開局記念日式典挨拶(代表取締役社長執行役員 唐島夏生)
開局56周年の記念日を迎えました。
当社の前身である東海大学超短波放送実験局=エフエム東海が開局したのが1958年ですので、そこから数えると68年目となります。
さて、4月の全社会議でご説明したように、当社は、企業ビジョンとして、「新しいラジオ文化の未来を創る」を定義しました。
そして、私たちの大好きなラジオがこの先も光り輝いていけるよう、「挑戦と革新」、「探求とアップデート」をしていこうと決めました。
また、一緒に働く仲間への「思いやり」と「相互信頼」が何より大切であることを確認し合いました。
さらに、放送局として何より「公正さ(フェアネス)」を全ての基本としなければなりません。これらを我々の価値観と決めました。日々の業務の中で常に心がけていきたいと思います。
こうした価値観を確認し合った矢先ですが、先週末にコーポレートサイトで発表したように、大切にすべき「公正さ」が発揮されず、リスナーや関係者の皆さんの信頼を裏切る問題が発生しました。
過去の当社主催イベントにおいて、実際の応募数を上回る数値を公表していました。
「集団浅慮」という言葉があります。英語では「Groupthink」と呼ばれ、「結束の強いグループが、まとまりを優先するあまり、間違った決定を下してしまう現象」です。
「集団浅慮」状態の中では、例えば、「自分たちの目的のために倫理的な問題を軽視する傾向」や「反対意見を言う人への同調圧力」などが強くなるといわれています。
こうした企業風土が背景にあり、さらに、ガバナンス上のチェック機能が働かなかったことが原因と思われます。代表者として大きな責任を感じています。
放送業界では、今年6月から、年1回の自社のガバナンス点検の公表が始まりますが、当社は第1回公表にこの事実を記載することになります。
新年度のスタートにあたり申し上げましたように、「業界の常識は世間の非常識」であることが多々あります。「ずっとこうして来た」とか、「先輩もやっていた」、「他社もやっているから」、などはもう通用しません。
ブランド価値が損なわれ、業績的にも大変厳しい状態が予想されています。始まったばかりの新年度は赤字決算の可能性もありますが、この1年は、業績よりも、再発防止と企業風土の刷新に取り組み、信頼回復に全精力を注ぎ込みたいと思います。
ここで『Blue Ocean』のパーソナリティ住吉美紀さんの言葉を紹介します。
昨年9月に出版された『五十歳の棚卸し』の中でこのように仰っています。
「コンビニ、電車、生ラジオ。私は年越しに関係なく社会にサービスを提供する“社会インフラ”になったのだ。」
前後の文章を踏まえ言い換えると、「月曜から金曜まで、大晦日も元日も決まった時間に放送するラジオ番組は、“社会インフラ”だ」というのです。
そう、私たちは社会インフラです。
社会インフラに一番必要なのは「信頼」です。
56周年の開局記念日にあたり、住吉さんの力強い言葉を共有します。
最後になりますが、エフエム東海を立ち上げた先人の方々を含む諸先輩方、支えてくださったスポンサー・広告会社の皆様、出演者や制作会社、グループ会社、JFN加盟各社の皆様、そして何より、TFMや番組をいつも聴いてくださっているリスナーの皆様に、心より感謝申し上げます。
皆さんの信頼を損なわないよう、60周年に向け再出発することを誓います。
当社の前身である東海大学超短波放送実験局=エフエム東海が開局したのが1958年ですので、そこから数えると68年目となります。
さて、4月の全社会議でご説明したように、当社は、企業ビジョンとして、「新しいラジオ文化の未来を創る」を定義しました。
そして、私たちの大好きなラジオがこの先も光り輝いていけるよう、「挑戦と革新」、「探求とアップデート」をしていこうと決めました。
また、一緒に働く仲間への「思いやり」と「相互信頼」が何より大切であることを確認し合いました。
さらに、放送局として何より「公正さ(フェアネス)」を全ての基本としなければなりません。これらを我々の価値観と決めました。日々の業務の中で常に心がけていきたいと思います。
こうした価値観を確認し合った矢先ですが、先週末にコーポレートサイトで発表したように、大切にすべき「公正さ」が発揮されず、リスナーや関係者の皆さんの信頼を裏切る問題が発生しました。
過去の当社主催イベントにおいて、実際の応募数を上回る数値を公表していました。
「集団浅慮」という言葉があります。英語では「Groupthink」と呼ばれ、「結束の強いグループが、まとまりを優先するあまり、間違った決定を下してしまう現象」です。
「集団浅慮」状態の中では、例えば、「自分たちの目的のために倫理的な問題を軽視する傾向」や「反対意見を言う人への同調圧力」などが強くなるといわれています。
こうした企業風土が背景にあり、さらに、ガバナンス上のチェック機能が働かなかったことが原因と思われます。代表者として大きな責任を感じています。
放送業界では、今年6月から、年1回の自社のガバナンス点検の公表が始まりますが、当社は第1回公表にこの事実を記載することになります。
新年度のスタートにあたり申し上げましたように、「業界の常識は世間の非常識」であることが多々あります。「ずっとこうして来た」とか、「先輩もやっていた」、「他社もやっているから」、などはもう通用しません。
ブランド価値が損なわれ、業績的にも大変厳しい状態が予想されています。始まったばかりの新年度は赤字決算の可能性もありますが、この1年は、業績よりも、再発防止と企業風土の刷新に取り組み、信頼回復に全精力を注ぎ込みたいと思います。
ここで『Blue Ocean』のパーソナリティ住吉美紀さんの言葉を紹介します。
昨年9月に出版された『五十歳の棚卸し』の中でこのように仰っています。
「コンビニ、電車、生ラジオ。私は年越しに関係なく社会にサービスを提供する“社会インフラ”になったのだ。」
前後の文章を踏まえ言い換えると、「月曜から金曜まで、大晦日も元日も決まった時間に放送するラジオ番組は、“社会インフラ”だ」というのです。
そう、私たちは社会インフラです。
社会インフラに一番必要なのは「信頼」です。
56周年の開局記念日にあたり、住吉さんの力強い言葉を共有します。
最後になりますが、エフエム東海を立ち上げた先人の方々を含む諸先輩方、支えてくださったスポンサー・広告会社の皆様、出演者や制作会社、グループ会社、JFN加盟各社の皆様、そして何より、TFMや番組をいつも聴いてくださっているリスナーの皆様に、心より感謝申し上げます。
皆さんの信頼を損なわないよう、60周年に向け再出発することを誓います。
