山口県で2位になり、
国内の大会を制覇。
そして、ロンドンオリンピックにも出場し、
団体で銀メダルを獲得の大活躍!!

その石川選手、
先日、「ママの公式スポンサー」キャンペーンで
アンバサダーを務めているP&Gの壮行会に、
お母さんの久美さんと一緒に出席して、
リオにむけて、こう話してくれました!!

「今回はやっぱり4年前よりも団体戦では
 もっといい色のメダルがほしいですし、
 シングルスではメダルを取ったことがないので、
 金メダルを目指してがんばりたいと思っています。
 卓球、7歳で始めたんですけど、
 そのときからずっと母は隣で支えてくれてましたし、
 リオではやっぱりいいプレーをすることが
 母への恩返しになんじゃないかと思っています。
 また、8月7日から女子シングルスの初戦なんですけど、
 ちょうど母の誕生日なので、
 やっぱり初戦は必ず勝つんだという
 強い気持ちで戦いたいですし、
 リオでは攻め続けるプレーをできるように、
 最後の1本まであきらめずにがんばります」

一緒に頑張ってきたお母さんの誕生日に初戦とは
ドラマがうまれそうな予感。

リオでの卓球女子は、
石川選手と、福原愛選手、伊藤美誠選手の3名が出場します。
また、男子は水谷隼選手ら3名。
卓球のメダル獲得にも期待ですね!


■鈴木晶久
  • 19:30

日本の五輪初メダルは…

オリンピックでのテニス競技、
実は日本にとっては特別な競技といえるかも。
というのも、日本人が初めてオリンピックでとったのが
テニスなんです!!

 →1920年、第7回アントワープ大会のテニス男子シングルスで
  熊谷一弥選手、
  また、男子ダブルスで熊谷一弥・柏尾誠一郎選手のペアが
  それぞれ銀メダル!
  日本人選手として最初のオリンピックメダリストに!!
 
リオでのテニス競技は、男女のシングルスとダブルス、
それに混合ダブルスの5種目が行われます。

日本の男子では錦織圭選手が出場!
日本勢96年ぶりのメダル獲得に期待が高まります!
錦織選手は、リオに向けて
「オリンピックは気持ちの入り方が他の大会と違う。
 日本人としていいニュースを届けられるようにしたい」
と話していました。
テニスといえば、ウィンブルドンをはじめ
四大大会が盛り上がるイメージがある中、錦織選手は、
「四大大会とは違うモチベーションがある」、
「国を背負い、国がサポートしてくれ、その分重みがある」と
気持ちを明かしてくれました。

そして、女子は、2大会ぶりの出場となります!
しかも3人もリオへ!!
今年のウィンブルドン選手権でベスト16入りした、
世界ランキング36位の土居美咲選手も代表入り。
その土居選手は、初めてのオリンピックにむけての想いを
こう話していましたよ!

「去年からオリンピックを目指して、
 頭の片隅に置いてプレーしてきたのでホントに嬉しく思いますし、
 そしてオリンピックの舞台でも一つでも多く勝って、
 少しでもメダルに近づけるようにがんばりたいと思います。
 今回3人出るということで、そういう意味でも
 若手の選手も育ってきていると思いますし、
 日本女子テニス界もすごく活気も出てきて、
 競争意識も出てきていると思うので、
 そういう意味ではすごくいい状態にあると思います」

キュートな笑顔が印象的な土居選手のコメントからは、
女子テニス界のエースとして、
テニス界全体もしっかり見ているなと感じました。

また、土居選手は、
「4年に一度という張り詰めた緊張感を感じられると、
 今後の競技生活にも、何か違ったところが出ると
 思います」としたうえで、
リオでは、「水泳を見てみたい(所属先の仲間と一緒に)」とも。

リオでのテニス競技は、
日本時間の8月6日から予選が始まります!!


■鈴木晶久

  • 20:20
«Prev || 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |...| 22 | 23 | 24 || Next»