ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー! EVERY SUNDAY 16:00-16:55

パーソナリティ ももいろクローバーZ ハピクロ・ナビゲーター 清野茂樹

今週のハピクロ

2020.03.22
ヤバイTシャツ屋さん「ヤバTの音楽的ルーツ」
ハピクロは好奇心を刺激する“知識”と、日曜夕方を彩る“音楽”をあわせ持った家族で楽しめる『知識+音楽のハイブリッドプログラム』!
より、音楽が色濃くなって、家族でドライブに行きたくなるような1時間をお届けいたします。

今週のゲストは、ヤバイTシャツ屋さんです。

「ヤバイTシャツ屋さん」は、
ギター・ボーカルこやまたくやさん、ベース・ボーカルしばたありぼぼさん、
ドラム・コーラスもりもりもとさんによる男女ツインボーカルのスリーピースバンド。
2016年11月にアルバム「We love Tank-top」でメジャーデビューを果たします。
王道のメロコアサウンドと秀逸なリリックがロックファンのハートをつかみ、
ワンマンライブはもちろん、各地の音楽フェスでも、人気を集めています。

そんなヤバイTシャツ屋さんに「楽曲作りの裏側」、「音楽的ルーツ」について伺いました。


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王道が苦手。ヤバTの音楽の作り方


こやま:今日、本当は僕一人で呼ばれていたんですけど、緊張するから二人を連れてきたんです。

かなこ:なんでですか!(笑)

もりもと:お休みだったんですけど、「不安やから来て」って言われて(笑)。

れに:最初に聞いておきたいことがあるんですけど、噂によりますと、ももクロを聴いてくださっていたという話を伺ったんですが……。

こやま:そうなんです。大好きで! だから緊張していて。ライブとかも行っていて、『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』の握手会とかも行ったんです。

かなこ:ええーーーっ!

しばた:あかんよ、同じブースおったら。

こやま:そう、同じブースいたらダメなんです。だから一番距離が離れてる席にしてもらいました(笑)。

かなこ:でも、今まで何度もすれ違ったり、ご挨拶したりしてましたよね。

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こやま:ああいう場でモノノフ感出されるの嫌かなって思って。

かなこ:そんなことないですよ~! だから今日は皆さんで来てくださったんですね。

れに:ありがとうございます!

かなこ:3人はどういうきっかけでバンドを組むことになったんですか?

こやま:ずっと「ヤバイTシャツ屋さん」っていうバンドを組みたいって思っていたんですけど、大学に友達がいなくて。1年経って後輩が入って来たので“後輩やったら言うこと聞いてくれるんちゃうかな。”って思って。

しばた:まんまと。

かなこ:どんな感じで声をかけられたんですか?

しばた:始めは、こやまさんがずっと「ヤバイTシャツ屋さんっていうバンドしたいな~」ってボヤいてて。別に誘ってくるわけでもなく。

かなこ:ちょっと面倒臭いやつだ(笑)。

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しばた:そしたらある日、声をかけられたので叶えてあげようって思って組みましたね。

れに:優しい!

もりもと:僕も同じなんですけど、こやまさんに呼ばれてスタジオに入って、「ヤバイTシャツ屋さんというバンドをやります」って言われたんです。
そのときに「『ネコ飼いたい』という曲を1曲目としてやる」って言われたんですけど、“こういう路線か、イヤだなぁ。”と思いましたね(笑)。

かなこ:どっちの路線が良かったんですか?

もりもと:僕が聴いていた音楽はもっと王道なロックで、ユーモアのある音楽はあまり聴いたことがなかったんですね。僕だけ出身が関西じゃないので、お笑いも疎いですし、恐らく「加入します」って言ってないんですよね。

こやま:もしかしたらまだメンバーじゃないかもしれない(笑)。

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れに:『ネコ飼いたい』という楽曲を筆頭にユニークな歌詞やMV、グッズが多いじゃないですか。どうやってアイディアを出しているんですか?

こやま:基本的に照れ屋なので、王道が苦手なんです。王道をやろうと思っても何か少し捻りたいというか、人と違うことをしたいんです。僕ら、大阪芸術大学を卒業しているんですけど、芸大生っぽい捻くれ方がずっと続いているっていう感じですね。

かなこ:まずは、こやまさんが案を出して作っていくんですか?

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しばた:そうですね。

かなこ:“この曲、何?”って思うような楽曲もあったりしました?

もりもと:人を傷つけるような言葉だったり、下ネタだったりするとダメって言うんですけど、こやまさんが昔ほど尖ってないんですよね。ちょっと守りに入っちゃってる時期とかもあって、逆に僕らが「もっと攻めていこうよ」って言ったりすることもありました。

こやま:レコーディングのときとかに「最近は小さい子とかも聴いてくれてるから、歌詞変えようかな?」って言うと、しばたが「昔のこやまさんだったら(尖った歌詞を)入れてたで」って言われたりしたこともあります。

れに:こやまさんも尖っていた時期があるんですね。

しばた:こやまさんは結構尖り散らしてましたね。

もりもと:だいぶ丸くなっちゃいました。

こやま:太ったしな。

しばた:外見も丸くなったな(笑)。

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影響を受けたアーティストの楽曲

清野:ここからは、ヤバTのみなさんに「影響を受けたアーティストの楽曲」をご紹介いただきます!
まずは、ギター・ボーカル こやまたくやさんからお願いします。

こやま:僕が影響を受けたアーティストの楽曲は、マキシマム ザ ホルモンの『ロック番狂わせ』です。
中学生のときにギターを始めたんですけど、その頃もバンドを一緒にやってくれる友達がいなかったので、ずっと一人でコピーをしていて、ホルモンの『ロック番狂わせ』も弾いていました。この曲は比較的初期の楽曲なんですけど、すごくシンプルでギターの練習に持ってこいな曲だったこともあって、 ずっと弾いていました。

かなこ:その後、ご本人にお会いしたりもされてますよね。

こやま:そうですね。対バンに誘ってもらったり。ももクロの皆さんもホルモンとは仲良しだと思うんですけど……。

れに:お世話になってますね!

かなこ:氣志團万博でみんな揃うんですよね。

こやま:ホルモンのステージにももクロさんが乱入しているの観てましたもん。

れに:舞台裏で突然決まったやつね(笑)。

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かなこ:「(ステージに)上がっていいよ」って言われて「いいんですか!?」って言ったら思っていた反応じゃなかったみたいで、「ええっ! そういう感じ? 嬉しい!」ってなってその場でコラボが決まったんですよ。

こやま:それを腕組んで観ながら「あのコラボの仕方、ももクロちゃんも大人になったなぁ」って言ってました。

しばた:ずっと言ってた(笑)。

もりもと:どの目線?(笑)

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清野:この曲はこやまさんにとっては原点というか、バンドを始めるときの初期衝動のような物が詰まっているんですね。

こやま:ホルモンもももクロさんもずっと好きで、好きって言い続けてたらお仕事を一緒にできるようになったりしたから、好きっていうのは大事だよっていうことを伝えていきたいですね。

かなこ:でも、全然目が合わないんだよね(笑)。

こやま:そうなんです。基本的に目が合わないんです。

もりもと:こっちばっか見んといて!(笑)

しばた:メンバーのことしか見ない。せっかくいてはんねんから!

れに:嬉しいね~!

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清野:続いて、ベース・ボーカル しばたありぼぼさんが影響を受けたアーティストの楽曲を教えてください。

しばた:私が影響を受けたアーティストの楽曲は、道重さゆみさんで『ラララのピピピ』です。
タイトルは『ラララのピピピ』なんですけど、サビは『ララララのピピピピ』って歌っていて、固定概念を覆してくるところとか。
現状に甘えていない歌詞もあって、それが道重さんっぽくて、“自分ももっと頑張らないと!”ってこの曲を聴くといつも思います。

れに:ありぼぼさんといえば、道重さゆみさんですもんね!

かなこ:道重さんにお会いしたことはあるんですか?

しばた:ヤバTのライブにサプライズで観に来ていただいたことがあって、そのときにお会いしましたね。

こやま:楽屋まで挨拶に来てくださって、2秒で泣いてましたからね。

もりもと:崩れ落ちてたね。

しばた:人って2秒で泣けるんやって思いました(笑)。

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清野:道重さんから影響を受けている部分はどういうところがありますか?

しばた:メンタリティの部分ですね。この曲の歌詞はつんく♂さんが書いているんですけど、つんく♂さんはしっかりメンバーのことを見ていましたし、道重さんの現状に甘えない部分を歌詞にしていたので、そういう部分は影響を受けてます。

かなこ:道重さんが歌うことによって、よりエネルギーが出ますね。

清野:最後に、ドラム もりもりもとさんが影響を受けたアーティストの楽曲は、どのアーティストの楽曲でしょうか?

もりもと:影響を受けたアーティストの楽曲は、Guns N' Rosesで「Welcome to the Jungle」です!
元々、海外のハードロックが好きで、この曲は「バッドボーイズロックンロール」っていうジャンルなんですけど、とにかくみんな不良なんです。自分とは真逆の性格の人たちに勇気をもらっているというか、自分にはできないことをしている人たちなんです。
ヤバTはどちらかというと不良とは真逆のバンドやと思っていて、でも自分の芯はこの楽曲にあると思っています。
ヤバイTシャツ屋さんのドラムとしての芯はこういう音楽だろうな、と思ってずっと髪を伸ばしています!

れに:それでなんだ!?

こやま:本来は邦楽ロックって言うジャンルのアンチやったわけですよ。だけど、ヤバイTシャツ屋さんっていうバンドを無理やり組まされて、ドラム叩いて。
自分の髪の毛の長さだけで自我を保っているんです(笑)。

かなこ:なるほど~!


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■神奈川公演
2020年6月1日(月) open 18:00 / start 19:00 / (21:30終演予定)<追加公演>
2020年6月2日(火) open 17:00 / start 18:00 / (20:30終演予定)<追加公演>
2020年6月25日(木) open 17:00 / start 18:00 / (20:30終演予定)<振替公演>
会場:神奈川県・カルッツかわさき

■大阪公演
2020年6月8日(月) open 18:00 / start 19:00 / (21:30終演予定)<追加公演>
2020年6月9日(火) open 17:30 / start 18:30 / (21:00終演予定)<振替公演>
会場:大阪府・南海浪切ホール 大ホール

■愛知公演
2020年6月10日(水) open 17:30 / start 18:30 / (21:00終演予定)<振替公演>
会場:愛知県・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール


「AYAKA NATION 2020」
【日程】2020年7月12日(日)
【会場】神奈川県・横浜アリーナ


「ももクロ 夏のバカ騒ぎ2020」
【日程】2020年8月1日(土)・8月2日(日)
【会場】埼玉県・メットライフドーム
【DAY1】2020年8月1日(土)
【DAY2】2020年8月2日(日)


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10月24日(土)愛知県西尾市「ももいろクローバーZ 一大事ツアー2020 ~いこまい西尾市~」
10月25日(日)静岡県裾野市「ももいろクローバーZ 一大事ツアー2020 ~おいでよ50周年 裾野市~」
10月31日(土)愛媛県今治市「ももいろクローバーZ 一大事ツアー2020 ~おいでや今治市~」
11月01日(日)岡山県津山市「ももいろクローバーZ 一大事ツアー2020 ~きんちゃい津山市~」
※開演時間・開催会場名は後日発表いたします。


ももクロ春の一大事2020 ~笑顔のチカラつなげるオモイ in 楢葉・広野・浪江 三町合同大会~」
【日程】2021年4月17日(土)・4月18日(日)
【会場】福島県 J-VILLAGE
【DAY1】2020年4月17日(土)
【DAY2】2020年4月18日(日)

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