ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー! EVERY SUNDAY 16:00-16:55

パーソナリティ ももいろクローバーZ ハピクロ・ナビゲーター 清野茂樹

今週のハピクロ

2019.06.30
声優・鈴村健一さん「声、表現力がスゴイ名曲」
ハピクロは好奇心を刺激する“知識”と、日曜夕方を彩る“音楽”をあわせ持った家族で楽しめる『知識+音楽のハイブリッドプログラム』!
より、音楽が色濃くなって、家族でドライブに行きたくなるような1時間をお届けいたします。

今週のゲストは、声優の鈴村健一さんです。
鈴村健一さんは、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」シン・アスカ役、「銀魂」沖田総悟役、「おそ松さん」イヤミ役など、 声優として数々の人気アニメに出演されています。そして、この4月から、月曜〜金曜・朝6時からのワイド番組『ONE MORNING』の パーソナリティを担当していらっしゃいます。
そんな鈴村健一さんに、「声」「表現力」が素晴らしい名曲・3曲を紹介していただきました。


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「声のスペシャリスト」声優の鈴村健一さんに、“声、表現力がスゴイ名曲”を3曲選んでいただきました!

1曲目は、Mr.Childrenの「CENTER OF UNIVERSE」


鈴村:やっぱり、桜井さんの声がスゴイっていうのは間違いなくあって、しっとりと始まって上がっていくんですよね。
後半は早口言葉みたいな、すごい歌詞の羅列があったり、行ったり来たりするんですけど。
そのパワフルさとか全部詰まっている楽曲で、“声の使い方どうなってるのかな?”っていう楽曲なんですよ。

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かなこ:うんうん。

鈴村:歌詞の内容としても“自分らしいとは何か?”っていう、「CENTER OF UNIVERSE」なので、“自分こそ世界の中心でいいんだよ、自分らしくいて良い”ということを歌っているんです。
その肯定感とか、ちょっと皮肉めいて歌ってる感じとかが歌声にちゃんとのっているんですよね。
皮肉が強くて、ドキッとする歌詞だったりするんですけど、この声によって柔らかくなっていたりするんですよ。
エンターテイメントしてるっていうのは、すごいことだなと思いますね。

かなこ:人の声とか気になるんですか?

鈴村:普通の人よりは気になりますね。
「いい声ですね」とか「変わった声ですね」とか、普通の人の観点と違うところで見る時はあります。

れに:私たちの声はどうですか?

鈴村:2人ともね、すごく面白い声なんですよ。
高城さんはハスキーで、めちゃくちゃ良いラインの声で、声優の場合ってハスキーボイスが武器になるんですよ。奥にハスキーがあるというか。

かなこ:低音得意だもんね。

鈴村:倍音気味にハスキーが聴こえてくる感じがすごく良い感じの声ですね。

れに:自分じゃ気付かないから嬉しい! 新たな発見、ありがとうございます!

かなこ:今度、れにちゃんのハスキーな部分探しながら歌ってみよう(笑)。

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2曲目は、BEGINの「島人ぬ宝」

鈴村:曲が始まった瞬間に“沖縄行きたい!”ってなるんですよ、すごくないですか?
歌を聴いているだけで情景が浮かびますよね。

かなこ:一気に癒されるムードに入りますよね〜。

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鈴村:楽曲のメロディラインが沖縄のサウンドというのはあるんですけど、声がそれを感じさせるというか、沖縄の包容力とかを感じさせる。これはすごいことだと思います。

れに:うんうん!

鈴村:声優をやっていると、僕らって台本を渡されて台詞があって、そういうものを丁寧に通りながらシーンというものがあって、作品というバックボーンがあって、初めて泣いてもらえるんですよ。
いろんなことをやらないと泣かせられない、台詞ひとつで泣かせるのって役者としては至難の技なんですよ。
音楽って、イントロ聴いて、この声を聴くだけで一気に何かをイメージさせたり、泣かせたり、感動させたり、笑わせたりとか色んなことができる。
声の仕事をしてて、いつも“音楽には敵わないな”と思いながら仕事しています。

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かなこ:そうなんですね〜。

鈴村:自分が音楽活動を始めたのも、そういうことを知りたかったり、そういう渦中にいたいなと思ったからです。
声を聴くだけで沖縄が浮かぶとかって、すごいことだなって思います。

かなこ・れに:勉強になる〜〜〜!!

清野:普通に聴いていましたけど、これはすごく難しいことをやってるって事ですよね。

鈴村:音楽ってすごいんですよね。

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3曲目は、QUEENの「KillerQueen」

鈴村:この楽曲はすごいですよね、常識が無いというか外れちゃってる感じ。
歌手の方って、やっぱり歌手の歌い方っていうのがあって。僕も発声の勉強とかしますけど、音楽的に声を出すやり方っていうと、お芝居で使う声の出し方と違うんですよ。
“歌はこういう風に歌うと声が枯れない”とか、ピッチが安定するとかっていうものの支えがあるんですけど。
それをどうやって使い方をバラしながら、台詞に変えていくかっていうトレーニングをボイストレーニングでやるんですけど。
この歌を聴いていると、どこまでが歌手なのか、どこまでが演劇なのか分からなくなってくるんですよ。

かなこ:台詞なのか、歌なのか。

鈴村:時代を超えて改めて聴いて思います。声優っていう観点から見ても、こういうことをやろうと思ってること自体がすごいなと思います。しかも、あの時代にこれをやっていますから。
QUEENの映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見たら思いましたけど、“何が新しいか”とか、“何が今までと違うか”ということにチャレンジしてたと思うんですけど。こういうことを意図的にやっていたというのもすごいなと思うんですよね。

かなこ:曲の見る視点も全然違いますね。

れに:それを踏まえた上で、もう一回「ボヘミアン・ラプソディ」見てみたくなりましたよね。

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清野:やっぱり表現力というのは幅なんですよね。

鈴村:そうですね。いろんな幅があるので、“声優はこうやるべきだ”みたいなものが、もっと無くなっちゃえばいいなって僕は思いますね。
意外な声の人が出てきてもいいし、逆に「この一色しか出ません」っていう人が出てきてもいいし(笑)。
これから表現は広がっていく可能性があるので、“声優ってこうじゃないの?”っていうことを外れた時に、中にいる人間もそうだし、見てくれてる人も“これもありだね”って思ってもらえるような表現ができてくるような世界になってほしいですね。
若い子達に、そういうことを目標に頑張ってほしいなと思って伝えています。

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【会場】埼玉県・メットライフドーム

AYAKA NATION 2019 in Yokohama Arena
【日程】2019年6月23日(日)
【会場】神奈川県・横浜アリーナ


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【公演日程】2019年8月17日(土) 〜 8月26日(月)
【会場】明治座
【主演】佐々木彩夏
【出演】ももいろクローバーZ(百田夏菜子、玉井詩織、高城れに)、松崎しげる 他


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