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トウキョウハナコマチ

アスファルトを剥がし時代を遡る
東京の過去を旅するタイムリープ・コーナー。

※こちらに掲載されている記事の内容については諸説あります。

戊戌はどんな年?


2018.1.3 (wed)

新しい年になり、干支も酉から戌へとバトンタッチされましたね。そう、今年は戌年。正確に言うと、戊戌です。

「戊」は、勢い良く葉が茂る様子で、繁栄を表わす漢字です。逆に、戌年の「戌」という字は「終わり」を意味するもの。つまり戊戌は逆の意味が合わさった言葉となります。それでいて、両方とも五行でいうと「土」の属性。干支では2つの漢字が同じ属性になる年を「比和」と呼び、「勢いが増す」と言われています。何かが終わり、何かが勢いよく繁栄する、変化の年になるかもしれません。

60年前、1958年の戊戌は何が起きていたのでしょうか。まず一つは、東京タワーの完成。この年はラジオの普及率が82%となり、過去最高を記録しています。そして「岩戸景気」と呼ばれる好景気に入った年でもあります。そして当時の皇太子さまと美智子さまのご婚約が発表されたのもこの年でした。確かに変化の年と言えるかもしれませんね。

犬は安産の象徴でもあるので、妊娠を望むご夫婦にとっては縁起のいい一年になりそうです。安産といえば日本橋の水天宮ですが、戌年の初詣ではやはりたくさんの人がお参りにやってきます。また、青梅市にある武蔵御嶽神社も犬に縁の深い神社。魔除けの神「大口真神」はオオカミの姿をしていて別名「おいぬさま」と呼ばれているそうです。

1年の始まり。干支を意識しながら、良い年になるよう祈願をするのもいいかもしれませんね。