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トウキョウハナコマチ

アスファルトを剥がし時代を遡る
東京の過去を旅するタイムリープ・コーナー。

※こちらに掲載されている記事の内容については諸説あります。

蓮沼は、沼じゃない!


2018.11.21 (wed)

板橋区にある本蓮沼駅。駅を降りると国道がありますが、横道にはいればすぐに静かな住宅地が広がります。利便性がいいのに家賃相場は比較的お安めの、住みやすい場所。ファミリーや、一人暮らしの男女が多く暮らしているようです。

そんな本蓮沼、名前だけ聞くと「昔ここに沼があったのかな」と思いますよね。ですが地形図を見てみるとこの場所は台地の上。古地図を見ても、ここが沼だった形跡はありません。それなのになぜ、こんな名前が付けられたのでしょうか。

蓮沼の由来を辿ると、戦国時代までさかのぼります。実はこの名前が最初に付けられたのは現在の蓮沼辺りではなく、もっと北の荒川沿いの湿地帯。現在の坂下あたりが「蓮沼村」と呼ばれていました。当時、あまりにもこの辺りに洪水が多かったため、神社などを移転して現在の蓮沼あたりにお引越しすることに。引っ越しの際、名前も一緒に持ってきたようで今現在の場所が「蓮沼」になったのだそうです。もう一度地形図を見てみると、確かに旧蓮沼村はしっかりと沼地。名前だけそのまま、意味合い的には逆の場所に引っ越してきたのですね。

土地の名前を見れば、その場所の高さ低さ、安全性などを知ることが出来るとも言われています。ですが本蓮沼が台地であることを考えると、一概に名前だけで決めることはできないことが分かります。自分の住む場所の地名を、古地図と地形図を広げて勉強してみるのも面白いかもしれませんね。

明治の社交場 内幸町


2018.11.20 (tue)

千代田区と港区にまたがる内幸町駅。大型のオフィスビルがずらりと並び、まさに東京のど真ん中、といった場所。現在はビジネス街であるこの場所ですが、明治時代は社交場の中心として栄えました。

鹿鳴館、帝国ホテル、東京倶楽部。上流階級の社交場となったこうした建物の多くはこのエリアに建てられました。日比谷公園の前の日比谷通り、帝国ホテルの近くに、鹿鳴館跡のプレートがあります。あれだけ一世を風靡した鹿鳴館ですが、現在跡として残っているのはシンプルなこのプレートのみ。なんだか少し、寂しい感じもしますね。

社交場の中心として賑やかだった内幸町ですが、この街で生まれた有名な女流作家がいます.5000円札の顔でもある樋口一葉です樋口一葉というと本郷を思い浮かべる人も多いと思いますが、実は彼女は内幸町の生まれ。24年という短い人生のうちに、15回も引っ越しをしたそうです。引っ越しはすべて東京の中。本郷、麻布、御徒町、高輪、神保町……そして生まれは内幸町なのですから、根っからの東京っ子なんですね。千代田区立内幸町ホールの入口脇の植え込みには、樋口一葉の生誕地としての記念碑があります。建物跡や記念碑などをビルの立ち並ぶオフィス街で見つけるのもなかなかオツな街歩きかもしれませんよ 。

千石駅 歴史散歩


2018.11.19 (mon)

文京区・千石駅。緑豊かな公園がたくさんありとても住みやすい環境のこの街は江戸の風景を色濃く残した場所でもあります。今日は千石駅に降りたら行きたい歴史スポットをご紹介しましょう。

まず一つ目は、有名な六義園。ここは徳川五代将軍・徳川綱吉の側近、柳沢吉保が、下屋敷として作った大名庭園です。側近が自分用に作ったのですが、綱吉がこの庭園をいたく気に入り何度も訪れたのだそう。その回数は記録されているだけでも58回。将軍にどれほど愛されていたかが分かります。今の時期は美しい紅葉も楽しめるので、お散歩にはピッタリですね。

次にご紹介するのも緑あふれる場所、「千石緑地」。武家屋敷が集まっていた千石エリアですが、千石緑地はこのあたりに屋敷を構えていた一橋徳川家から寄付された土地です。寄付の条件は「可能な限り樹林を残すこと」。ここに来たら見ていただきたいのは、樹齢100年以上と言われるムクノキの巨木です。環境の悪化で数が減っているムクノキですが、ここでは都内有数の巨木を見ることができます。

最後に「食」の歴史スポット。千石駅から徒歩5分ほどの場所にあるお米屋さん「伊勢五」です。享保の時代に創業し店舗と蔵は国の登録有形文化財にも指定されているこのお店。先ほど出てきた六義園にも、お米を卸していたそうです。

三田線、千石駅。大名たちが暮らしたこの町は、江戸の人々の憧れの場所だったかもしれませんね。

江戸のペアルック


2018.11.15 (thu)

一緒のガラや同じデザインのものを恋人同士でつける、ペアルック。少し前の時代では照れくさい、恥ずかしいという人もいましたが、最近は堂々とペアルックするカップルも多くなった印象です。実は、江戸時代にも「ペアルック」はこっそり行われていました。

二人だけに分かるように、こっそりとお揃いのものを持つ。当時はそれを「揃いもの」と呼びました。揃いものにするのは、多くの場合女性はクシ。髪をといたり、カンザシのように刺したりするクシです。一方男性はいうと、印籠を揃いものとして持ちました。例えば、女性が紅葉柄のクシを持っていたとしたら、恋人の男性は同じ紅葉柄の印籠を。また、印籠の代わりに矢立と呼ばれる筆や硯を入れる筆記用具を揃いものとして持つこともあったそう。今でいう、ペンケースのようなものかもしれませんね。

現代のペアルックと違うのは、パッと見てすぐわかるわけではなく普段はしまっておく道具とお揃いにしている、という部分。持っているだけで相手と繋がっているような気持ちになる「揃いもの」。なんだかロマンチックですね。

東京都青梅市にある「櫛かんざし美術館」では江戸から昭和までの櫛やかんざし、そして印籠などのコレクションを4000点も見ることができます。中にはこの「揃いもの」もありますので、興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。

Schedule

11.19おせっかいジャパンについて行ってみた

11.20東京何年目?

11.21新レンタル時代

11.22彼氏が元気ないときの特効薬

Tracklist

2018.11.21

Apple MusicSpotify

15:05Good Old Future / スチャダラパーA

15:20All My Friends / LCD SoundsystemAS

15:33Energia / Sofi TukkerAS

15:37City Grrrl (Tepr Remix) / CSSA

16:01milk tea / 福山雅治(ショウタさん 32歳)AS

16:08東京ハチミツオーケストラ / チャットモンチー(タナベユウキさん 23歳 美容師)AS

16:13The Kettle / Colosseum(ケンイチロウさん 51歳 物流系)AS

16:19More Today Than Yesterday / Spiral Staircase (ターちゃんさん 飲食業 | スタジオ前リクエスト)

16:33Standing in the Middle of the Field / Cut CopyAS

16:39The Phantom Of The Opera / Sarah Brightman

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