ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー! EVERY SUNDAY 16:00-16:55

パーソナリティ ももいろクローバーZ ハピクロ・ナビゲーター 清野茂樹

今週のハピクロ

2019.06.16
NONA REEVES・西寺郷太さん「マイケルの名曲と伝説的エピソード」
ハピクロは好奇心を刺激する“知識”と、日曜夕方を彩る“音楽”をあわせ持った家族で楽しめる『知識+音楽のハイブリッドプログラム』!
より、音楽が色濃くなって、家族でドライブに行きたくなるような1時間をお届けいたします。

今週のゲストは、NONA REEVES・西寺郷太さんです。
西寺郷太さんは、バンド「NONA REEVES」のボーカルであり、作詞・作曲家、音楽プロデューサーとしても活躍される一方、マイケルに関する著書を執筆したり、マイケル関連のイベントに出演するなど、ご活躍されていらっしゃいます。
そんな西寺郷太さんに、マイケル・ジャクソンの楽曲、伝説的エピソードについて伺いました。


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マイケルとの出会い

西寺さんは、マイケル・ジャクソンの日本盤CDのライナーノーツを書かれていたり、ジャクソン家とも親交があるそうなんです!
西寺さんがマイケルを好きになったのが1983年の初夏、ムーンウォークで有名な「ビリー・ジーン」のビデオを見たことがきっかけだったそうなんです。

かなこ:西寺さんから見て、マイケルのすごさって何ですか? うちらは漠然と“すごい人”っていうイメージなんですけど。

西寺:ももクロのみなさんも大きな会場でライブをして、エンターテイメントで感動させているわけじゃないですか?
たぶん、皆さんのスタッフがマイケルのライブの構成とか演出を研究している方もいると思いますよ。

しおりん:昔のライブなんですけど、映画「THIS IS IT」をパロディにした映像を作ってライブで流したことがありますね(笑)。

かなこ:マイケルがずっと立ったままの……。

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西寺:「ライヴ・イン・ブカレスト」のじっとして登場する演出ですよね。
たぶん、振付の先生とかは研究していると思いますよ。

清野:西寺さんご自身はマイケルの影響を受けているんですか?

西寺:話すとみんなびっくりする人もいるんですけど、マイケルは作詞・作曲も沢山しているんですよ。
マイケルの曲作りは、特にドラムとベースによって作られているということが分かって、マイケルの曲ってベースラインがすごく印象的な曲が多いんですよね。
「バッド」なんかは、ベースとドラムだけで出来ているような曲なので、「スムース・クリミナル」とかはマイケルの曲の基本なので。
そういう音楽好きだなと思ったのは、自分の作曲にも活かしているかもしれないですね。

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マイケルの名曲と伝説的エピソード

「バッド」
1982年にリリースされたアルバム『スリラー』は、世界で一番売れてギネスブックに掲載されました。
世界的スーパースターになったマイケルが、その5年後にリリースしたアルバムが『バッド』です。
日本に、チンパンジーのバブルス君を連れてきたりと大旋風を起こした楽曲です。


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しおりん:私たちが生まれるより前なのに、聴いたことがあるってすごいですよね。

清野:この曲はどんなエピソードがあるんですか?

西寺:マイケル・ジャクソンの同じ学年、1958年生まれのライバルにプリンスという人がいまして。
その人と「バッド」で、共演しようとしていたそうなんです。どちらも大スターだったんですけど、“どっちがかっこいいか?”というのを競うビデオを考えていたんですね。

かなこ:うんうん。

西寺:結局、うまく話がつかなくて「バッド」はマイケルが1人で歌ったというのは、よく知られてるとはいえエピソードですね。

しおりん:そのコラボレーションは実現しなかったんですか?

西寺:実現しなかったんですけど、僕はプリンスも好きなんですけど。一説には一緒にレコーディングしたという説もあるんですよ。
プリンスも亡くなってしまったので、もしかしたらどこかで発掘されるかもしれないですね。
当時のエンジニアは「録った」と言っていて、本当か嘘か分からないですけど残っていたらみんなすごく楽しみでしょうね。

しおりん:もはや都市伝説のレベルですよね。

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西寺:2人はライバルなんですけど、音楽ファンとして仲良かった部分があって。
お互い大富豪だったので、昔の自分の好きなアーティストの楽曲の権利とかを買っていたんですよね。スライ・アンド・ザ・ファミリーストーンっていう、彼らの先輩にあたるような人のライブビデオとか、マイケルが持っていたらプリンスに送ってあげたりとか。
プリンスのところに遊びに行って、一緒に卓球とかバスケットボールをしたり、遊んでいたという話もあるんです。
仲が悪かったわけじゃないんですけど、「バッド」では共演できなかったんですね。

かなこ:“もしかしたら……”っていう、夢がありますね。

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「今夜はビート・イット」

西寺:この曲はどうですか?

しおりん:すごいテンション上がってます! 当時、事務所にいた若い女の子たちみんなで、「今夜はビート・イット」で踊ったんですよ。

西寺:若いって、小学生とか中学生でしょ?

かなこ:そうですね、私たちは中学生でした。
人前で初めて踊った日の曲です(笑)確実にスタッフさんが好きなんでしょうね。

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西寺:僕はファンとして嬉しいです、ピックアップしてくれたスタッフの方に「ありがとう」と言いたいですね(笑)。

しおりん:マイケル・ジャクソンの中で、一番心に残っている曲かもしれないです。

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かなこ:嬉しいです、私たちもその時に引き戻されました(笑)。

清野:この曲には、どんなエピソードがありますか?

西寺:アルバム『スリラー』に入っている大ヒット曲なんですけど。
“ガンッ!”というスネアの音が、マイケルが「普通のドラムのサウンドでは無いものがほしい」と言って、ドラムのスティックを持って、部屋にあるいろいろなものを叩いていたんです。
すると、バスドラムを入れるプラスチックのケースをマイケルが叩いた時に「これだ!」と言って、その音をスネアの音にしたんです。いわゆる楽器の音じゃないんですね。
そういった、常識にとらわれないところもマイケルのレコーディングの面白さだなと思います。

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AYAKA NATION 2019 in Yokohama Arena
【日程】2019年6月23日(日)
【会場】神奈川県・横浜アリーナ


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【公演日程】2019年8月17日(土) 〜 8月26日(月)
【会場】明治座
【主演】佐々木彩夏
【出演】ももいろクローバーZ(百田夏菜子、玉井詩織、高城れに)、松崎しげる 他


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