16:10

東京ローカルニュース

毎月東京23区のうちひとつの区を取り上げながら
東京の現在・未来について考えていくコーナー

品川区

濱野 健(品川区長)インタビュー


2017.10.26 (thu)

毎月東京23区のうちひとつの区に注目し、区長などその区の中心人物に堀内貴之が取材しながら、東京の現在・未来について考えていきます。
10月の東京ローカルニュースは品川区!濱野 健(品川区長)へのインタビューは、「教育」「商店街」「今後注目の街」について伺いました。

 

品川区が取り組んでいる教育とは?

制度として取り組んでいる教育。行政が教育内容に関わる事は出来ないので、学校の割り方、制度の仕組みについては行政が関わる事が出来るし、積極的に関わるべきだと思ってます。
「保幼小」保育所、幼稚園、小学校この3つが連続して子供たちを迎えて教育して行く、そういう仕組みを作って来ました。小中一貫教育も「保幼小中一貫教育」と言って良いんじゃないかと思いますね。
それから、教育の面で言うと「学校選択の自由」も入れて来ました。これは「行くべき選択の自由」にするもので普通だと学区制が決まっていてこの小学校出たらこの中学校って決まってるんだけど、そうじゃなくて「自分はあっちの学校行きたい」、「あそこの中学校、野球が強いからそこ行って部活頑張りたい!」とか、学校を選ぶ自由ってものを品川区ではやって来ました。

それによって学校の人気の偏りは出ませんか?

実際、議会でも心配の声はありました。勿論、学校の特色を出す訳ですから、特色はより鮮明になるのは、確かだと思います。だけど、学校に大きな格差が出る事は無かったですね。

 

濱野区長に子育てについての街の声を聞いていただきました。

ナカタさん/40代/主婦/五反田/女性
(教育面とかはどうですか?)
ん~やはり待機児童ですね!! 特にこの辺のエリアは品川区の中でも厳しいみたいで…。 本当は今年4月に入れたら良かったんですけど、 入れなかったんで来年に向けて保活を始めています。 抽選だったりとか、それぞれの保育園でも違い、 3ケタの待機児童が居ると言われています。
(区長にお願いってありますか?)
やはり待機児童です!! 品川区の中でもエリアによって差が出ているので もっと細かく知りたいです!! 結果だけでなく過程も知りたいです!!

 

品川の保育は昭和40年代から、凄く先進的な取り組みをしていて、 保育士さんも熱心に仕事をする、そういう伝統が今でもあります。 そういう意味でも「品川の保育園に入れたい!」お母さんが沢山居られて 他の区から引越しをして、自分の子供を品川の保育園に入れたい方が結構いらっしゃる。 そうしますと、保育園を作っても、それを上回る入園希望者が増えるので 中々追いつかなですね。ですから待機児童は2桁いらっしゃいます。 それをなんとか減らしたいのは私の願いでもありますし、努力をしている所です。

品川が子育てしやすいのはどうして?

まずは交通の便が良い。 駅の多さ、遠くに行く時の羽田空港、リニアの新幹線の始発駅。 交通の便が良いが良いので品川区に(引っ越して)来る方も多いですよ。 そんな方々は活発的なので、共働きになってしまし、 お子さんを保育園に入れる家庭環境になるので、 ありがたい事ではあるが、行政としては大変な事も。 〜パートのお母さんの為の制度について〜 そんなにガムシャラに働くつもりは無いけれど、社会参加という意味で、 少しは働いていたい、家計の助けになりたい。という事で短時間で仕事をして、 短時間に子供を預かって欲しいという希望が多いですよ! これは必要な制度だと思うので、これからも一生懸命対応して行きたいと思っています。

 

 

 

商店街をこれからどうして行ったら良いのか?

実は最近、区内の商店街の会長さんに集まってもらって これから商店街をどうして行くか?を話し合いをしたんですね。 やっぱり皆さん、苦悩してますよ。 後継者の問題、空き店舗が出来た時の対応の仕方。 「空き店舗が出来たから、何でも入って来て良いよ!」って本当は 言いたいんだけど、既存の商店からすると今までの商店街の雰囲気を 壊す様なお店には入って来て欲しく無いな。って思いもあるし、 でも営業の自由もあるし….そんなジレンマに悩む商店街が結構多いですね。 行政として何が出来るか考えなきゃいけないし、 考えて行きたいですね。

 

武蔵小山にお住まいの方の声も聞いていただきました。

オマツさん/61歳/武蔵小山/女性
(武蔵小山に住まわれてどのくらいですか?)
生まれた時からなので60年以上住んでます 駅前に高層ビルが建つとか、高層ビルが出来るとか、考えられなかったので(笑) どんどん地価があがってて、私の子どもも違うところに住んでいて、 ここに戻ってきたいんですが、手が届かないことになっていて(笑) そういう傾向にありますね。 (これからの武蔵小山に期待することは?) ここは、目黒の境目だと思うので、公共施設が足りないなと思います。 例えば図書館です。ここには、ないんですよ。 ここのターゲットは、小さなお子さんがいらっしゃるファミリー世代だと思うので、 子どもが遊べるような街にしてほしいです。
(商店街に期待することは?)
駅前の利用法とか考えられないかなと思います。 駅前の広場を利用してうまいことできないのかな。 週末にフリーマーケットとか出来ないのかなと思います。 (駅の周りも新しくなってきていますが、その辺りは) 駅の電車の混み方が半端じゃなくて。。 今後、人が増えたらどうやって朝、電車に乗るのかなと心配してます。

 

武蔵小山は品川の端の方なんですけど、 お話の通り、人がどんどん増えているので、 それで駅前の広くは無いので上手く整理して、 もう少し大きな広場が出来ると良いんですけどね、 努力をして行きたいと思いますね。 東急の社長さんとも会う機会あるので今の声を伝えらたら良いかなと思っています。

 

品川区(これからの変化)

特にこれからね、「勝島」って地域。 工場だとか、倉庫が多い地域なんですが、 これから、そこがマンションに変わって行くと思うんですけどね。 そうすると起きて来るのが「待機児童問題」それをどうやって、 回避して行くかが品川区行政の新しい課題になって行くと思いますね。 今は工場だとか、倉庫が空っぽの状態の所が多いだけどね、 持ち主としてはもったいないからマンションに建て替えようという機運が高まってます。 〜鮫洲の辺りのイメージも変わって来てませんか?〜 そうですね、新しい会社も移って来て、 それに伴って住人も入って来ているのでイメージが変わって来ていると思いますね。

 

品川区(注目の街)

1つは先ほども申し上げた「勝島」 これからの品川区の有力なポイントになると思います。 それから商業という意味でいうと商店街をどうやって活性化して行くか? 武蔵小山なんかもそうですけど、もうちょっと活力ある所に変えられると思うんです。 これから再開発もあるので、ただ高いビルが出来れば良い訳じゃなくて、 横の商店街が歩いて楽しい商店街になって、その道のりで人々が元気になる様なね、 そんな商店街になる様に行政として、考えて行きたいと思っています。

住みやすい街だと思っています

一言で言えば、品川区は「庶民の街」ですよね。

そこが良さですよね?〜

そうですね(笑)

 

 

 

♫ この記事を聴くにはこちらから