オンエアレポート

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30
Wed

ゲストは・・・阪本順治監督と福井晴敏さん

今日は、現在公開中の映画「人類資金」から監督の阪本順治さんと原作者の福井晴敏さんをお迎えしました!

第二次世界大戦中に日本軍が貯めていた世界各国から集めた金銀財宝が、戦後、行方不明になってしまい、それを基にしたM資金詐欺というのが昭和30年〜40年代に流行しました。
その“M資金”というのが、日本軍が隠していた隠し財産で、今回の「人類資金」はこのM資金が実際に残っていたら、という設定で描かれているんですが、阪本監督は
「M資金が本当にあったのかどうか、僕らはあるとして作ってるんですけど、、、
観られる方々は「あるわけないよ」と思って見始めて、でも、途中で「あるかもしれないな」って思ってくれて、終わるころに「あったらいいな」っていうところまで導くことができればこの映画は正解、幸せかなと思って作ったんですけどね。
33年前、僕が美術の助手をやってる頃なんですけど、本屋さんで「M資金」という本を見つけて、将来監督になったら、これを題材に映画化してみたい、と思ったところから始まって、福井さんと「亡国のイージス」をご一緒して、飲みの席ですけど、この思いを話したら「知ってる」と。それで浴びせ倒したわけですよ。今、原作がないとなかなか映画化できないっていう事情も話して、無責任なオファーなんですけど、M資金を題材に、主演は佐藤浩市でお願いしますと。それしか言ってないんです。」とおっしゃっていました。そういうきっかけだったんですね〜。

今回、映画で描かれる“希望”のツールとして携帯電話、スマートフォンが鍵となっているんですが、原作者の福井さんから、
「インターネットで世界中の人と繋がれる、と言われて久しいわけですが、一方で、匿名でいろんな人と繋がっていても、隣の部屋に誰が住んでいるのかわからないみたいなことがあって、俺は正直IT関係って割と否定的な目で今まで見てきたんですけど、使いようを間違えなくやると、人類にとって革命的なものだなっていう気がしてきたんですね。もちろん、インフラの整備は必要なんだけど、今のスマホみたいな、ちっさいものを持つだけで、今までは世界の最果ての地でそこに人がいるっていうのすらわからなかったようなところに居る人達が、我々に声をかけることができる。その人達って言うのが人口の半分以上を占めてるわけですよね。そうすると、今、先進国の中にも天才と言われる人達がいますけど、同じ数の天才が向こうにいるわけなんです。今まで使われてなかった人類の一つの脳細胞の半分みたいなものがたったこれだけのことで活性化するかもしれないっていうとすごいなと。」というお話もしていただきました〜。

映画「人類資金」は絶賛上映中です!
全国の映画館でご覧になれますので、お近くの映画館でチェックしてみてくださいね。
ちなみに今日、水曜日はレディースデー!ということで、女性はお安く観られますよ!